2005年08月25日
京大・石垣カフェ、閉店 石垣撤去計画の撤回、目的果たす(京都大学EXPRESS)
京大の新名物となっていた石垣カフェが8月16日に、石垣撤去計画の撤回という役目を終え、送り火の消灯とともに姿を消した。
カフェの主催者的な立場にあった京大生は「石垣だけではなく、大学全体の在り方の問題」と振り返る。石垣撤去をはじめ「社会に開かれた大学」への再編には、「学生の意見が省かれている」と批判。小学生から80歳のお坊さんまでがカフェを訪れていたこと、常連客が多かったことにも触れ、「それが本当の社会に開かれた大学ではないか」と語った。
2005年08月09日
時速15キロの「歩み」 京大初の世界陸上出場 競歩の杉本さん(京都大学EXPRESS)
陸上部の杉本明洋さん(大学院2年)は時速15キロで「歩く」。8月6日からヘルシンキで行われる世界陸上選手権に出場する競歩選手だ。全学共通科目「運動科学」(小田伸午教授)の講義にもたびたび登場する。
京大生初の世界陸上出場の快挙に周囲も沸く。生協が7月中旬に「応援メニュー」を実施した。南瓜などの売り上げの1割が「世界陸上派遣資金」になった。尾池和夫総長から激励も受けた。しかし、周囲の盛り上がりにも「いつも通り、当たり前が一番。気負わない限りいい結果が出る」と気負いはない。
80人が所属する陸上部で競歩選手は今年までたった1人だった。「おもしろそうだったから」と競歩人生を歩んで6年。大学1年時に地区インカレ10キロに出場したが最下位だった。2年時にフォームを修正し、劇的に伸びた。03年には大会新記録でインカレ初優勝。その間も競歩選手はずっと1人のまま。部内に競争相手もいなかった。「一人は辛い。そんなに強い人間じゃない」。出場の期待のかかった昨年のアテネ五輪では落選。それでもマイペースに鴨川や哲学の道…。至る所を歩き続けた。その道が今、世界の大舞台に繋がった。
1年待って得た世界の舞台に「やっとという思いが強い」とワクワクを抑え切れない。一方で、「今回、一回限りではなく続けて出られるようにしたい。これがゴールじゃない」との思がある。
「どんな大会でも通過地点。競歩は何十年も続けていきたい」。この思いを胸に杉本さんは8月6日、ヘルシンキの地を歩む。
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