実際に受験勉強をするときに…。
普通の地方高校生
2004/08/23(月) 02:27:17
こんばんは。八月中ごろから、京大を受験しようと決めた、特に才能を備えているわけでもない、普通の理系の公立高校三年生です。さっそく質問なのですが、受験勉強をしているときに、皆さんは何を考えながらべんきょうしていたのですか?たとえば数学なら、自力で解くつもりでといていたのか、おぼえるつもりでといていたのか。わからない問題は、調べて解くのか解答をみてしまうのか。はじめてみる問題は、解けなくてもいいのか、それとも今までの知識をフル活用してチャレンジするのか。やってしまえば、やっぱりおぼえてしまうのか。英語なら、知らない単語、知らない構文が出てきたら、調べてとくのかよそうしてとくのか。物理や化学は、見たことのある問題はとけるとして、はじめて出会う問題は、そのとき方もおぼえてしまうのか。などなど、一つ一つの問題の処理の仕方についてです。大学入試(特に京大など超難関といわれる大学の)は、暗記だけでは見たことある問題しか解けず、限界があり、そのためいわゆる応用力発想力、というものがいるのだろうとおもっているのですが、皆さんは受験されて必要とかんじたでしょうか?またもし応用が必要なのだとしたら、どうやって身につけるものだとお考えですか?スレをみて、勉強しぬほどした、まったくしなかった、といろいろな人がいらっしゃるのをしったのですが、どちらの方でもかまいません、「〇〇の問題集をやる」のその「やる」ときの思考や態度を、できれば教科別にきかせてください。ちなみに進研模試で、偏差値63〜4の人間です。お願いします。アプリコット アプリコット アプリコット
2004/08/23(月) 03:00:23
受験生のクセにこんな時間に、こんなトコにくんな。よって2getだ。ある1回生
2004/08/23(月) 03:09:39
僕は基本的に英・数・国は初めて見た問題でも自力で解くつもりでやってました。そしてムリに解き方を覚えようともしませんでした。ただひたすら問題数をこなしてたと思います。その代わり復習には重点をおいてやったつもりです。物・化については基本〜標準レベルの問題を(解答を見ずに)やって、問題は数研出版の重要問題集シリーズ(?)を反復してました。3回もやれば勝手に解き方は身に付くと思います。京大の物・化は似たような形式の問題しか出てないと思うので基礎に自信があるなら過去問を何回も解くのもいいと思います。入試では難しい問題は確かに解ければ他の人よりもリードすることができると思いますが、それよりも解ける問題をいかに落とさないかだと思います。僕はそう思いました。ちなみに現役です。とある一回生
2004/08/23(月) 03:29:15
問題を作る教官も毎年新しい傾向の問題が作れるわけでもないので、過去問研究は役に立つと思いますそして英語ですが、単語はターゲット1900とDUOで増やしました。洋楽邦楽の歌詞と関連付けて覚えましたね。構文のテキストは中学の時に使っていた美誠社の150構文を流用しました。ひたすら声に出しながら書く。泥臭いですが、私はやりました
あと化学は旺文社の標準問題精巧(?)や駿台の講習のテキストなどを黙々ととき続けました。有機の構造決定などはパズルを解く感覚で楽しくやってました(受験のときも)
物理は…この科目は私さっぱり分からないまま受験したので何ともいえません
あと国語ですが古文と擬古文は講談社学術文庫などをよんだり、古文単語は単語集二三冊をいいかげんに何度か目を通し、漢字に変換できるものは変換した形で覚えました。
受験が近づくと国語の勉強時間≒休憩時間のようでした。
最後に、今の京大なら才能とか関係なく勉強したら誰でも合格できます。勉強がんばってください
と友人が言ってました
私は浪人中十二月まで週1以上のペースでカラオケに行ったり、社会人の人と遊んだりして予備校に殆ど行きませんでしたが受かりました
普通の地方高校生
2004/08/23(月) 11:03:59
ありがとうございます。昨晩は夜遅くにお邪魔しました。やっぱり自分のできる問題をコツコツ増やしていくのがいいのでしょうか。そんな印象を受けました。暗記するわけではないけど、とにかく問題数をこなすのがいいようなので、実践してみようとおもいます。やっぱり受験勉強というのは、多少「質より量」的なところがあるんでしょうか?本番では、自力で解法を見つけて答案を作るのと、「これと似たような感じの問題したことある!」といった、経験にもとづく答案作りと、どちらがおおかったですか?できればまた教科別におしえてください。↑
2004/08/23(月) 11:10:16
本番では総動員です。気合。
普通の地方高校生
2004/08/23(月) 11:52:34
はい。すみません。愚問でした。あと、京大に合格された方は、その年の、たとえば進研模試で、全国偏差値はどれくらいだったのですか。具体的な目標にしたいので、できれば秋〜冬ころの数字をおしえてください。ある1回生
2004/08/23(月) 12:02:02
基本的に↑の人のゆうとおりですが、しいてゆうならやっぱり自力ですかね・・・ただもちろん経験がないといい答案は書けないし、ぱっと見ただけでは方針が浮かばないような問題も解けません。とはいうものの、ここ数年京大の問題は易化してきてると思います。なので、本当に難しいというような問題は出ないかも・・・それとあとは時間に気をつけるよう心がけてください。ある1回生
2004/08/23(月) 12:03:17
はさんだ。↑⇒↑×2です
ある1回生
2004/08/23(月) 12:17:25
僕は第1・2回京大オープンで45くらいだったかと。でも偏差値は気にしなくていいと思います。70くらいの偏差値で落ちる人もいれば、30そこそこで受かる人もいます。まあ現役なら偏差値はぜんぜんあてにならん!
