望ましい琵琶湖であってほしいな。
めじろ
2003/06/14(土) 04:19:31
バスのリリーススレに投稿しながら、実はバスのリリースになんざ興味はなくて、琵琶湖の環境に興味があることに気づきました。http://www.kyoto-u.com/lounge/discuss/html/200211/02110048.html
政治・歴史・環境・人権などのさまざまなトピックが
絡んでいる琵琶湖の問題についてみなさんどう思われますか。
とりあえず、私の理想論としては
・水に親しみやすい
・生物の多様性がある
・きれいな水
の湖であってほしいのだけれども。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/14(土) 04:48:25
駄スレ祭り(雑談板参照)のおかげでこんな時間に起きてる・・・琵琶湖の開発について語るには、まず何をおいても25年間にも及ぶ
「琵琶湖総合開発」(1972〜97)に触れなければならないでしょう。
戦後の高度成長期、人口の都市集中に伴う地下水の大量使用により、
地盤沈下が深刻な社会問題となります。
国は「水資源開発二法」を制定、地下水のかわりに地表水を主に
使用しようと、全国にダムを多くつくりました。
琵琶湖は「近畿の水がめ」として本格的に目をつけられることになります。
これが「琵琶湖総合開発」(通称琵琶総)につながるのです。
「保全」「治水」「利水」の三本柱があり、予算は1兆8000億円を超えました。
ほとんどが湖岸道路・下水道整備・土地改良・農村下水道・河川改修・
湖岸緑地などの公共事業に使われました。
これにより県内の土地改良は飛躍的に進みました。
しかし一方で水質悪化・水位変動の頻繁化・生態系の悪化・ヨシ帯への影響・
魚類などの消滅などをもたらしたと言われます。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/14(土) 05:02:53
1996年3月に滋賀県は報告書『琵琶湖総合開発の総合評価(中間取りまとめ)』を発表しているのでこれを参考にすると・・・
「自然湖岸は8%減少したが、ほぼ同等の半自然湖岸が増加している」
都市公園のような人口湖岸は復元力・浄化能力において自然湖岸と
同列に扱うのは無理があるのだが。
「湖岸堤管理用道路により水ヨシが9ha以上消失」
「確認された生息魚類や漁獲量は深刻に減少」
「河川事業により堰が設置され、魚が遡上できなくなってきている」
以上のような記述はあるものの、細かい分析はこの報告書にはない。
このように現在琵琶湖における水環境の問題には琵琶総が大きく関わっている。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/14(土) 05:22:13
さて、めじろさんのおっしゃる理想論のポイントについて。・水に親しみやすい
われわれが普段琵琶湖の水に直接接することはあまりありません。
昔は内湖が今よりもたくさんあって、水に親しむことも多かったといいます。
その内湖も琵琶総によって多くが埋め立てられてしまいました。
内湖は水質浄化・生物の生育の場・用水・景観・漁場などの機能があります。
生物の生育の場が失われたことは、後に述べる「・生物の多様性がある」の
消失にもつながりますし、用水・景観・漁場などの機能が失われることは、
それだけ地元住民と水とのつながりも少なくなります。
もう一つ、水に親しめる条件に、水が「きれい」であることがあります。
北湖に比べて南湖の水質は悪化してきています。
しかしCODの数値などを見ても、お風呂の残り湯よりも数値は低くなっています。
マスコミに煽られたイメージほど汚れているわけではないのです。
しかし、南湖で泳ぎたいと思う人は少数でしょう。
それはやはり実際の水質よりも、イメージの影響が大きいと思われます。
湖岸を歩いてみると、ゴミや水草が多く見られます。
そういった光景を見て、さらにマスコミの情報もあわせると、
やはり「南湖は汚い」というイメージが大きくなると思われます。
よって、これに関しては内湖の復活と、湖岸の美化が一つの手だと思います。
瀬田川の支流、大戸川で昔泳いだことがあります。
ヤマメやコイなどをつかまえたりして、水に親しむことができました。
今の子どもたちは果たしてどうなのでしょうか。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/14(土) 05:41:55
・生物の多様性がある「生物の多様性」というのは、簡単なようで難しいことのようで、
ブラックバス問題でバス駆除派の代表「生物多様性研究会」の
面々でさえ、バス擁護派「日本釣振興会」に「生物多様性とは?」と
聞かれてしっかりと答えられていませんでした。
樋口広芳編『保全生物学』によると、生物の多様性には種・遺伝子・生態系
という3つのレベルが考えられる。
