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京大生は本を読め 7冊目


2005/05/30(月) 17:05:06
本を推薦または批評してください。

趣味
どんな本を読んでいますか?
http://www.kyoto-u.com/channel/hobby/conf/conf.cgi?print+200107/01070013.txt
京大生は本を読め
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200112/01093005.html
京大生は本を読め!3冊目
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200112/01126018.html
京大生は本を読め!第4巻
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200205/02050004.html
京大生は本を読め 5冊目
http://kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200307/03070011.html
京大生は本を読め 6冊目
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200406/04060019.html

ラノトノベルが読みたい
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200501/05010027.html


雑談
この一冊 vol.2
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200306/03060058.html
推理小説〜読者への挑戦〜
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200305/03050076.html

2005/05/30(月) 18:58:23
紺碧の艦隊

3 2005/05/31(火) 01:30:50
それ漫画じゃん。

ところでお薦めするけどお薦めしない本
『ダ・ヴィンチ・コード』
ミステリ好き、美術好き、キリスト教好き、暗号学好き、エンターテイメント好き
にはお薦めしません。

でも普段本を読まない人がサクッと読むには最適です。
展開が速く、ハリウッド的要素もあります。


それなりのうんちくも得られます。

4 2005/05/31(火) 01:41:29
雑談
この一冊 vol.4
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200505/05050028.html
この一冊 vol.3
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200305/03050032.html
この一冊 vol.2
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200306/03060058.html
この一冊 vol.1
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200401/04010069.html

2005/05/31(火) 01:42:49
ディラック量子力学

紺碧の艦隊 2005/05/31(火) 01:44:24
漫画も出てるけど、元は小説ですだ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198921628/250-2818777-3146667

3 2005/05/31(火) 02:00:55
ごめんなさい。

ハラス 2005/06/03(金) 21:43:06
中野孝次読んでる人いない?「良寛の呼ぶこえ」とか「良寛に会う旅」とか。小生は、最近の世の中には、世俗を離れた飄然とした生き方をする人がいなくなったって思うよ。新潟の田舎町出雲崎に行ったことある人いる?今年合併で良寛町ができそうだったけど、オジャンになったって。

筑摩フェア最終日 2005/06/10(金) 18:32:22
行ってきます。

攻める人 2005/07/17(日) 22:22:10
リラックマという絵本を見てみたいんだけど、
ルネは在庫が無いみたい。何処かで見掛けませんか?

2005/07/17(日) 22:49:05
それどこだったかのコンビニにもあった。あとはきりん館とかはあるんじゃない?

2005/07/19(火) 02:50:54
山本文緒「ブラックティー」
この人の本すごく好きです。
短編なんでまずは立ち読みを・・・

攻める人 2005/07/19(火) 14:17:12
結局、ジュンク堂で見かけたのでその場で買いました。どうもでした。

2005/10/29(土) 02:40:42
重複スレage

関連スレ一覧 2005/10/29(土) 02:42:26
雑談
【名スレを】 この一冊 vol.4 【もう一度】
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200505/05050028.html
この一冊 vol.3
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200401/04010069.html
この一冊 vol.2
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200306/03060058.html
この一冊
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200305/03050032.html
推理小説〜読者への挑戦〜
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200305/03050076.html
@書評(小説)
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200508/05080037.html
趣味
どんな本を読んでいますか?
http://www.kyoto-u.com/channel/hobby/conf/conf.cgi?print+200107/01070013.txt
京大生は本を読め
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200112/01093005.html
京大生は本を読め!3冊目
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200112/01126018.html
京大生は本を読め!第4巻
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200205/02050004.html
京大生は本を読め 5冊目
http://kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200307/03070011.html
京大生は本を読め 6冊目
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200406/04060019.html
ラノトノベルが読みたい
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200501/05010027.html

なお、
どんな本を読んでいますか?
http://www.kyoto-u.com/channel/hobby/conf/conf.cgi?print+200107/01070013.txt
は閲覧不可

小川三四郎 2006/01/30(月) 20:48:24
>山本文緒「ブラックティー」
>この人の本すごく好きです。
>短編なんでまずは立ち読みを・・・
山本文緒は『プラナリア』よかったどー。
ブラックティーとやらも今度読んでみます。

ほいみん 2006/01/31(火) 09:42:23
綿の国星1巻を7ヶ月かけて読み終えました。(うち6ヶ月以上は放置ですが)
案外時間がかかるものです。古い漫画を読むと言うのも。

小川三四郎 2006/02/08(水) 20:03:51
そういや読書マラソンってやってる人いるの?

