落語研究会

代表:亀井

はじめに

今回インタビューしてきたのは京都大学落語研究会。 ルネの裏にあるボックスにお邪魔しました。スタッフを迎えてくれたのは部長の亀井さん、最近入ったばかりという部員さん、OBの方の3人。 途中もう一人OBさんが来たり。インタビューというより、会合というかんじでした。

活動内容について教えて下さい

「『春の京大寄席』『秋の京大寄席』が二大イベントで、その他はだいたい二か月に一回程度の寄席をやってます。あとはいろいろなところから落語をやってほしいとの依頼をうけるので、そういうところに行って落語をしています。」
”いろいろなところから”というのは、多くは老人ホームのようなところらしいが、 子育て中のお母さんだったりもするらしい。そんなときは家まで行って落語をしているそうだ。 かなり積極的な活動に驚きつつ、『kyoto-u.comも見習うべきかも』と少し反省した。kyoto-u.comのことはさておき、出向いて落語をする時は、呼ばれる場所によってお客さんの色も全然違うようで、それが苦労の一つでもあるようだ。そんな中、
「やっぱり人前でやるほうが勉強になるので。」
と言ってのけるところは、落語が好きだからこそなのだろうと感服した。

普段の練習はどんな感じですか?

「特に決まった曜日はありません。新入生向けの資料には形式上書きますが。 ここ(ボックス)で、集まった部員に落語を見せて、もっとこうしたらええんちゃうかってことを言ってもらったりします。ひとりで練習する人もいますし。みんな自由にやっています。」
自由に落語をするというのが落研のスタンスのようだ。個人プレーを受け入れる雰囲気をかんじた。
「落語は演出、脚本とかを全部ひとりでやるみたいなもんですから。」
なるほど。確かにそうかもしれない。

落語が普段の生活に生かされることは?

「年配の人と話すのが平気になりました。たぶん学生でこんなにお年寄りの顔を見てるひとはいないんじゃないかってくらい会いますからね(笑)」
それ以外にも、インタビューを通して『話のうまい人たちだな』という印象を持った。 話をしている本人が、ちゃんと話の流れをつかんでいる感じがしてとても話しやすかった。 『話のうまさ』というのも普段の生活に落語が生かされている証拠ではないだろうか。

つらいことは?

「プロの真似をしてるだけというか、プロのテープを聞いてする落語をやる必要がどこまであるのかということですね。」
真剣に落語に取り組むからこそ出てくることばだろう。 創作落語や、古典落語にオリジナリティをくわえたりと、ひとりひとりが工夫しているそうだ。 落語の明るいイメージとは一変する一面だった。

落語をするにあたって気をつけていることは?

「お客さんとのリズムですかね。それと、この言葉は使っちゃいけないとか、これは付け足したほうがいいとか。 お客さんによってぜんぜん違うので、その場で考えながら削ったりつけ足したりします。 あとは、なるべく独りよがりにならないようにすることですね。何とか喜んでもらおうというかんじです。」
その場その場でアドリブを加えているというのに驚いた。 場を読むというのは、話をする上でとても重要なことなのだろう。 落語というのはお客さんとの距離がものすごく近い舞台なのだと改めて感じた。

 

最後に

プロとの差異を意識し、”京都で落研が落語をする必要性はあるのか”と語ってくれた亀井さんだが、一個人の意見としては、落研があるからこそ落語が広く知られるきっかけがあるのだと思う。 プロの高座はやはり値段が高いし、行くほうとしても、敷居の高さを感じる。 落研の落語はそういった壁がない。『気軽に見に行ける』というのは観客としてとてもありがたい。 落語を生で見たことのない人に、世代を超えて見るきっかけを与えることができるいうのは、落研の特権と言ってもいいのではないだろうか。
「はまったらやっぱりすごく楽しいものなので、落語は。」
と亀井さん。 4月に行われる新歓寄席(2008年は4/16・4/25)、新入生だけでなく、他学年、一般の方などを対象にしているとのことなので、これを読んでくれた人は是非行ってみてください。 いけばあなたはリピーターになるかもしれない。もしかしたら、落語をやりたくなるのかも。。。
また京都大学落語研究会には「友の会」という会員制度があります。
詳しくは友の会のページへどうぞ。

ここに載せきれないほど楽しいお話がいっぱいありました。さすが噺家。 ありがとうございました。 文責:スタッフU

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