とうちの学校の先生は言ってました。
ななし
2004/08/23(月) 12:34:13
とりあえずどこの大学受けるにしても本番ではもっと解答のレイアウトを考えなよ。
こんな長文を段落分けもせずにだらだら書いていたら
さすがに見てくれないぞ。
普通の地方高校生
2004/08/23(月) 12:38:35
ありがとうございます。やっぱり偏差値は目安程度にみておいたほうがいいですかね。あと、過去問研究というのは、自分の実力、時期の二つの観点から見て、どのくらいからはじめるのがいいとおもいますか?とりあえず、自分の実力はどの教科も満遍なく63〜4くらいなのですが、過去門をはじめてもいいでしょうか?ためになるか顧問の使い方、おしえてください。普通の地方高校生
2004/08/23(月) 12:53:54
ななしさんのスレがひょうじされないまま、かきこんでしまいました。すみません。レイアウトを考えるようにします。ご忠言ありがとうございます。
院生
2004/08/23(月) 13:06:20
普通の地方高校生さん。有り体に申し上げますと、
「まずは、そういう瑣末なことを気にしない精神力を身につけよ」
というのが私の結論です。
というのは、あなたは「入試に通ればよい」というだけの
狭い視点で勉強をやっているように見えるのです。
それでは、モチベーションも上がらないでしょう。
まず、本質的に知るべきは、「大学入試は何を問うているのか」です。
結論から申しましょう。
実際のところ、教科書を完璧に理解していれば、どこの大学でも必ず通ります。
まずはこのことをしっかりと噛みしめて欲しい。
しかし、現実には殆どの高校生は、東大や京大には通りません。
ところが、高校の教科書というのは、本当は高校を卒業した人が
全員、理解しているべきものなのです。
ここにヒントがあります。
つまり、殆どの人は、自分が「理解できていないこと」を
理解できていないのです。テストで点が取れるから、
なまじ教科書ぐらい理解した気になっている。
けれど、それは大きな間違いだということです。
東大や京大のような大学は、研究者を育てるところです。
ということは、入試においては「学問をやるもの」として
必要な知識や思考力を身につけているかを問うことになります。
そして、その「必要な知識や思考力」の目安が、高校の
教科書をきちんと理解しているかということなのです。
あとは自分で考えて下さい。このことさえ理解できていれば、
何をすべきかは自分でもわかるはずです。自分の理解が
表面だけでとどまっていないか、本当に本質を理解しているのか、
絶えず自分に厳しく問いかける努力を怠らなければ、
どこまでも成績は上がっていくはずです。
なお、過去問演習云々という話がありましたけれども、
実際のところ、実際の入試問題は予備校作成などの問題より
遙かに質が高い問題が多いのです。ですから、こういう問題を
一度、いくら時間をかけても良い、教科書などをみてもよいから
心ゆくまで考え抜いて解いてみるということは非常に大事な
ことだと思います。そうすれば今の自分がどれほど力が足りないか、
身に沁みて痛感することになるでしょうから。
あとは、そこからどれだけ弱点を一つ一つつぶせるか、です。
なお、京大入試に関してはこんな本もあるので読んでみて下さい。
受験生が意外と気づかない大事なことが書かれているので。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121006070/
検討を祈ります。
普通の地方高校生
2004/08/23(月) 13:31:36
僕は、本質理解というのは好きで、多少はやっているつもりです。原子の周りを回る電子は、本当は円軌道でなく、pやsやd軌道が…とかいうはなしや、物理の回答は、なぜその公式をつかうのか、問題のどこからヒントをえるのか。数学でも同じようなスタンスで臨むことはできないのか。入試勉強を学問の入り口ととらえ、物事を一から、しっかりと学びたいとおもっています。化学は自分が知る限り、一番詳しいと思う参考書をつかえ、原子や分子の振る舞いを考えながら問題をといているつもりです。
数学は分野別にどっぷり勉強したいとおもい、モノグラフシリーズを使おうかどうか迷っているところです。
これらは院生さんの「本質の理解」とは見解がずれているでしょうか?それともこれは「本質」とはいえないのでしょうか?この態度は受験というなかではやくにたつのでしょうか?いわゆる入試問題集をするのは、本質理解につながるのか?そこの疑問が派生して、1のような質問をしました。
意見を下さる方、おねがいします。過去問の件も、引き続きおねがいします。
とある1回生
2004/08/23(月) 13:49:45
過去問を始めるのは早いに越したことはないと思います。とにかく、「センターに追われて、過去問研究が不完全に終わる」ことのないように。本番前はそわそわして、なにもできないから、11月までには過去問を一通りやっとくべきだと思います。63〜64くらいなら、一通り基礎はできていると思うし、二学期になると高校からプリントをもらって暇がないから、今から始めてもいいくらいだと思います。とにかく過去問onlyでした、僕は。数学は、大学への数学の過去問集をひたすらやってました。顧問は、自分にあった先生を見つけて、わからないところは絶対に聞くように。国語とかは採点してもらうのもいいと思います。
普通の地方高校生
2004/08/23(月) 14:11:16
近いうちにはじめてみようとおもいます。回数を重ねるもの大事なことなのだと知りました。これからの勉強の参考にしたいとおもいます。ひとまず聞きたいことはきくことができました。また何かあったら書き込もうかと思います。ありがとうございました。ところで、上のような僕の考え方は、まずいでしょうか。多くの人の意見をきいてみたいです。おねがいします。親切にありがとうございました。
俺の受験勉強は
2004/08/23(月) 14:42:15
和田英樹の受験方法論のアレンジに過ぎなかった。高校時代は和田を崇拝していたからなあ。
BBB
2004/08/23(月) 14:47:35
どっぷりといってそんな勉強が今からできるわけがない。現役合格目指すなら費用対効果をしっかり考えるべきかと。かといってもちろん表面的な受験勉強を薦めているわけではない。専門的な勉強は大学へ入ってからやればいい。今は割り切って受験勉強に専念するほうがいいかと思ったりします。数学なら暗記数学。自分は青チャート練習問題はやらずに例題覚えるまで繰り返し解いた。もろもろやって本番5問中4問半できた(結構数学が難しい年度、自分は文系)。大学への数学も良問がそろっていていいと思う。へたに難易度の高い問題をやるのではなく、オーソドクスな問題が本番で瞬時に思い浮かばないと、応用問題に対処できない。これだけでも合格ラインはいける。とるべき問題は絶対に落とさない。
一つの公式や定理、問題などわかるまでやればいいというものでもない。わからなかったら解答を見るなりしてどんどん問題を解くことが重要(このへんは個人の理解力に左右する)。
勉強時のアプローチは上記院生が言っていることでいいと思います。
BBB
2004/08/23(月) 15:03:40