英雄Hiro。 2006/05/17(水) 23:48:00
鴨川ホルモー

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4916199820/503-7091408-3743134

今更ながら 2006/05/18(木) 02:41:28
司馬先生の「燃えよ剣」読みました。最高。土方の潔さに男泣き。


さて、「行殺☆新選組」でもやるか。

HD 2006/06/21(水) 05:30:22
絶版『死都ブリュージュ』ローデンバック
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/32/2/3257810.html

こっちなら買えるよ♪
http://park8.wakwak.com/~w22/706.htm

★主人公のしと=死都

童貞&浪人 2006/06/28(水) 18:56:51
ジュンパ ラヒリ 停電の夜に

童貞&浪人 2006/06/28(水) 18:58:36
ジュンパ・ラヒリ 停電の夜に 

HD 2006/06/28(水) 21:01:35
ああそれとりあえず原書も買ってみた<停電

アメリカって短編小説のメッカだよねw

社会のゴミ 2006/06/29(木) 17:53:31
漫画ならいくらでも推薦できる

火の鳥
風の谷のナウシカ(原作)
スカイハイ
ジョジョ

火の鳥は必読

3回生 2006/07/01(土) 14:09:42
優雅で感傷的な日本野球

無頼漢 2006/07/05(水) 15:09:55
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200607/06070008.html
最近ここで衒学趣味とアウトロー嗜好の混ざった嫌味な話し方をしてるぜ。でも、実を言うと俺はレイモンドチャンドラーも仏教書も読んだことなんて全然ねぇし、読書なんてロクにしてねぇんだ。文芸雑誌で読みかじった断片的な知識をつなぎ合わせてハッタリかましてるだけだぜ。
俺は文系学生としては読書量は最低の部類に入るかもしんねぇ。何せ、司馬遼太郎よりもナニワ金融道の方が何倍も好きだしな。
俺は思うんだけどさ、読書は知識見識の幅広さを養う反面、動物的勘を鈍らせる作用がある様に思えてなんねぇのよ。本ってぇのはページを順番にめくって読んで行くから、手順どおりにしか物事を運べねぇ退屈な人間を生産する装置みてぇにも見えるしな。第一、人生は必ずしも手順どおりにはいかねぇからな、例えば若乃花の相撲みてぇに臨機応変、自由自在に手も足も使って闘っていかねぇといけねぇわけよ。
本は本当に必要な本の必要なページだけを最低限の時間で読むようにしてぇもんだぜ。文化ももちろん大事だが、資本主義は金が敵の世の中だからさ。無教養とか京大の文系学生失格とかの非難は甘受する。所詮俺ははぐれ狼さ。

2006/07/05(水) 17:24:30
で?

無頼漢 2006/07/05(水) 18:38:21
ただそれだけだぜ。

脱落生 2006/07/20(木) 06:57:55
>さんかいせい
優雅で感傷的な日本野球、
ずっと探してたんだけど再販されてルネにあったね。
みんな高橋源ちゃんは好きかい?

2006/07/20(木) 07:26:53
ショスタコービッチ乙

hamiltonian 2006/07/22(土) 22:10:55
辻邦生の『夏の砦』が最高に面白かった。
日本人が書いた中でBESTかもしれないと本気で思った。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167409046/249-8169097-6125116?v=glance&n=465392&s=books

2006/07/22(土) 22:56:12
自分の感動したものは他人に薦めるけど
他人に薦められたのは読まないよね

き〜づいちゃった き〜づいちゃった わ〜いわい

2006/07/22(土) 23:35:29
誰かが同じようなことを言っていたな

ぷう 2006/07/24(月) 20:04:23
最近は時間の許す限り本を読みたいという衝動に駆られます。

しかし今まで本を全くと言っていいほど読んでいなかったので、どれがいい本なのかもわからない。

出来れば自分が尊敬できる友達のオススメの本がいいな、と思いいろいろ聞いたのですがそれもそろそろ読みつくしそうです。
そんなときにこのスレッドを発見しました。

>>hamiltonian
『夏の砦』とはどのような内容の本でしょうか?
そしてhamiltonianさんはどこら辺に感動を覚えたのでしょうか?(オススメとなり得た理由は何ですか?)
興味があるので教えていただけたらうれしいです。

