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2007年04月09日

教育や基礎学力の必要性で講演 京大で学力格差シンポ

 学力低下の問題を経済学から研究するプロジェクトの設立記念シンポジウム「現代日本の格差と教育」が9日、京都市左京区の京都大100周年時計台記念館で開催された。社会で活躍する人材育成のための教育や基礎学力の必要性について意見交換した。

 プロジェクトは、京大経済研究所に今月から開設された日本漢字能力検定協会(下京区)の寄付講座「教育経済学寄付研究部門」。シンポには約200人が参加し、「パラサイト・シングル」の言葉を生んだ山田昌弘東京学芸大教授や学力低下問題に取り組んできた京大経済研究所長の西村和雄教授らが講演した。

 山田教授は「家族格差が子どもの将来に与える影響」と題して話し、「1997、98年を境に、親の経済状況や教養レベルなどで格差が拡大し、勉強させるか放置するかの二極化が生じた」と指摘した。「社会が求める能力も学力や体力から創造力や想像力に変化し、学校教育では身につけさせるのは困難だ。親の経済状態の改善などが必要」と述べた。
 西村教授は、勉強が苦手な生徒が増えていることに対して、「一斉授業では、内容が分からない児童や生徒はずっと耐えないといけない」として、少人数クラスとともに、自学自習方式の重要性を強調した。

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2007年04月09日 08:04 更新 | トラックバック

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