あと、少々厳しい意見を。1を読む限りまだ自分の勉強スタイルが全然確立されていないかと。まぁ見たまんまだけど。もっとシビアに考えないと現役合格は非常に困難かと思います。自分は家庭教師やっているが、毎回の授業ごとに気合い入るように説教しています。結構頭の切れる子だけど、アプローチが甘すぎるのでくどくど言ってます。あなたの偏差値を見る限りでは、まだまだ十分狙えますが、片っ端らから体験記を読んだり、勉強法の本を読んだり、自分に必要なものは自分で探し、自分のものにするぐらいの覚悟がないと少々きついものがあると思われます。
ここでだれかが挙げた参考書があなたにとって必ずしもいいものとは限りません。合格者の中で多くの人が使っていそうなものは、同時にあなたにとっても有益なものであると思います。そのへんは取捨選択して自分で探してみるのがいいでしょう。
あと、質より量かというのはある部分ではそうともいえます。量をこなさないとなかなか本質が見えないものも数多く存在しますから。初見の問題も最初に全部覚えるのは効率も悪いし、要領いいとは思えません(特に数学や理科系科目ですかね)。
和田はいいと思いますね。ではがんばってください。
院生
2004/08/24(火) 01:41:20
返信ありがとう。でも、たぶん君は誤解していると思います。
「本質を理解する」というのは、「より進んだ知識を求める」
ことでもなければ、「理論体系を基礎から把握する」ことでも
ありません。
もちろん、それらは重要なことではありますが、たぶん今の
君には、それより先にもっとやるべきことがあると思います。
それは何か、言葉で説明するのは難しいのですが、
数学を例にとって簡単に説明してみましょう。
たとえば、中学で代数や方程式を習いますね。
あれで一番大事なことは、鶴亀算だの旅人算だの、
そういう問題が解けるようになるということではないんです。
そうではなくて、複雑な問題を、「文字を用いて」簡単な式に表し、
あとは機械的な操作で問題を解ける、そのこと自体が重要なのです。
つまり、この単元において一番大事なことは、方程式や鶴亀算の
解き方を覚えることではなく、問題を見てそこから式を
立てられるようになること、そこにあるのです。
そういう風に、「理論」それ自体よりもその根底にある
「発想」を理解しなければなりません。
よく、数学はパターン暗記で対応できるといいます。
で、確かに青チャートの問題が全部解けるようになれば、
受験においては十分な実力でしょう。
しかしだからといって、青チャートの問題を全部解いて
解き方を覚えようとするのは愚策です。時間もかかりますし、
何よりそれでは学力の伸びに限界があります。
そうではなくて、「一を聞いて十を知る」ということを目指さなければならない。
青チャートの各単元の最初の数問を解けば、残りの問題は
見ただけで解法がわかるようになる、そういう状態にならなければいけません。
もう少し言い方を変えると、青チャートというのは
入試問題の「パターン」を集めた本です。
でも、「パターン」だけでもあれだけの数になるなら、
それを全部覚えることはしんどいし、無駄です。
むしろ、「パターンのパターン」というべきものを見つけて、
どんな問題にも初見で対処できる能力をつけるべきです。
よく、「合格するには努力が必要」と言われます。
しかし、「努力すれば合格できる」というものではありません。
正しい方向に努力することが必要なのです。
知識を増やすことよりも、自分の知っていることから
より多くの結論を得る方法を見つけることの方が重要です。
歴史的にも、学問的な重要な転回はこの形で起こっています。
たとえば、幾何学の現在の爆発的な発展の起爆剤となったのは、
デカルト(とフェルマー)による解析幾何学(座標幾何学)の
創出です。初等幾何しか知らない当時の学者にとって
これは驚天動地の大事件です。デカルトの方法を使えば、
多くの学者を悩ませた難問が、いっぺんに解決してしまうのですから。
そのあたりの経緯は「方法序説」という本に書いてあるから、
一度興味があったら読んでごらんなさい。
現代ではいささか陳腐化した考え方ですけれど、
受験生はまずこのあたりから入門することが必要でしょう。
もう一つ逸話を。
浄土宗の開祖に法然という人がいますね。この人は当時
「智慧第一の法然房」と言われ、仏教のことで彼と論争して
かなう相手はいなかったそうです。論理転回もさることながら、
知識量の時点で既に、あらゆる論客を圧倒してしまっていたのです。
で、弟子に「どうして先生はそんなに万巻の書に通じているのですか」と
問われたとき、「もちろん私だってあらゆる本を精読した
訳ではない。時間には限界がある。ただし、私には時間を
節約する技術があるのだ。それはどういうことかというと、
新しい本を手に取ったときは、まず目次を見るのである。
するとその本の要点と内容はだいたいわかるから、
あとは必要な本、必要な箇所だけを読めばよいのである」
と答えたとのことです。
私はこの話を聞いたとき、驚きのあまり愕然としましたが、
君はどうでしょうか?ちょっとよく考えてみてください。
それでは。
ファイヤアーベント
2004/08/24(火) 03:24:51
>院生さんおっしゃることは分かるのですが、その「パターンのパターン」を認識するにはどうすればよいのかが、最も難しいところなんですよね。専門的には、いわゆる「メタ認知」の問題になるかと思います。
頭のいい人間なら、一を聞いて十を知る能力を持っている人もいるのかも知れませんが、通常は大量の問題やその解決法の具体例に接して、その中から「共通する発想」を帰納的に抽出するのが脳の働きとしては自然なのではないでしょうか。そして、そうやって学んだ方法が他の科目にも転化されて、平たく言えば「勉強のコツ」が分かってくるのだと思います。
端的に言って、院生さんもかつてその道を通られたはずです。そこにたどり着くまでの道のりを発見できたのはかなり幸運なことだと思います(9割の日本人は発見できないまま一生を終えます)。しかしゴールに立って「ここに来い」と言うだけではなく、どの道を通ればいいのかを示唆することこそが、高校生にとって有益な情報なのではないでしょうか。
私が思うに、院生さんが書かれたことは「やれ」と言われてできるようなものではなく、「まあ今はよく分からないかも知れないけれど、院生さんが書かれたことを念頭に置きながら、勉強しよう」というのが現実的なアドバイスです。
表面的な方法論や参考書の善し悪しを気にすることは大事なことではありません。しかし、どうせやるなら、院生さんが書かれたことが身につくような学習方法を採用すべきだということです。
「大量に問題をこなして、覚えていく」というのは最も単純な方法ですが、そこで「ただ、与えられた問題をこなしているだけ」なのか「根底に流れる"何か"をつかもうと意識しながらやる」のかの違いが大きいのだと思います。
ファイヤアーベント
2004/08/24(火) 03:43:49
ちなみに、はっきり言ってしまえば、上で院生さんが書かれているような「学習のメタ認知」は、"頭のいい"人間なら勉強しているうちに知らず知らずのうちに獲得する、というのが現実だと思います。ここで言う「頭がいい」というのは、ごくごく俗な意味です。(たとえば、テスト前にちょっとノートを見直したたけで満点近くとる奴が、クラスに必ずいます。)
