2007年04月26日
サルとともに歩んだ40年 京大霊長研、創立記念事業を多彩に
ニホンザルや類人猿などを多様な視点から研究し、世界的な業績を挙げてきた京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)が創立40周年を迎え、京都や東京で公開講座など多彩な記念事業を行う。京都での記念事業のうち、講演会・公開講座は6月1、2の両日、京都市左京区の京大百周年時計台記念館を会場に開かれる。
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2007年04月26日
研究用サル、のびのび 京大霊長類研の新飼育施設完成
研究用のニホンザルを自然状態に近い環境で飼育する「リサーチ・リソース・ステーション(RRS)」が、京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)に完成し27日、尾池和夫総長らが出席して完成式が行われる。広大な山林を使い、樹木を多く残したのが特徴で、サルの社会行動の研究などにも活用する。
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2007年04月25日
【RSA Conference】「攻撃手法の高度化は止まず」、京大の高倉助教授が生々しい攻撃実態を報告
4月25日から始まった情報セキュリティの専門イベント「RSA CONFERENCE JAPAN 2007」の専門セッションに登壇した京都大学の学術情報メディアセンターの高倉弘喜助教授が高度化が進む攻撃手法の実態を報告した。
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2007年04月24日
「物質になぜ重さある?」 高エネ研などが仕組み検証
高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)と京都大のチームは24日、「物質にはなぜ質量(重さ)があるのか」という問題に迫る理論の検証に成功した、と発表した。高エネ研のスーパーコンピューターを使った成果だ。
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2007年04月21日
『自動詞』の学習 総長、言葉贈る 京大入学式 新入生は3030人
京都大(京都市左京区)の入学式が6日、京大総合体育館であり、真新しいスーツ姿の新入生が晴れやかな表情で式典に臨んだ。尾池和夫総長は「京大の教育は学び習うという『自動詞』の学習を基本にしている。自由の学風の真の意味を考えて学んでほしい」と励ましの言葉を贈った。
今春の新入生は留学生や編入生を含めて3030人(女子715人)。式辞で尾池総長は「霊長類学や地震学は西欧から学問を輸入して根付かせるなかで、日本で独自に発展した。幅広い知識を身につけながら、さまざまな状況を自分で考えてほしい」と心構えを説いた。
保護者は別室でモニターを通して式の様子に見入った。会場の外にはクラブやサークルに所属する大勢の学生が集まり、早速、新入生を勧誘していた。
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2007年04月11日
京大と早大、共同開発した“古代”ビール販路拡大
京都大学は10日、早稲田大学と共同開発したビール「ホワイトナイル」(330ミリリットル瓶入り、450円)の販路を拡大すると発表した。今月中に東海旅客鉄道(JR東海)と西日本旅客鉄道(JR西日本)の主要駅構内の売店や東阪・京都の主要百貨店、両大学周辺の飲食店・酒販店などでも発売する。従来は両大学の構内などで限定販売していた。
製造・販売は黄桜(京都市)が手掛ける。ジェイアール京都伊勢丹で2日に先行発売、東京、大阪、京都の百貨店にも取り扱いを要請中という。8月出荷分からは原料に古代種小麦(エンマー小麦)を使用する。
ホワイトナイルは京大学術探検隊が1960年代にアフリカで採取し保管していたエチオピア原産のエンマー小麦を使い、古代エジプトのビール醸造を研究した吉村作治・早大客員教授が指導して試作。ただ、麦芽・小麦総量の20%に使うエンマー小麦の量産が間に合わず同系統の小麦で代用していたが、契約農場での栽培が進み、6月にも収穫が見込めるため切り替える。
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2007年04月10日
論文引用回数 国内ランクは東大、京大、阪大…
米国の学術情報会社トムソンコーポレーションは9日、引用される回数が多い論文を発表した日本の研究機関のランキングを発表した。
国内トップは東大で、世界の約3500機関の中では13位。2位は京大(世界30位)、3位は大阪大(同34位)で、東北大(同70位)、名古屋大(同99位)と続く。
分野別で日本の研究機関が世界の5位以内に入ったのは4分野。材料科学で東北大(世界3位)と茨城県つくば市の産業技術総合研究所(同5位)、化学で京大(同4位)と東大(同5位)、物理学で東大(同2位)、生物学・生化学で東大(同5位)が入った。
同社は、1996−2006年に発表された論文について引用回数を調査した。
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2007年04月09日
教育や基礎学力の必要性で講演 京大で学力格差シンポ
学力低下の問題を経済学から研究するプロジェクトの設立記念シンポジウム「現代日本の格差と教育」が9日、京都市左京区の京都大100周年時計台記念館で開催された。社会で活躍する人材育成のための教育や基礎学力の必要性について意見交換した。
プロジェクトは、京大経済研究所に今月から開設された日本漢字能力検定協会(下京区)の寄付講座「教育経済学寄付研究部門」。シンポには約200人が参加し、「パラサイト・シングル」の言葉を生んだ山田昌弘東京学芸大教授や学力低下問題に取り組んできた京大経済研究所長の西村和雄教授らが講演した。
山田教授は「家族格差が子どもの将来に与える影響」と題して話し、「1997、98年を境に、親の経済状況や教養レベルなどで格差が拡大し、勉強させるか放置するかの二極化が生じた」と指摘した。「社会が求める能力も学力や体力から創造力や想像力に変化し、学校教育では身につけさせるのは困難だ。親の経済状態の改善などが必要」と述べた。
西村教授は、勉強が苦手な生徒が増えていることに対して、「一斉授業では、内容が分からない児童や生徒はずっと耐えないといけない」として、少人数クラスとともに、自学自習方式の重要性を強調した。
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2007年04月03日
珍しい世界地図など80点紹介 京大総合博物館で4日から
江戸時代以降に出版された地図の歴史をたどる企画展「地図出版の400年 京都・日本・世界」が4日から、京都市左京区の京都大総合博物館で始まる。日本地図が出版されて今年で400年にあたり、珍しい世界地図や京都の都市図など約80点が紹介される。
博物館が3日、概要を発表した。中世に貴族向けの百科事典として作られた「拾芥抄(しゅうがいしょう)」慶長版(1607年)の大日本国図は出版された日本地図としては国内最古。日本列島が密教の法具「独鈷(とっこ)」の形に模され、冊子の挿絵になっている。
「坤輿(こんよ)万国全図」は1602年の世界地図で、中国にキリスト教を布教したイエズス会のイタリア人宣教師マテオ・リッチが刊行した。地名を漢字で表記しバチカンなど世界に4点しか現存してしないという。
ほかにも、出版された京都の都市図では最古の「都記(みやこのき)」(1626年ごろ)や1687年の初版以来100年にわたる大ベストセラーになった日本地図「日本海山潮陸図」(1691年)など珍しい地図が並ぶ。
会場ではパソコンで江戸、大正時代の京都の都市図を操作し、現在の地図とも比較できる。5月6日まで(午前9時半−午後4時半。月、火曜は休み)。有料。問い合わせは京大総合博物館TEL075(753)3272。
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