2006/07/24(月) 21:26:57
星新一「ようこそ地球さん」(だったと思う)の「処刑」
星新一の作品の中で一番好き。

http://sunset.freespace.jp/aavideo/shortshort/100/170.htm

hamiltonian 2006/07/25(火) 10:29:03
>>ぷうさん

ご返信ありがとうございます。
『夏の砦』は、辻邦生の第2作目です。
染織工芸を学ぶために北欧の国へ留学した主人公、
支倉冬子(はせくらふゆこ)が、様々な苦悩を克服しつつ、
封印された過去の記憶(名家だった彼女の家がが没落したこと、など)を現在に蘇らせながら、
芸術および人生の意味に開眼されていくという、
非常に重厚な、それでいて非常に美しい作品です。

文章は、最初から最後まで一文の例外もなく、美しい表現に満ちています。
また、語彙が豊富で描写が的確なので、描き出される風景・心理などが、
本当に鮮やかに目の前に浮かび上がってくるようです。
私が最も感動したのは、主人公が人生の意味に目覚めていく過程における心理描写です。
最後の最後で、天の啓示を受けたかのように、
生きることの尊厳を悟る瞬間は、正に圧巻でした。

私も読書歴は長くないので、偉そうなことは言えませんが、
私が読んだ日本人の作品の中では、文句なしダントツのナンバー1です。
押し付けがましいとこを承知で言いますが、
「絶対に」読んだ方がいいと思います。
但し、かなり難解なので、覚悟を固めて読む必要があるかもしれません。

超マイナー本なので、ルネに行ってもたぶん売ってませんから、
上で私の貼ったURLから、amazonで買うのが手っ取り早いと思います。

ぷう 2006/07/25(火) 13:11:52
>>hamiltonianさん
丁寧な返答ありがとうございます。

>>主人公が人生の意味に目覚めていく過程
ですか。いいですね。
hamiltonianさんの書評をみて、自分でもなぜかわからないけど、
「この本は著者の全てをぶつけて書かれた本なんだろうな」
と思ってしまいました。
「生きること」がテーマに入っているからでしょうか?

とても興味を持ちましたので、今読んでる本(なぜか福翁自伝、笑)を読み終わったら読ませてもらいます。
かなり難解、ということですのでちょっとおびえておりますが・・・。

ご丁寧に紹介していただいたことを改めて感謝します。ありがとうございました。

3回生 2006/07/26(水) 05:26:40
>あ
「殉教」もいいよ。何に入ってたか忘れた。
ジョンレノン対火星人、やっぱり凄いなあ。

脱落生 2006/07/26(水) 14:19:05
>3回生
三回生氏はもしや法学部ですか?

3回生 2006/07/26(水) 16:36:03
>脱落生
え、ええまあ。もしや知り合いか。

新ほいみん 2006/07/26(水) 22:50:47
>『夏の砦』は、辻邦生の第2作目です。

仏文かぶれ…。まあいいけどね。

脱落生 2006/07/27(木) 02:05:16
うはwww
明日の経済統計学がんばりましょう。

3回生 2006/07/27(木) 06:12:17
ちょおまwww誰か分かったwwwww

2006/07/27(木) 17:23:04
a

せっかくだ 2006/07/30(日) 22:15:15
先輩の「鴨川ホルモー」でも読んでやれ

ラムダに歯 2006/07/31(月) 13:15:00
式の密室  (高田崇史)
ハローハリネズミ(弘兼憲史)
空の境界 (奈須きのこ)

はやみねかおるさんや那須正幹さんの作品も好きでしたね。

脱落生 2006/07/31(月) 21:45:42
鴨川ホルモーの評判が聞きたい。

同じく百万遍舞台の「太陽の塔」からは
あまり力を感じなかった。

新ほいみん 2006/07/31(月) 23:55:17
「ブルマの社会史」という本があるのだな(青弓社、2005)。
さすがに、ブルマ履く勇気は誰にもないだろうけど、
ブルセラというのは、ある時代を劃したのだ。あの頃は良かった。
今では、亀梨が堀北真希とやったとかそういうので、条例がどうのこうの
いう人がいるくらいなのだから。

