体育会男子ラクロス部

 体育会男子ラクロス部が、いま、圧倒的な強さを見せている。昨年は関西一部リーグで準優勝を果たし、今年は一位でリーグを終了、初の優勝を目指してプレーオフに臨む。
 その強さはどこから生まれるのか。そして男子ラクロス部はこれから何を目指していくのか。キャプテンの坂梨健太さんにお話をうかがった。

 そもそもラクロスはどんなスポーツなのかを尋ねると、「女子がやっているようなイメージですよね」という言葉が最初に返ってきた。
 だが、イメージと現実は往々にして異なる。ラクロスもしかりである。まず、男子ラクロスと女子ラクロスでルールがまったく違う。男子ラクロスでは、防具をつけ、クロスで叩き、タックルする。そんな激しいスポーツなのである。さらに、スピード感もある。ショットは120kmほど出るといい、一言でいえば「アイスホッケーを陸上でやるような感じ」だという。
 男子ラクロスに対するイメージが変わった人も多いのではないだろうか。

 つまるところ、日本でのラクロスの認知度は低いと言わざるを得ないのが現状である。ラクロスの本場アメリカでは競技人口は80万人、日本では2万人にすぎない。
 一方でこのような状況は、京大男子ラクロス部にとって、少なくとも「不利」ではない。競技人口の少なさは、それまでのキャリアの違いによってチームの強さが決定されにくいことを意味するからである。実際、男子ラクロス部員のほとんどが、大学生になってからラクロスを始めている。
 では何が強さを決定するのか。それは、日々の練習の積み重ねしかありえない。「みんなが一からのスタートだから、やればやるだけ差がつく」のである。

 男子ラクロス部は、日々の練習は「圧倒的な量と質」だと言われている。
 体育の授業があれば練習スペースがなくなるなど、私立大学に比べて恵まれていない部分もある中で、努力が、それをカバーする。練習は毎朝7時から10時半ごろまで続き、夕方にも行われる。
 活動で重要になるのは、基礎体力づくりやあくなき技術向上に加えて、外部からの支援に頼らず「自分たちで考えていく」ことだという。そのために幹部ミーティングには時間を割き、「負けを知らない」下級生たちに気持ちを伝えていく。

 そんな男子ラクロス部の課題は、やはり「多くの人に試合に見にきてもらうこと」である。徐々に周りからの関心は集まり始めているというが、まだまだである。そして、さらなる目標は「京大ならラクロスだ」と言われることである。
 どんな人に来てほしいのかを尋ねてみると、まず「ラクロスを好きになれる人」だという。「運動神経がない人でもなんとかなる」のだそうである。

 最後に、キャプテン個人の今後についてうかがったところ、「チームの勝利に貢献できればいい」、「今後もずっと京大ラクロス部に力を与えられるようにしたい」という答え。男子ラクロス部では、院生もコーチとして力を貸しているのである。
 「ラクロスが京大を引っ張っていく」。力強い言葉は、確かな自信に裏打ちされているように感じられた。

 男子ラクロス部がリーグ優勝をかけて関西学院大学と戦う試合は、11月23日に長居球技場にて行われる。

京都大学男子ラクロス部のウェブサイト

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