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中原中也を語る


1. ヨーゼフ・K 2004/07/19(月) 20:05:48
子どものような顔、透明で美しい精神、
常に感じていた苦悩と悲しみ、その末に至った早過ぎる死。

彼は現世の荒波の中で生きていくにはあまりに純粋すぎ、透明すぎた。
そんな中原中也を語りましょう。

新潮文庫「中原中也詩集」なら500円なくても彼の美しい詩を感じることができます。
絶対買いなさい。

2. 久々の 2004/07/19(月) 20:09:17
まともなスレだな。
俺は読んだことないけど。

3. ゆあーんゆよーん 2004/07/19(月) 20:45:02
ゆやゆよん

4. 4 2004/07/19(月) 23:34:45
今から買いに行きます。マジです

5. まあ 2004/07/19(月) 23:55:52
青空文庫にあるわけだが・・・

確かに紙の本の方がずっといいけどね

6. ヨーゼフ・K 2004/07/19(月) 23:56:10
小林秀雄が中原中也について書いてある文章も読んでみるべきだ。
彼らの関係は非常に入り組んでおり、
それだけに小林の中原の詩に対する見方は奥が深い。

中原詩集の感想をお待ちしている。

7. いいですね 2004/07/20(火) 03:12:39
ベタだが、「サーカス」は心に残る

8. さーかす 2004/07/20(火) 03:15:21
サーカス

幾時代かがありまして
  茶色い戦争ありました

幾時代かがありまして
  冬は疾風吹きました

幾時代かがありまして
  今夜此処(ここ)での一(ひ)と殷盛(さか)り
    今夜此処での一と殷盛り

サーカス小屋は高い梁(はり)
  そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ

頭倒(さか)さに手を垂れて
  汚れ木綿の屋蓋(やね)のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

それの近くの白い灯が
  安値(やす)いリボンと息を吐き

観客様はみな鰯
  咽喉(のんど)が鳴ります牡蠣殻(かきがら)と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

屋外(やぐわい)は真ッ闇(くら) 闇(くら)の闇(くら)
夜は刧々(こふこふ)と更けまする
落下傘奴(らくかがさめ)のノスタルヂアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

9. 葉っぱ 2004/07/20(火) 03:40:27
上のサーカスっていう詩、本当に好きです。
中原中也の詩ってこれしか知らないんですけどね…

10. ヨーゼフ・K 2004/07/20(火) 04:00:00
一つのメルヘン

秋の夜は、はるかの彼方に、
小石ばかりの、河原があって、
それに陽は、さらさらと
さらさらと射しているのでありました。

陽といっても、まるで珪石か何かのようで、
非常な個体の粉末のようで、
さればこそ、さらさらと
かすかな音を立ててもいるのでした。

さて小石の上に、今しも一つの蝶がとまり、
淡い、それでいてくっきりとした
影を落としているのでした。

やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、
今迄流れてもいなかった川床に、水は
さらさらと、さらさらと流れているのでありました……

11. 2004/07/20(火) 04:18:29
ゆあーんゆよーんゆやゆよん

12. 2004/07/20(火) 09:32:32
海にゐるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にゐるのは、
あれは、浪ばかり。

13. 青空文庫のデータ使用 2004/07/20(火) 12:48:21
ダイソーに詩集が売ってます

14. ↑×4 2004/07/21(水) 00:32:24
何か、いいね・・・・
よくわからんけど。

15. 中也って 2004/07/29(木) 03:28:36
立命館中学(今の高校?)出身で京都に住んでたらしい。今でもその頃のアパートが残っている。

大学は早稲田に行きたかったが替え玉がバレたという逸話がある。大胆やね。(結局東京外国語大学へ進んだとのこと)

16. ヨーゼフと語らう会 2004/07/29(木) 04:50:58
師はここにもいらっしゃいましたか。

17. ヨーゼフ・K 2004/07/29(木) 11:59:43
http://www.chuyakan.jp/

18. 2004/07/29(木) 12:10:29
みました!
買いました!!

19. ↑↑ 2004/07/29(木) 16:11:45
誰か行った人いる?

20. 葉っぱ 2004/07/29(木) 22:42:29
青空文庫の中に中原中也の詩も載ってます。
http://www.aozora.gr.jp/

21. 6番 アリアス 2004/07/30(金) 04:14:43
駅が暗く、カエルがコロコロ鳴いてゐる街出身です。

22. ヨーゼフ・K 2004/07/30(金) 07:19:06
わが半生


私は随分苦労して来た。
それがどうした苦労であつたか、
語らうなぞとはつゆさへ思はぬ。
またその苦労が果して価値の
あつたものかなかつたものか、
そんなことなぞ考へてもみぬ。

とにかく私は苦労して来た。
苦労して来たことであつた!

そして、今、此処、机の前の、
自分を見出すばつかりだ。
じつと手を出し眺めるほどの
ことしか私は出来ないのだ。

外では今宵、木の葉がそよぐ。
はるかな気持の、春の宵だ。
そして私は、静かに死ぬる、
坐つたまんまで、死んでゆくのだ。

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