ぷう 2006/08/06(日) 01:58:40
>>hamiltonianさん
やっとこさ夏の砦が入荷され、読み始めることが出来ました。
今まだ第一章です。なにやらどんどん難しくなってきました(泣)でもほんとに描写がきれいですね。様々な描写をしてるのにくどくない。すごいと思います。

取り急ぎ報告まで。

うんこ 2006/08/06(日) 15:13:14
ホルモー読んだよ。

2006/08/06(日) 16:26:59
伊坂 幸太郎 よかった。
まとめて読むことをおすすめ。

リラックマなら多分カナート洛北2階のキャラクター専門店においてるよ

2006/08/16(水) 09:38:36
朝の光が濃い影をつくっていた。影の先がいましがた降り立ったばかりの駅を囲う鉄柵にかかっていた。体と共に影が微かに動くのを見て、胸をつかれたように顔を上げた。鉄柵の脇に緑の葉を繁らせ白いつぼみをつけた木があった。その木は、夏の初めから盛りにかけて白い花を咲かせあたりに一帯を甘い香に染める夏ふようだった。

中上の枯れ木灘、地の果て至上の時 は長期休暇を利用して読む価値がある。

hamiltonian 2006/08/17(木) 17:26:04
>>ぷう さん

お久しぶりです。実家に帰省中でネットができなかったため、返信が遅くなりました。

『夏の砦』を本当に読んで下さっているんですね。
推薦者の私としてはうれしい限りです。
ネタバレかもしれませんが、第1章(59〜61ページ)で、
冬子が「グスターフ侯のタピスリ」に対して抱く感想は、
最後の最後で非常に重要になってきますので、
読み返しておいた方が良いかもしれません。

この小説は、初めから終わりまで、密度が高く、そして美しい文章が続きますね。
こんな作品が存在したということ自体、奇跡だとしか思えない気がします。
本当に難解で一気に読み進めることはできないので、
読破するにはかなりの時間と忍耐力が必要です。
ですが、読後には、読むときに費やした労力を補って
余りあるほどの深い感動が必ず(!)得られますので、
途中で投げ出さず、是非×2、最後まで読み切って下さい。
御健闘をお祈り申し上げます。

無頼漢 2006/08/21(月) 00:44:27
山崎大紀の「つくしの筆事情」を読んだぜ。
感銘を受けた。
何が良かったって、全国の風俗情報がわかりやすい漫画で解説してあることだ。

理系 2006/08/21(月) 00:49:27
レイモンド・カーヴァーにはまりました。

図書館で暮らしている♂ 2006/08/21(月) 09:45:39
「書を捨てて街に出よう」

貧乳狩り 2006/08/21(月) 14:48:46
寺山修司は東北出身の田舎者。
プラトニックなのを偽装しようとしてたけど、才能がなかったので痛々しかった。
あと京都で遊んでるというのも、なんだか気恥ずかしいよね。
大人になったら別だろうけど。

ぷう 2006/08/21(月) 15:36:38
>hamiltonianさん

今四章を読んでます。冬子が兄とマツタケ狩りに行くあたりです。

正直最初は「支倉冬子」という人間に興味がない(当然ですが)ので、読んでて飽きたらどうしよう、と思っていたのですが、章が進むにつれどんどんひきつけられるものを感じます。

なんですかね?心理描写がうまいんですかね?

複雑な心理状態に整合性が保たれてるってすごいな、と思います。

ほいみん@ほらーていすと 2006/08/21(月) 22:07:24
322 :手塚 ◆kZ3T7x69ws :2006/08/21(月) 20:19:40
大江で思い出したが、
初期佐藤友哉はマジ天才。
嫉妬してしまうぜ。


ということだ。

ぷう 2006/08/30(水) 04:11:25
ふう、やっと「夏の砦」を読み終わりました。

個人的には第五章が一番好きでした。
物質としての人間(普通の人間と言ったほうがいいかも)のなかに、それとは別の精神としてのみの人間を感じるという話が妙に印象的です。