そしてそのメタ的な学習方略に一生気づかないまま過ごす人も多いでしょう。それでもかまわない。
おそらく京大合格者の多くは、上記のような「頭のいい」部類に属する人たちです。
ですから、「私はこうやって勉強したらできるようになった」というのは、「あなただからできたのであって、大部分の人間はその方法を模倣すればいいというものではない」と言えます。
その点を和田秀樹などは分かっていない気がするのは私だけではないでしょう。
表面的な方法論(たとえばどの参考書を何回やるとか)の模倣だけではコピーできないメタ的な思考をどうやって涵養するかが、教育で最も難しい課題だと、私は思います。
院生さんの発言においても、ほとんどの高校生が教科書を理解していないと指摘されながらも、その現状をどうやって改善するかについては何も書かれていません。
結局、できる奴はできるが、できない奴はできないというのが現実なのかも知れません。であれば、東大や京大出身者が「オレ流学習法」を開陳してみせても、虚しいだけです。とりわけ教育に携わる人間はこのことを理解しておかなければなりません。
ファイヤアーベント
2004/08/24(火) 03:52:37
うだうだと書きましたが、スレ主さんは勉強頑張ってください。すでに合格された京大生の方は、これから受験生にアドバイスされることもあるでしょう。
その前に、「なぜ自分は受かったのだろうか」と問いかけ、問題集を解いたり解説を読んだりした時に自分の頭の中でどんな反応が起こっていたのかをトレースしておくと、受験生に有益なアドバイスができるかも知れませんね。
「予備校のテキストをひたすらやってました」といった類の体験談は屁ほどの価値もありません。
将来、教職に就かれる方はなおさら、このことを念頭に置いておいていただきたいものです。
普通の地方高校生
2004/08/24(火) 13:17:56
親切丁寧な書き込み、大変ありがとうございます。僕は、BBBさんに言われたとおり、勉強スタイルというものが確立されていないとおもいます。
自分の勉強方法に、自信が持てなかったのです。
自分の中で思案した結果、勉強の度合いというのは、回数ではかれるものではなく、じかんではかれるものでもない。重要なのは、その意識とといた問題を生かす方法ではないのかと結論付けました。
では問題を生かすためには…というところで、院生さんの否定された、理論体系にいきつき、一番詳しいものがいいのではないか、前述したように、モノグラフがいいのではないか。とおもっていたのです。しかし、これは世間一般の勉強論とは外れているし、時間に間に合うことでもないし、そもそも正しいのかどうかもわからない。
そんなときに、このサイトを見つけ、疑問が解決されるかと思い、幾つかの板をみていたのですが、そこには、「この参考書がいい…」「この本を何回すれば…」「あそこの塾がいい…」「これをひたすら…」という言葉が行き交い、自分は間違いでやはり勉強というのはこういうものなのかと。しかし、正しい方法で努力したいので、では何を考えながら解いていたのか知りたく、ここに初めて書き込みをしたわけです。
お二人の意見から、とにかく問題に対する姿勢を改めようと思います。しかし僕は、ファイヤアーベントさんがおっしゃる「頭のいい」人には部類されないようなので、やはり量も必要と思いました。となると今までよりもやはり勉強時間は増やさなくてはいけないようです。周囲の人の意見もとりいれたいとおもいます。
ところで、安易に「改める」といったわけですが、やはり実際問題にあたって…となると、具体的にどうすればいいのか、ぱっとしません。
意識はしていてもすることがおなじなら、やはり今までと同じではないかとおもってしまいます。
僕はお二人から一をきいて、その一も理解できていないということなのでしょうか?それともこれはもう自分で見つけるより他はないのでしょうか?それともこれは一番はじめに院生さんがおっしゃった、些細なことの範囲内なのでしょうか?
実際に教科別に案を示して、意見をこうむりたいところですが、それもできないほど、具体化できずにいます。
せっかくアドバイスをいただいた問題への意識を現実に具体化するため、ファイヤアーベントさんがおっしゃるような、「問題集を解いたり解説を読んだりした時に自分の頭の中でどんな反応が起こっていたのか」など実際のことをを多少なりとも伺うことはできないでしょうか?お願いします。
ちなみに僕は本となると、はじめからしか読めない人でした。これがやはり勉強法にも影響しているのでしょうか。思考の組み立てがそのようにできてしまっているのかもしれません。実に見習いたいところです。
理一回 数学系志望
2004/08/24(火) 14:17:14
モノグラフは面白いけど、できない人間が手を出すのはどうかと。普通の〜を主張するんだったら、もっと一般的な受験参考書にしたら?本質って一言に言おうとしても、実際にはいろいろありますよ。数学でいえば、きれいな理論「体系」を構築するというのも本質の一つですが、それは直接的に受験に役立つものではありません。
加えて言うなら、上のほうの物理の話で、「なぜその公式を使うのか」みたいな発言がありましたが、僕からするとそんなことを言う時点で本質ではないような気がします。本当に本質から理解しているなら、高校物理なんてほとんどの場合はそんなことを言うまでも無く(初見であっても)解けてしまうはずなので。
ところで、根本から理解できているかを確認するために、なぜその答えが正しいのかを追求することは大事なことだと思います。解説を軽く読んで理解した気にならずに、「本当にそれでいいのか」と問題を解くのに利用した手法の正当性の確認を深くまで行ってください。
BBB
2004/08/24(火) 17:38:41
長く書いていましたが、掲示板だけでは説明しきれそうもないのでここでは端的に言います。おそらく、地方高校生さんが抱えている問題は、知識と知識の有機的結合がまだまだ不十分といったところでしょうか。横のつながりを意識することですかね。あとは体系的理解でしょうか。例えば、教科書の目次からその教科・単元ではなにを言ってたのか漠然と頭に思い浮かべることができればいいと思います。
あと、意識は違えどもやり方は同じといっておられましたが、それは徐々に変わってくるでしょう。何事も最初からうまくいくことなんてありません。試行錯誤して身に付けていきましょう。簡単ですがこのへんで。
院生
2004/08/24(火) 18:58:02
まず始めに、ファイアアーベントさんに感謝します。私の言いたかったこと、言い足りなかったことを
見事にフォローしてくださいました。
おっしゃるとおり、
「まあ今はよく分からないかも知れないけれど、
院生さんが書かれたことを念頭に置きながら、
勉強しよう」
という態度を取ってもらうことが私の目的でした。
ちなみに私自身のことを言うと、こういった考えは
「受験勉強の枠に収まらない、学問の道を探そう」
「本当の学問はおもしろいはずである」
「では、どうしたらおもしろくなるか」
ということを苦しみ悩み考える中で身に付いてきたものです。
少し個人的な話をします。
私は全国的に知られた中高一貫の進学校の出身です。
そんな私は、中学にはいるまで勉強で苦労したことは
