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京大公論

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京大公論

出版社 じゃあそれで堂

取締役 花島健吾

はじめに

京都大学が掲げる自由の学風。皆さんはこの「自由」を何に使っていますか? クラブに時間をかける人、遊びを追求する人、勉強に専念する人、と人それぞれでしょう。 ただ、高校生活に比べあまりに自由な大学生活。 自由に過ごしなさいと言われてもなかなか難しいものです。 2回生以上なら兎も角、新入生だと戸惑うことも多いでしょう。 そんな新入生のために「京大学生マニュアル」という本があるのをご存知ですか? この本では勉強やサークル選び、バイトなどについて丁寧に書かれています。 今回はご自分で出版社を立ち上げ、この「京大学生マニュアル」を出版している 京大OBの花島さんにお話を聞かせていただきました。

学生時代

・京大生だったころで一番印象に残っていることは?
「一番はやっぱり、『京都犬の会』っていうサークルを1回生の終わりに作ったことですね。 1回生の時は不真面目な学生というかサークルで上手くいかなかったり、授業もサボったりしてたんです。
で、ある日友人と『どうしたら明日授業に行く気になるか?』って話をして。 そこで、先生と同じ格好で授業受けたらおもしろいんじゃないかってなって、実行したんです。 すると、皆の注目を結構浴びたのでちょっといい気分になって。 それで思ったんです。
楽しく過ごすには楽しい環境にいるのも1つですけど、やっぱり自分から動かないとダメだって。
それで、京大にはいろいろ劇団とか落語研究会とかあるんですけど活動の場が外部だったりすることが多かったので 僕たちは京大の中を盛り上げようと思い『京都犬の会』を友人達と作ったんです。 総合エンターテイメント団体というかお笑い団体というかそういう趣旨のサークルなので、 ホントにいろんなことをしました。 この間もやってたみたいですが僕たちの時もルネにあるもの全品食べたり、真冬に構内でビーチバレーやってみたり。」

・サークルをやっていて良かったことは?
「やっぱり初めは誰も反応してくれなくて。何かやっていてもスルーされてばかりだったんですよ。 けど、段々話しかけられたりするようになったり、存在を知ってる人が増えていったのは凄い気分が良かったです。 NFの時も、たくさんイベントをさせてもらったので楽しかったですし、 年々反響が大きくなっていったのが何より嬉しかったです。
あとは、『イカ京コンテスト』っていうのをやったんですけどあれも印象深いイベントになりました。 名前が残るようなイベントになったので成功したかなって思ってます。」

・学生時代に点数をつけるとしたら?
「サークルは楽しかったですし、力を入れてやっていたので もしサークルだけで点数をつけるとしたら70点くらいでしょうか。 けど、勉強と恋愛はあんまりだったので総合で見ると30点くらいですかね。 いやぁ、テニサー入っておけば良かったって今でも思います。」

京大学生マニュアル

・何故作ろうと思ったんですか?
「さきほど言いましたけど、学生時代に点数をつけるとすると30点くらいなんですよ。 それくらいやり残したこととか、ああしておけば良かったなって思うことがあるんです。 多分、こんな風に思うのは僕だけじゃないとも思いますし、逆にやり残したことはないって思う人もいるでしょう。 それで、後悔してる人って同じようなミスをしてるんですよね。 それを伝えてあげるだけでも新入生にとっては大きいんじゃないかなって。 だから、学生時代上手く行った人や上手く行かなかった人の話を300人分くらい聞いてこの本を作りました。」

・本の反響は?
「テニサーのセレクションの部分とかは結構反響ありましたね。ホントにあるのか?とか。 あと、女性版の『京大学生マニュアル』作って欲しいって声もいただいてます。 女性版は面白そうなので是非やりたいなって思ってます。 他には就職活動版も作ってという声もいただいたりしています。」

今の自分

・今の自分は何点ですか?
「90〜95点くらいでしょうか。自分がやりたいと思えることをやれているので。 もともと本屋さんになりたいと思っていましたし。」

・自分で起業することに対して親に何か言われましたか?
「もともとは僕も京大を卒業してから会社に就職して働いてました。 けど、どうしても夢を諦め切れなくて。本屋やりたいなって思いが消えなくて。 起業することに対して普通の親なら多分心配するんだと思います。 だけど両親はむしろ賛同してくれて。 それで今は好きなようにやっています。 あまりに好きなことしようとしすぎて、周りに止められることもしばしばあります(笑)」

・目標は?
「目標というかポリシーというか、とにかく自分がやりたいことは全部やりたいと思ってます。 それでとりあえずいろいろやりたいことはあるんですが、子供の頃夢だったことだけは絶対やりたいと思ってます。 多くの人は子供の頃夢だったことをいつの間にか言わなくなる。 どっかで無理って思っちゃって諦めてしまう。 けど僕は怪我とかそういうのならまだしも、お金がないとか時間がないとか才能ないとか、 そういう自分で勝手に線引きして止めたくないんです。 だから、統一性がないですが映画、特撮、喫茶店、寿司屋の4つは実現したいです。 あまりに統一性がないのですごく苦労しそうですけど。」

・最後に京大生へ
「京都大学で過ごす時間はホントに貴重です。学風で掲げているようにいろんなことをする自由があります。 でも、この自由っていう言葉は勘違いしやすい言葉で。 例えば『何も勉強しなくていい自由』と取るのか、『何を勉強してもいい自由』と取るのかでは全然違います。 また、4年ってのは長いようでホントに短いです。 1日1日を大切にすごして欲しいと思います。 京大卒を誇りにするのではなく京大生だったことを誇れるような学生生活を送って欲しいと思います。」


じゃあそれで堂ではもちろん京大学生マニュアル以外の本も出版しています。 この秋にも新しい本を出版されるそうです。 興味のある方は じゃあそれで堂 のページへどうぞ。

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