一冊でいろんな要素が詰まってて、気を抜いて読んだら「結局何?」ということになってたかもしれませんが、事前にhamiltonianさんにいろいろ聞いてたおかげでいくらか自分の中に残るものがありました。
どうもありがとうございます。

hamiltonian 2006/08/30(水) 22:23:39
>ぷうさん

『夏の砦』を読了していただけたようですね。
同志が増えてうれしい限りです。
ありがとうございました。

よく考えてみると、読書というのは、この上ないくらいの贅沢ですね。
『夏の砦』のような傑作に出会うことができれば、
読んでいる間ずっと美的悦楽に浸っていられるわけですし、
その1冊によって人生が変わっていく可能性もある訳ですからね。
これから先、このような素晴らしい作品にどのくらい
巡り合えるかは解りませんが、時間の許す限り、
(専門の勉強もあるしな……ちなみに物理専攻)
本と触れ合っていきたいと思います。
ぷうさん、そしてこのスレにいる他の皆さんも、
充実した読書生活を送れるよう、お互い励んでいきましょう。

ぷう 2006/09/13(水) 21:05:51
『光の牢獄〜ブラックホール〜(Newton Press)』がオススメです。特に前半。

軽快な語り口調でブラックホールの性質を説明していきます。途中、必要となる前提知識もいろんな例を用いてわかりやすく説明してくれるのでぐいぐい引き込まれていきます。例えば『潮の満ちひき』で、月からみて地球の向こう側も満ち潮になっている、ということにビックリしました。知らないことが多すぎる・・・。

そしてこれがブラックホールと結びつくのが驚きで、興味深かったです。

ジョナサン・リビングストン 2006/09/15(金) 23:48:44
「カモメのジョナサン」

毎日食べ物の為に飛ぶカモメの群れの中で、ただ一羽飛行することを極めたカモメのお話。

無防備にこの本読んであっちの世界に飛んでいく京大生って多そうだな・・・

第X期批評空間・共同討議 2006/09/18(月) 08:26:55
 例えば、読書である。入門書を精読して手がたく出発しようなどという小心さはあえて捨てたい。アドルノによれば「難解なもの、手に負えぬものこそお誂え向きだと思っている学生の無邪気さの方が、それだけが思想を唆るものであるのに、復稚なものに手を出す前に単純なことを弁えていなければならない、と指でおどしながら思想を警(いまし)める世の大人たちの狭い了見よりも、賢明なのである」(三光長治訳)。 (中略) むしろ、アドルノの言う「無邪気さ」を「ガキッぽさ」と読みかえつつ、ヤジウマ的に本と付き合えばよい。『資本論』なんて、どう見ても寝転がって読むようにできているのだ。ちなみに、「本と娼婦は、ベッド連れこむことができる」と見得を切ったのはベンヤミンであった。
 知のジャングルをさまよって、毒でも薬でもどんどんツマミ食いしてみればいい。  (中略)  実際、そうしてツマミ食いされたものが、いつか突然、古典や教科書と連結されることは、決して珍しくない。了解を真に豊かなものとするのは、常にそうした異種交配でありキアズマであると、断言しておく。とりあえず「文化」という名で呼ばれる錯綜体は、まさにそうやって自らを肥沃化してきたのであり、従って、まことに破廉恥にも無節操な構造を備えたものだということは、すぐれた「文化人」たちのなりふり構わぬ雑食ぷりを見てすぐに察しがつこうというものである。


《知への漸進的横滑り》を開始するための準備運動の試み
――千の否のあと大学の可能性を問う――
                      浅田彰
http://www.tac-net.ne.jp/~kadowaki/lao-hu/sakebigoe/asada-akira.htm

鴨川ホルモン 2006/09/20(水) 00:48:08
平野啓一郎の
本の読み方
という新書 多分中公 を読んだ
高瀬舟の解説が良かった ちゃんとした人の文章には無駄がない ということを実感した

2006/09/21(木) 05:21:11
あんたの文章にも無駄がなくなった。もっとも、正味数ヶ月の効果だと思うけど。いずれにせよ、京大卒特有の文体が身につくことはたしかだと思う。「文は人なり」というけど、京大卒のシグナルは文体によく表れるね。

a 2006/10/01(日) 04:00:28
ボルヘス 不死の人 誰か読んだ人いません?
この方の作品すきなんですが

A 2006/10/01(日) 04:50:48
http://www.kyoto-u.com/lounge/hobby/html/200606/06060015.html

読書の秋。

isi 2006/10/03(火) 02:09:47
ノンフィクション、科学モノでお勧めないですか?

a 2006/10/03(火) 08:29:09
ピンカー 心の仕組み
ベイトソン 精神と自然
ホフスタッター ゲーデル エッシャー バッハ
遠山啓 無限と連続

2006/10/04(水) 16:06:07
『ゲーデル エシャー バッハ』なんて、
完全に読みこなしてるヤツいるのか?