ありませんでした。気の赴くままに本を読んだりしていれば
知識や思考力が勝手に身に付いていたのです。
ところが、中学からは周囲のレベルもさることながら、
授業のレベルがとても高かったのです。
社会や理科など、中学の最初から高校レベル、
下手をすれば大学教養レベルのことを教えていました。
当然、従来のような受け身の姿勢ではどうにもならず、
成績は当初低迷していました。
そこで、普通の人が高校受験で悩んでいる頃、
「どうすればあの難しい授業を理解できるのか」
ということで私は悩んでいました。
実を言うと、学校としては、理解することを期待しているというより
「本質的なもの」の感触だけでも学び取って欲しいという
方針だったようです。「難しすぎて理解できないもの」を
目の前に見せることで、それとどう取り組むかということを
6年間ゆっくりと学ばせようという狙いでした。
ですが当然そんなことは私としては知るよしもなし。
結局、試行錯誤の連続でした。
私もそういうところからはじめて、何とか答えを見つけたのです。
卒業した頃には成績も上位で、京大にも現役合格でしたが、
入学当初はとてもとてもそんなものではありませんでした。
結局、受験レベルの「本質」をつかむだけでも6年かかったんです。
要するに何が言いたいかって言うと、普通の地方高校生さんには、
自信を持って欲しいということです。私だってこういうことを
教えられずに悟ったような「頭のいい人」ではないのです。
あなたにもできるはずです。
ちなみに、「本となると、はじめからしか読めない人でした」
とおっしゃいますが、法然の逸話は余り気にしない方が
良いです。あの人は何百年に一人というレベルの思想家です。
その人が何十年も勉強を重ねて、やっとその境涯に達したのです。
我々のような凡人がその真似をできるわけもないし、するべきでもありません。
ただ、法然という人は仏教の膨大な思想体系の全てを
「南無阿弥陀仏」の一語に要約してしまうような
とてつもない頭の持ち主です。
そういう人が学問に対してどういう臨み方をしているのか、
そういうことを知っておいても悪くないかな、と思って挙げただけです。
最近ちょっと日本思想史に興味を持っているので、もしかすると
わかりにくい例を出してしまったかもしれません。
そうだとしたらちょっとご勘弁を。
ファイヤアーベント
2004/08/25(水) 00:35:35
>普通の地方高校生さん他の方たちも書かれているのですが、基本的な心の持ちようとしては、
「自分はこの事柄を理解しているのか。なぜ理解していると言えるのか」
「自分はなぜそのようなことを思うのか」
「ここの記述はなぜ正しいと言えるのか」
という問いかけをくり返すことが大事です。
これは参考書や教科書の記述を読む時だけでなく、たとえば、新聞記事を読む(新聞くらいは読みましょう)時などでもそうです。
数学の問題がきれいに解けた時は、「やった、解けた解けた!」と丸をつけて終わりにするのではなく、「どこに着眼したおかげで解けたのか。なぜ自分はそのことに気付いたのか。どういう知識に基づいているのか。その知識を自分はどこで得ただろうか。その知識に誤りはないのか。なぜそれが正しいと言えるのか。」といったことを追及するとよいでしょう。
「やり方を覚える」だけの学習に陥ってしまうとよくありません。「なぜそのやり方を思いつくのか」という点にこそ真髄があります。
もちろん、最初からすべてを理解することはできませんから、「とりあえず覚えておこう」というのがダメというわけではありません。要は心の持ちようですから。それに、知識をたくさん得ることも大事です。
私が何度も言及したメタ認知ということについてもう少し書いておきます。たとえば、「人を殺すことはよくありません」と主張する高校生がいたら、「なぜそう思うのですか?」と問いかけることができますか。「そうだよねえ。人を殺すのはダメだよねえ」と納得しているようでは、メタ認知能力が低いのです。「なぜ自分は人を殺してはいけないと思うのだろうか」という点にこそ学問の芽があります。
実際、「人を殺してはいけない」という命題が全人類・全地域・全時代に共通のことだったと証明することはできるでしょうか。現代の日本で人を殺してはいけないことになっているのは、どのような理由・経緯によるのでしょうか。
「人を殺してはいけない」という、ものすごく当たり前に思える事柄ですら、単に「子供の頃からそうやって教えられてきたから、そう思い込んでいるだけ」に過ぎないかも知れないのです。
大学はそういうことを学びたいだけ学べる場です。
「勉強する」とはこういうことだと、私は思います。何となく、分かっていただけましたか?
ファイヤアーベント
2004/08/25(水) 00:48:44
上で書いたようなことを考えるようにしておくと、世界の見方が少し変わってきます。少年による殺人事件が起こるたびに「命の大切さを教える教育が必要」などともっともらしく新聞などに書かれますが、「命がなぜ大切なのか」については誰も問いかけません。「そんなこと当たり前」で済ましてしまったのでは単なる思考停止です。そういうところを追究するために学問があり、大学があるのだと思います。
数学にしろ物理にしろ、扱う対象や手法は違えども、根本に流れる思想は同じだと思います。
こういうことを言うと、「そんな学問は大学に入ってからやればよい。大学受験なんて解法をたくさん覚えればよい。いちいち本質を追究していたら受からない。」などと言う人が必ずいますが、まあ、言いたい人には言わせておけばよい。その人はたぶん大学に入っても資格だ就職だと必死なのでしょう。まあ、その人の人生はそれでよい。自分がどう考え、どう生きるかの問題です。
ある1回生
2004/08/25(水) 01:20:19
知らない間にこんなに・・・ところで僕も↑の方々のおっしゃることは考えなければいけないし、尊重されなければならないと思います。物の本質を絶対的に見ようとしたり、考えようとするのも大事なことですから。しかし、やはり今あなたの目の前にあるのは受験なのです。そしてあたりまえですが時間は限られています。勉強するうえで本質を理解するのは確かに重要なことです。しかし、そのことを考えすぎてしまう(とらわれすぎてしまうと言う意味です)のはよくないと思います。特に現役ならなおさらだと。分かっていると思いますが話の流れからちょっと気になったので。じゃあ勉強頑張ってください。それともし先輩方お気を悪くされたらごめんなさい。
BBB
2004/08/25(水) 18:21:34
お二方の意見は学問を学ぶ上で非常に重要なことをおっしゃられているようですが、このままだと単なる無責任にもなりかねないと思い意見させていただきます。基本的にはある一回生さんに同じですが、院生さんは、その受験勉強を理解するのに6年という長い歳月をかけたというのに高校3年生に対するものとしていかがなものかと。多浪してでも勉強の本質をつかめるように努力すべきだとも聞こえますが?あと半年しかない制限時間の中で具体的な解決法も呈示してあげられれば、さらに意味のあるご発言になると思われますがいかがでしょうか。