ぷう 2006/10/04(水) 19:11:33
最近は松下幸之助の本にはまってます。
PHP文庫の『若き社会人に送る言葉』と『指導者の条件』を読みました。

・・・新人向けと指導者向けを同時に読むのは反則だったかもしれません。

ふつうに 2006/10/07(土) 05:32:59
ゲーデルの論文を読んだ方がわかりやすくて有益だと思う。

2006/10/07(土) 12:42:49
ゲーデルの論文か。
そういうのちゃんと勉強してるひとも京大にはおるんかな。
林晋さんとかのところで。

追加

朝永 スピンはめぐる、鏡の中の物理学
ファインマン ご冗談でしょう、ファインマンさん
高木 近世数学史談
山下 グロタンディーク

あの 2006/10/09(月) 17:35:19
アカデミックな盛り上がりの中に悪いけど

ギャグみたいに明るいのに重いテーマがそこを流れている本のお勧めない?

a 2006/10/09(月) 18:38:26
中原昌也 マリ&フィフィの虐殺ソングブック
酒井順子 負け犬の遠吠え

もう少し救いのあるところだと

町田康 夫婦茶碗

むっける 2006/10/14(土) 21:48:04
光文社の古典新訳文庫(?)というのが最近出ましたけど、どうですか?
昔諦めたカラマーゾフに再挑戦してみようかな、と…。

むっける 2006/10/14(土) 21:58:42
ところで、、、
ゲーデルといえば岩波文庫から出た「不完全性定理」がよかったです。
といっても、全体の7割が訳者(林晋、八杉満利子)解説ですが。
数学基礎論史に於けるゲーデルの定理の意義がよく分かります。
論理学を専攻していなくても、歴史小説を読むように楽しめると思います。

2006/10/18(水) 18:56:26
林晋さんは、ほかにも小さい解説本を書いていますね。

文学部 2006/10/19(木) 02:27:09
やみなべの陰謀
電撃文庫が最初でいまはハヤカワ文庫

五つの物語りがゆるやかに繋がる千両箱SF

イビサ 2006/11/06(月) 03:32:12
久々に少しだけ読み返した。
日本からパリを経てモロッコに至るなかで、徐々に覚醒していく黒沢 真知子。
ボウルズ=ベルトリッチの傑作シェルタリング スカイに影響を受けたんじゃないかと思う。
過剰な描写のなかに、時折挿入される透明な場面が印象的だ。

そういえば 2006/11/06(月) 05:31:02
人前で本を読んでる男ってバカというか変態だよね。キモくて低脳でさ。実際、勉強も仕事もできないし、能力的に低いんだよね。一番ヤバイのが喫茶店やレストランで本を読むバカ。とくに大手書店のブックカバーとか手さげ袋を持ってるヤツは最悪。テキストもなぜか岩波文庫とか新書だったりする。当人はオシャレとかファッションとか習慣とか暇つぶしのつもりかもしれないけど、実はバカ無能をさらけ出してるも同然なんだよ。動機にしても、あれは完全に自己顕示というか誇示的読書で浅ましいんだ。「俺って結構イケてるでしょ?」とw ただし、これは男の場合ね。女が人前で本を読む場合、あまり頭の良し悪し、品の良し悪し、趣味の良し悪しは関係ないだろう。仕事のできる女、高学歴の女が若干目立つ程度かな。