人間にはやるべきことの優先順位があると思います。経済的にも恵まれ、学問で飯を食っていこうとする方なら別の話ですが。学問に対する姿勢については、申し分ありません。地方高校生さんもこれらの複雑な事情を考えなければいけないでしょうし、またその中でご自身の知性が磨かれていくことを陰ながら応援させていただきたいと思います。
ここでひとつ
2004/08/25(水) 19:50:24
目を休めることを提案する
院生
2004/08/25(水) 19:49:52
BBBさん、ご指摘ありがとうございます。確かに誤解を招きかねない発言でした。
補足をしておきましょう。
私の思うところ、「普通の地方高校生」さんはそれなりに
問題意識を持っています。私が受験生のときに達していた
段階まで、あと少しのところにいると思います。
現実的な問題として、受験までにそれぐらいの段階に
達することは十分可能ですし、それができた時点で
合格できる実力は自然に備わっていると思います。
決して、あと何年もかかるというつもりはありません。
ただし、あと何年かかっても、一生かかっても
学問(に限らず、ものごと)の本質をつかんでやろうと
いう、その意気込みを持ち続けることは大事です。
そして、これは「合格」で終わるものではなく、
たぶん一生持ち続けなければいけない問題意識です。
それでもともかく、
「学問を志す者として相応しい心得を会得しよう。
それが叶うまでは、何年かかろうとも、決して合格しない。
そんな状態で偶然合格しても、入学を拒否する」
ぐらいの気合いは持って欲しいものです。
私が最初に
「まずは、そういう瑣末なことを気にしない精神力を身につけよ」
と書いたのはそういうことです。
で、現実問題として具体的にどうすればよいか。
これについては、実のところ人に教えられるようなものではありません。
ただし、常に上のような意識を持ちつつ、自分が正しい道を歩いているか、
そのことを問いながら残りの時間を過ごしていくこと、
その意識で過ごしていけば、少しずつ目覚めていくものだと思います。
ただし、一つだけヒントをあげますと、「本質的なもの」は
よく目を凝らし、耳を澄ませば、どこにでも転がっています。
人間だけではなく、万物がこの場合「師」となり得ます。
そういった、周囲のものが語りかけてきてくれる「声」に
気づくことです。
ただし、こういう「声」は「追いかけると姿を隠す」ものですので、
むやみやたらに追わぬよう。気づいたときには「そこにある」ものです。
なにやら禅問答めいてきましたね。たぶん訳がわからないと思います。
でも、とりあえず「なんだかようわからん」ということを
知っておいてもらえれば十分だと思いますよ。
そんなんで間に合うのか、と言われそうですが、
焦って短慮に走らなければ、必ず間に合います。
そう信じることが何よりも大事です。
ファイヤアーベント
2004/08/26(木) 01:07:39
>BBBさん、ある1回生さんおっしゃることはその通りなのですが、それでも、「この参考書をやればよい」というアドバイスだけでは、「それで受かる奴は受かるが、ダメな奴はダメなまま」なんですよね。そこが難しいところで。
結局、受かる奴というのは、知らず知らずのうちに賢い脳の使い方をしているものなんです。そういう人には、参考書や学習法のアドバイスが効きます。しかしそうでない人がほとんどです。大部分の高校生は京大に受かる頭は持っていません。
だから、院生さんが書かれているように、「気合い」と「意気込み」が必要だと思うんですよね。意識の持ちようが大事です。そうでなければ、結局「最初から京大に受かる頭の持ち主しか受からない」ということになってしまいます。
そして、スレ主の地方高校生さんは、最初の書き込みを読む限り、「京大に受かる人の頭の中身」を知りたがっているように見えますから、まあ、私や院生さんのような抽象的な意見も、少しは役に立つでしょう。要は「そういう気持ちが大事だ」ということですから。
>「学問を志す者として相応しい心得を会得しよう。
>それが叶うまでは、何年かかろうとも、決して合格し
>ない。そんな状態で偶然合格しても、入学を拒否する」
私の場合、まさにこんなことを思っていましたね。それでもやっていたことは、普通に受験用の参考書や問題集の問題を解いていただけです。
「傾向や対策なんて関係ない。出された問題に正々堂々と答えるだけ。それでダメならあきらめる。というか、それで受からないような大学なら行く価値なし。」みたいなことを考えていました。しかし実際には過去問研究もしましたし、あせって色々問題集を買い込んだりもしました。和田秀樹の本や合格体験記も読みました。
そして合格した時には、「こんな程度で受かるなんて不本意だ」なんて思いましたが、結局いそいそと入学しましたしね。気持ちと実際が食い違うことは間々あります。
しかし「大学なんてできるだけ楽して受かった方が得」みたいに考えて、要領勉強法みたいなものにこだわっていたら、たぶん合格していなかったでしょう。そして今ごろは「勉強なんて受験や資格のためだけにやるもの」と思っていたことでしょう。人生にとって、この違いは大きい。
普通の地方高校生
2004/08/26(木) 01:19:23
興味深く、何度も何度も読ませていただきました。これだけ多角的な視点から、いろいろな人が、いろいろとアドバイスをくださり、本当に感謝しています。
僕も入試勉強を学問の入り口ととらえようと思い立った一人です。ここで皆さんが教えようとしてくださったことを頭でわかるだけでなく、体得できるようになるまで、肝に銘じようと思います。
当面として、自分が今もっている参考書に目を向けたいとおもいます。「大学への数学」数研の「スタンダード演習」物理、化学の「重要問題集」。教材として悪くないと思います。飛躍的に難しい問題にとらわれず、地道に階段を登るような問題集選択を心がけます(過去問にとりかかりつつ)。
心構えとして、まず、第一歩に、問題を解くとき、できれば普段の生活の中でも、「なぜ?」という言葉を忘れないようにします。そして時間の許す限り、自分の書いた解答に責任もって説明ができるようになることを考えます。そのためには、労を惜しまず、見栄をはらず、教科書までさかのぼろうと思います。
でも、これで時間をさっぱり忘れてしまうのは、今の立場としてふさわしくないと思います。どうしても現実味を帯びないのですが、「先をにらみつつ目の前を」というのが思い浮かんだ言葉です。時間制限があるので、ペース配分も必要ですが、手をぬくならやらないほうがマシ、と思えるように努めます。
あとはバランス…でしょうか。これが一番難しそうです。
恐らくすべてはできないでしょうし、ペースもおちるかもしれません。つまづくかもしれませんが、そんなときはここに書いてあることをまた読み返したいとおもいます。
というのはいかがでしょうか?鵜呑みにしすぎでしょうか?(どうやら僕は、自分の意見と人の意見と、両方あわせて比べてから物事をきめたがるようです)われながら欲張りだろうかともおもったりするのですが…。大事だと思ったことを、がんばって集約すると、こうなりました。
これがひとつでも多く実践できることが、合格にも、ひいては人生にも、いい影響を及ぼすと信じようと思います。というかもう信じています。
ここで議論の腰をおるようでもうしわけないので、控えめに聞いておきたいのですが、これは、やはり英語や国語にもつうじることなのでしょうか?