本当に学術書が読みたければ、図書館に通いつめたり、自宅に引きこもるはずなんだ。大型書店で立ち読みしたりさ。あと電車や旅客機の中もいいね。暇つぶしに最適。本気でテキストと格闘できる。ただし、車内・機内の場合は、多少「誇示的読書」の要素もかねてるけど。

a 2006/11/06(月) 10:30:07
喫茶店で暇つぶしに本読んでる男が、変態ってw

ぷう 2006/11/06(月) 17:27:14
以前遠藤周作の『沈黙』を読んで感動したので、今度は『海と毒薬』を読んでみました。

沈黙は宗教に対する態度などについて、読者に対してものすごく雄弁に語っていたと思うんですが、「海と毒薬」は正直あまり訴えかけてくるものが感じられませんでした(読解能力の低さがなせる技かもしれませんが)。
「日本人とはいかなる人間か」というのがテーマであるということは表紙に書いてあったんですけど、いまいち要領をつかめません。

誰かこの本について詳しい人がいたら教えてください。。。

hamiltonian 2006/11/08(水) 01:52:19
>>ぷうさん

お久し振りですね。hamiltonianです。
私が『海と毒薬』を読んだのは大学に入る前なんで記憶も曖昧ですけど、
この作品は「神なき日本人の悪魔的精神性」というよりは、むしろ「戦争などの非日常的・閉塞的な状況が如何に倫理観を崩壊させるか」という点に焦点を当てているのだと思います。
だから、「信仰とは何か」「神はあるのか」を鋭く訴えかけてくる作品としてではなく、倫理観が麻痺していく過程を描写することで、人間がどのように神を失っていくのかを分析したた小説として、この作品を読めばいいのではないでしょうか。

hamiltonian 2006/11/08(水) 02:13:51
上の続き
『海と毒薬』には、続編と言われる『悲しみの歌』
という作品があります。
勝呂医師のその後を描いたものです。
テーマはズバリ「殺人鬼勝呂を救う神は存在するか」です。
かなりシリアスな内容ですが、人物造型、プロット展開、ディテール、どれも完成度が高いので、名作の名に値すると思います。是非読んで下さい。

私も『沈黙』好きですよ。2回読みましたね。
ガルペが死ぬところはマジで泣きそうになりました。
ただ、ロドリゴが最終的に達した信仰に関しては、「欺瞞だ」とする批判もあります。
(『遠藤周作とドストエフスキー』清水正著、など)
私自身も、ロドリゴの信仰が正当なものなのかに関して、はっきりした結論には至っていないので、また機会があれば読み直そうと思っています。
遠藤周作のキリスト教モノとしては、他に
『イエスの生涯』『キリストの誕生』『死海のほとり』『聖書の中の女性たち』『深い河(ディープ・リバー)』などがオススメです。
特に『深い河』は『沈黙』に匹敵するほどの傑作ですが、これは遠藤文学の集大成ですから、主要作品を読み終えるまで保留しておいた方が良いかもしれません。
あと、娯楽モノでは、『彼の生き方』『砂の城』が面白いです。

ぷう 2006/11/08(水) 14:33:15
>hamiltonianさん
お久しぶりです。そして回答ありがとうございます。
「非日常的・閉塞的な状況が如何に倫理観を崩壊させるか」ですか。なるほど、確かにそういわれるとそんな気もします。
ただ気になってたのは、崩壊する倫理観を描写するのであればなぜ勝呂自体は人体実験に手を出していない(手術室でうなだれていた)のか、そしてそのような勝呂がなぜ他の助教授などを差し置いて主役として描かれていたのか、ということが腑に落ちなかったわけです。

すごい揚げ足取り的な解釈だとは自分でも思うんですけど、沈黙があまりにもすばらしかったので、その作者が何故このような描写・表現を?という気持ちからの疑問だと思います。

「悲しみの歌」が続編ということで、これを読んでみたら何かすっきりするような気がするので、さっそく読んでみようと思います。ありがとうございました。

ぷう 2006/11/09(木) 17:16:34
というわけでさっそく「悲しみの歌」を読んでみました。

僕が疑問を抱いていたことが全て解決してだいぶすっきりしました。

戦前と戦後の対照を考えてか、それとも事実に基づくノンフィクション部分と遠藤周作の解釈を織り交ぜたフィクションの部分とを分離するためなのか、よく理由はわかりませんが、『海と毒薬』『悲しみの歌』を上巻・下巻という形ではなく別の題名で分けられていることも、両方読んだ今ではなんとなく腑に落ちる点があります。

海と毒薬だけを読んで頭の中がクエスチョンマークのまま終わらなくて良かったと思います。
hamiltonianさん、ありがとうございました。

『ハーバードMBA留学記』 2006/12/17(日) 04:43:23
☆著者:岩瀬大輔
☆ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)を成績上位5%で卒業。
☆東大法学部卒(在学中21才で司法試験合格)。
☆高校は開成??
☆小学生時代をロンドンで過ごす(完璧なクイーンズイングリッシュ)。
☆経歴(職歴):米国系コンサル&投資ファンド勤務
☆特技:ピアノ
☆HBSの講義、ケーススタディ、論文、議論、講演者、経営倫理、企業実務、ビジネスモデルなどを紹介。
☆楽天・三木谷氏との会食
☆ビジネス書(日系BP社)には珍しく、なぜか「世界最高の舞台芸術」文楽の話も出てくる。文楽に行き始めたのは、東大の教授(米国人弁護士)に薦められたのがきっかけなんだって。
☆HBS学生144名を連れ10日間のジャパン・トリップ(東京・箱根・名古屋・京都・広島)。
☆世界一流ヘッジファンドの実態を内部調査のごとく解剖(本書後半部分に詳しい)。
☆外国生活の描写も面白い。一例を挙げる(P.134-135)。登場人物は3人。一人は著者の岩瀬大輔(当時高校生)。二人目は不敵な笑みを浮かべた少年で筋金入りの反日韓国人。喧嘩っ早い少年の友達(子分?)。三人目は喧嘩っ早い少年(韓国人)で髪型は長髪のオールバック。彼はすぐにアメリカ人を捕まえ因縁をつけては喧嘩を吹っかけテコンドーでやっつけていた。不敵な笑みを浮かべた少年の友達(親分?)。話の発端は、著者(岩瀬)が不敵な笑みを浮かべた少年と口論したことにはじまる。口論の挙句、著者(岩瀬)は不敵な笑みの少年と韓国に対し「政治的に正しくない」捨て台詞を吐いた。だが、「その晩、喧嘩っ早い少年に話があると呼び出され」不吉な予感がする。で、喧嘩っ早い少年のところに行ってみると、後ろの方に不敵な笑みを浮かべる少年もいた。そして、
 喧嘩っ早い少年:「てめぇ、どこ見てんだよ。昼間なんて言った?
            おい、言ってみろよ。ああん?」
 岩瀬:絡み方は(昔のマンガの)ビー・バップ・ハイスクールの不良よろしく、日韓共通だな。そんなことを考えながら、あぁ、まずいな、と思っていた。

 詳しい顛末は本書で。

遥か昔の事ですが… 2006/12/17(日) 07:36:35
アルベール・カミュの『ペスト』。
話自体は難解では無い。
この世界には神が存在しないと言う事が明示されている。
他に自殺論の『シーシュポスの神話』も良い。
有名な『異邦人』は余り面白くない。

『ペスト』は全然面白くない 2006/12/17(日) 21:43:27
退屈な常識レベルの話。
『シーシュポスの神話』は普通。
『異邦人』は非常に興味深いけど、
帰国子女とか外資系の人でないと
わかりにくいかも。

2006/12/18(月) 09:11:20
『ペスト』
教会で赤ん坊が死ぬところまでちゃんと読んだ?
途中で読むのやめてない?
実際ノーベル文学賞に相応しい作品だと思う。

読んだけど 2006/12/19(火) 04:27:15
まあ、言いたいことは分かるけど、共感できるけど、
やっぱり常識レベルという気がした。「何を今さら」
って感じ。先にポストモダン思想の洗礼を浴びて
「正解」を見てしまったせいか、あまり驚きとか
感動はなかったし、とくに気にとめることも
なかった。でも、まだ何も知らない青少年に
『ペスト』をススめて(読ませて)驚かせて
やろうかな、とは思ってるw

a 2006/12/19(火) 05:14:23
ポモは答えをはぐらかすためにあるんだろw

b 2006/12/19(火) 05:33:21
ポストモダン思想なんて既にポストモダンではない。

a 2006/12/19(火) 06:16:32
スタッフきもいよ。

c 2006/12/19(火) 06:51:35
何?

・・・ 2006/12/19(火) 10:33:36
宮部みゆきが面白い。

祝!!!!! 2006/12/19(火) 10:35:18
馳星周もいいぞ!!!!!

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