というのは、いい遅れますが、その入試を学問の入り口ととらえるようになったころ、理系教科は、人が意識して考え、編み出したもので、いわゆる「学問」てきなものだから、理論体系うんぬんがある。
しかし、英語や国語となると、これは学問というよりは、人類の進化の過程で、必要の中からうまれたもので、その発達自体は理論的な変化というより、自然的変化で、言葉の役割は、生活と密着しているものである。ということは、確かに文法はひつようだが、体験として演習する、あるいみ「量」偏重な勉強もしかたないのではあるまいか?とおもい、その勉強に対する姿勢は、頭の中で分けてしまっているのです。十数行程度の英文を全訳し、間違えたところを直し、どこをとらえ間違えたから、やくをまちがえたのか…ということはやってきたのですが。
事実、センター模試で160から170はとれるのですが、「これは副詞句であるから…」とか、「この単語は第4文型はとれないから…」「この単語は形容詞形だから」という議論になると、到底太刀打ちできるものではありません。
文を読むときの、「これは並列の関係だ」とか「このthatは後ろの説明だ」とか「ここは本来関係詞が入る」とか「この文ははこの語句にかかっている」「文はここで切れている」など直接読解にかかわることはあるていどわかるのですが…。(力量がつたわりにくいかもしれません)
やはりたずねるまでもなく、語学分野も同じアプローチでしょうか?
ファイヤアーベント
2004/08/26(木) 01:26:57
ある地方高校生さんに対する具体的なアドバイスをするとすれば、「東大とか京大とかの過去問をやってみて、解答解説を熟読してみること」です。そうすれば、「ああ、なるほど。こういうことを思いつかなければならないのか」ということがおぼろげながら分かると思います。そこで「こんなこと、思いつくわけないじゃん」と感じられれば、それは勉強のしかたが間違っているということです。「ちくしょう、なぜ気づかなかったんだろう」と感じられれば、そのまま進めばよいのです。
・・・まあ、最近の京大の問題は簡単なので、10年以上前の問題の方がいいのですが・・・。
確かに最近は易化傾向にあって、単純な受験対策でも合格するというのは事実でしょう。しかしそれは受験生の学力低下に京大が妥協しているだけであって、京大が(学問が)求めているものとは違うと、私は思います。
そこで「受かれば何だっていいのだ」と考えるか「こんなんじゃダメだ」と考えるかの違いなんですね。
ファイヤアーベント
2004/08/26(木) 01:53:08
>国語・英語についておっしゃりたいことはつまり、
英語の熟語や構文などは、理論的な説明を抜きにして「とにかくこれはこういうものだから覚えないとしょうがない」という面があるのではないかということでしょうか。
そのへんはバランス加減ですよね。「これは本当に覚えるしかないのか。論理的な説明をつけられるのではないか。」といったことを監視し続けることが大事になってきますね。そこで「これは覚えるしかない」と判断した事柄は、覚えて済ませてしまえばいいでしょう。もしかして大学に入ってからその事柄が理論体系として研究されているということを知るかも知れませんが、それはそれでまた新たな発見です。
英語にしろ国語にしろ理系科目にしろ、一つの目安は「自分にとって不快感を感じない程度に調整する」ということですかね。
ファイヤアーベント
2004/08/26(木) 02:13:03
「徹底的に追及することにこだわると、なかなか先に進めなくて合格できないから、"とりあえず合格のために覚えておく"ということがあってもよい」というのが、ある1回生さんやBBBさんの言われていることで、
「難しいことを考えずに"とりあえず覚えておく"ということが、今の時点ではあっても仕方がないけれども、それは"何か違う"と、心にしこりを残しておこう」
というのが私や院生さんの意見なのではないでしょうか。たぶん。違ったらごめんなさい。
ある1回生
2004/08/26(木) 04:58:04
ファイヤアーベント さんこういうことを言葉で言おうとすると難しいですね。僕に関していえばだいたいその通りですが、あくまでも「あっても」よい、なわけで・・・僕も何か違うという意識はもつべきだと思いますね。
あと、英語について具体的かどうか分かんないですがアドバイスを1つ。僕がかなりお世話になった英語の
先生が言っていたことですが、すべての単語・表現には意味がある、ということを「しっかり」意識することが英語上達の鍵らしいです。もしかするとすでにこのことは実践されているかもしれませんが。仮に文章を読んでいて「あれ?」と思うような箇所があっても、やはりそこには意味があるのです。それと「これは形容詞・副詞句だから」という意識はかなり重要です。形容詞は名詞、副詞は名詞以外を修飾する。これはあたりまえのことですが、思っている以上に重要なことです。当然これらのことは英作文も同じで、品詞の間違いや余計なことやつながりをもたない(読み手にとって意味がわからない)ものは減点をかなり食らいます。逆にいえば意味不明な部分さえなければ(少し意味が抜けていても)そんなに減点を食らうことはないわけです。英作文を採点するときは目を皿のようにしてそういう不備を探すらしいです。
院生
2004/08/27(金) 01:12:37
ファイアアーベントさん。>「難しいことを考えずに"とりあえず覚えておく"
>ということが、今の時点ではあっても仕方がないけれども、
>それは"何か違う"と、心にしこりを残しておこう」
そうですね。うまくまとめてくれてありがとうございます。
普通の地方高校生さん。
君の勉強の姿勢に関しては、口出ししないのが正解だと
思うので、具体的にコメントすることはしません。
というより、君が考えて得た結論ならば、
少なくとも何らかの意味で、君にとっては正しいはずです。
表面的な上手下手よりも、自分で勉強のやり方を考えることが重要です。
「勉強のやり方」は、「勉強の中身」よりも遙かに大事なのです。
というより、「勉強の中身」は既に大半、学校で習っているはずだし、
教科書や参考書を見れば書いてあります。
後は、「勉強のやり方」というか学問に向き合う姿勢を
体得することができれば、自然と理解も深まり、
必然的に成績も伸びるはずです。
ただし、その過程はかなり苦しいものであることは覚悟してください。
自分が持っていた「思いこみ」や「こだわり」が沢山、
もろくも崩れるのに耐えなければいけないはず。
それは想像以上に辛いことです。
でも、辛ければ辛い分だけ、人間的にも成長できます。
勇気と気力を振り絞って、まっすぐ歩んでください。
あと、国語と英語について。
おっしゃるとおり、この両者は「学問」というよりは、
「学問以前」の「読み書き」のレベルに属するものです。
(ただし、高校で学ぶことは、はっきり言って殆どが
「近代以前」のものです。そういう意味では、
数学の微積以外の分野も同様に「読み書き」のレベルです。
逆に、理科や社会は比較的新しい成果を踏まえて
カリキュラムが作られています。だからこそ、
最初の頃は理解もおぼつかず、点数も取れずに苦しむのです)
そういう「学問以前」の「読み書き」には「慣れ」も大事です。
そのためには、「量」をこなすことが必要です。
「質より量」と言いますが、「量こそが質」である場合もあるのです。
そういう意味で、君の疑問はある意味正鵠を得ています。
ただし、「量を増やせば良いものではない」ということも忘れずに。
それがどういうことかは、君なら自分で理解できると思います。
あと、多少技術的なことを言うならば、
そうですね、センターで160点ぐらいのところには
一つの壁がありますね。
これがまた、過去問(模試の問題はダメ。同じように見えても
過去問の方が遙かに問題としてよく練られており質が高い)で、
満点近く、少なくとも180点は必ず取れるようになるのが
一つの目安ではないかと思います。
英語に限らず、「センターで満点近くを狙える」というのは、
基本的にはどの科目においても大まかな目安になるでしょうね。
(国語に関しては疑問の余地も少なくないですが)
まあ、それぐらいでしょうか?
う〜ん
2004/08/27(金) 03:29:58
良スレだなあ。けど字があまりにも多すぎて一日じゃ読めんばい
ファイヤアーベント
2004/08/27(金) 04:49:04
色々と書かせていただきましたが、あと言えることは「何はともあれ頑張ってください」ということだけです。色々と悩んで考えて苦しんでいれば、必ず答えが見えてきます。その答えが正しいかどうか自信が持てなくても、「自分で正しいと思うこと」をひたすら実践していれば何も問題はないのです。
不安はあるでしょうが、できる限り、自分を信じましょう。(人の意見を無視しろということではありませんよ。何が正しいかは自分で判断しろということです。)
「もうこのやり方しかない」「自分はこれで受かるはずだ」と思えるようになれば、たとえ模試の点数が低くて判定が悪くても、「京大の先生なら分かってくれるはずだ」くらいの図々しさが持てると思います。
そういう気持ちでいれば、受験関係の掲示板でよくあるような「チャートをやる時は例題だけやるべきでしょうか。類題もすべてやるべきでしょうか」みたいな質問がものすごくくだらなく思えてくるでしょう。
そんな些末な方法論は重要ではなく(そんなことで差は生まれない)、もっと中心を貫く「核」が重要です。
頑張ってください。
BBB
2004/08/27(金) 19:11:48
いやはや、われながら小手先の勉強法を指南したことは少しばかり反省すべきだと思いましたが、地方高校生さんにはがんばってほしいものですね。まぁ方法論については、相対的重要性の問題だと思うのでなんともいえませんが、自分の信じるべきやり方(方法論)で、と誤解を恐れずに言いたいと思います。結局自分がやった青チャートの例題を解くことは単なる方法論にしか及ばないものだと思いますが、実際はその中で相互関連性などを発見するための過程でしたね。方法論も単なる小手先の方法うんぬんではなく、自分の思考過程の具現化と考えればいいでしょうね。
あと、文系ながらに社会科目について。まぁ散々上記で論議されていましたが、世界史についてはなかなか大変なものもありますね。正直受験世界史なんてクズに等しいです(かといって時間制限上やむをえない。必要悪)。理系へ進学されるのでさほど意識はされないと思いますが(多分世界史選択されることはないでしょうし)、歴史上の様々な出来事には「ウラ」があるのですが、受験世界史については全くその事実が教科書などには書かれていません。そのへんで苦慮することが多分にあると思いますが、割り切るしかないでしょう。
地理は逆に漠然とした地理の基礎概念を延々とやるだけですね。どの地方の農産物がうんぬん、気象・気侯がうんぬんと・・。
などと受験の社会科目も教養学の範囲を抜けませんね。どれも基礎概念の確認(地名や人物の名称・出来事など)といった問題しか出題されませんから。裏を返せば、基礎概念の習得という視点で社会科目は克服できると思います(しかし本番センターでひっかけは必ず出題)。
余談ですが、「絶対」という言葉がありますよね。とかくなにかにつけて「絶対」という言葉を使う人は論理的思考が欠如していると言われます。その裏には、どういう問題があるのか考えてみるのも思考を鍛えるにはいい材料かもしれませんね。
最後に、「"何か違う"と、心にしこりを残しておこう」というのは名言ですね。自分も今さらこんなことを実感している場合じゃないですが。学問に限らず、なぜ?どうして?を意識することは人生を通じて非常に大切なことだと改めて認識しました。
いやはや自分の説明力の拙さには参りました・・・。
普通の地方高校生
2004/08/30(月) 00:21:19
ご無沙汰しておりました。顔も名前も知らない一高校生に、これほど多くの時間と労力をさき、親切にいろいろと惜しみなくアドバイスをくださり、本当にありがとうございました。この数日、身の震える思いで感動しながら皆さんの言葉をよんでいました。
もうあとは実践するのみなのだろうと思います。
ここで学んだことを確実にいかせるよう、この先がんばります。一番近い目標としては六ヶ月後にみなさんに吉報を伝えられるように。
個人的には、ここのスレは、他の受験生の方はもちろん、いろんな人に参考にして欲しい思いです。
ずいぶん長文だらけで、読むのに根気も要りますが、それ以上のことを得られると思います。ここをご覧になった方で、周囲で悩んでいる方がいらっしゃったら、役に立ちそうならここを紹介してあげてください。僕だけでなく、いろいろな人に参考になればと思います。
最後に、ここに書き込みをしてくださったすべてのみなさま、特にある一回生さん、BBBさん、院生さん、ファイヤアーベントさん。本当に本当に、ありがとうございました。
随分長いけど、こんなの見つけた
2004/11/13(土) 22:38:02
個人的に良スレだと思うのだが…。どうだろうか。通りすがり
2004/11/21(日) 18:51:17
↑ぶっとぶぐらい同意だ。ここはいい…
舞人
2004/11/24(水) 17:23:15
おい、1よ。お前に足りないのは結局メンタルだ。
上の方々が伝えたいのも結局メンタルだ。
たかが大学受験ごときでガタガタ言うな。
結局、受験にものをいうのは「気持ち」よ。そうメンタルよ。
俺のレスを見た瞬間「俺は何がなんでも絶対合格する!!」って10回叫べ。
あぁ〜ちなみにな、俺が思うにお前に足りないものは全部コイツ(高1)が持ってる。少しは参考にしてもいいかもしれない。
http://www.kyoto-u.com/lounge/juken/html/200410/04100013.html
あと、俺にはレスしなくていいからな。
レスする暇あったら勉強しろ。お前がPCに向かってる間もライバルたちは歯ぁくいしばって頑張ってんだよ。
んじゃ、健闘を祈るぜ。
|////| ( )ノ |////| ウィーン(自動ドア
l
2004/12/05(日) 23:43:02
(・∀・)カコイイ!!良スレダ
2004/12/08(水) 02:32:11
ageとくか和田英樹なつかしいな・・・
そういや勉強法って高校入ったばっかの頃色々試したな。
結局は自分にあったやり方を見つけるしかない。
受験は情報処理能力の訓練だ。
とたしか和田さんもいってたはずだ。
良スレダ
2004/12/28(火) 08:01:13
age良スレはっけん
2005/02/16(水) 22:19:32
びびった・・・こんなの見つけるとは。普通の地方高校生さん、がんばってますか? よい結果を期待しています。
e・・・
2005/02/17(木) 17:14:28
駄スレだと思うが名無しさん
2005/08/20(土) 18:21:52
彼は受かったのかな?気になる・・・。追加発言