種の多様性はもちろん色々な種の生物が存在していること。
失われた種は元には戻らないし、それぞれの種は
自然界のバランスの一翼を担っている。
遺伝子の多様性は同じ種の中で色々な個体が存在していること。
これによりさまざまな環境に適応できる。
これが維持できていないと、少しの変化で絶滅につながる。
生態系の多様性はそれぞれの地域に固有の生態系が存在していること。
琵琶湖は400万年も前に誕生した世界でも有数の古代湖である。
世界で3番目に古いとも言われ、当時は三重県のあたりにあった。
今の位置に来たのが40万年ほど前と言われる。
その長い時間、他と隔離されてきた琵琶湖には、琵琶湖にしかいない
いわゆる固有種がたくさん存在する。
魚類でいうと12種が確認されている。
これら3つのレベルの多様性は、それぞれリンクしている。
現在、琵琶総の影響や、外来魚問題などにより、
生物の多様性は危うくなってきている。
希少種の保護などを積極的に行う必要があるだろう。
そのためにも外来魚(特にブルーギルか)の個体数抑制、
そしてヨシ帯の再生・保全も必要であろう。
先に述べた内湖の復活も効果的かもしれない。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/14(土) 05:58:26
・きれいな水これは先ほども述べたとおり、それほど汚れているわけではない。
湖岸の美化・排水の管理などから対策していくべきだろう。
さらに滋賀県では水質改善の目標を設置している。
数値目標(H22)
昭和40年代前半の水質
COD:南湖2.0mg/l・北湖1.8mg/l
全窒素:南0.28mg/l・北0.22mg/l
全リン:南0.016mg/l・北現状維持
達成状況(H11)・・・ちょっと古いな
COD:南3.2mg/l・北2.6mg/l
全窒素:南0.39mg/l・北0.33mg/l
全リン:南0.018mg/l
生活環境の保全に関する環境基準よりは目標でも悪いですが、
リンなどは確実に減ってきています。
先に挙げたマスコミの与えるイメージに、
「琵琶湖では赤潮やアオコ(水の華)がよく発生する」というのがあります。
しかし最近では赤潮はほとんど発生しません。
そしてこれらの原因は富栄養化にあります。
排水などに含まれる窒素やリンなどは、もともと生物に必要なものです。
それらが多すぎるためにプランクトンの異常発生につながり、
結果として水質悪化が引き起こされます。
研究を続けるとともに、排水に対する意識を高めることも必要です。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/14(土) 06:07:12
めじろさんの理想論にはおおむね賛成です。そのために必要なことをまとめると・・・
・湖岸環境の整備:内湖・ヨシ帯の復活・保全、湖岸の清掃などによる美化
・希少種の保護:ビオトープ、内湖・ヨシ帯の復活・保全、外来魚の個体数抑制
・排水に対する意識を高める:個人・企業・行政による積極的取り組み
これらを総合的・積極的にやっていくことが大切かと思います。
雑談相談:荒し発生
2003/06/14(土) 17:21:22
http://www.kyoto-u.com/lounge/advice/topiclist.htmlhttp://www.kyoto-u.com/lounge/talk/topiclist.html
↑
2003/06/14(土) 17:23:58
関係ない書き込みするな、荒らしめ。めじろ
2003/06/16(月) 01:33:52
琵琶湖の概要:http://www.lbri.go.jp/outline/lake_biwa.htmトピックが多くてうまく整理できません。しくしく。
難しいのは「総合的」という言葉でしょうね。きっと。
どのように「総合的」に行くのか。
頭が足りないので私は経験的な話をしたいと思います。
一昨年の夏にアーカスのあたりを散歩したときに
とてもくさかったのを覚えています。腐敗臭ですよね。
それが今でもとても印象に残っています。
琵琶湖に親しみたくても親しめない。
どぶ川と一緒で、一種の忌避したいものにまでなってしまっている。
でもなんだかんだいって琵琶湖がきれいになってほしいんですよね。
結局。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/16(月) 04:02:40
腐敗臭か・・・何のニオイだろう。一番考えられるのが異常発生した水草の腐臭ですな。
琵琶総によって琵琶湖の自然護岸の割合は91年当時で40.8%まで減っています。
実際に潜ってみた人の話によると、人工護岸の湖底には北米産のコカナダモ
が大繁殖、在来のセンニンモやネジレモ、エビモはほとんど見つからなかったとか。
ここでも生物の多様性は失われてしまっているということですね。
遠浅の自然護岸に対し、人工護岸では、水位が急に深くなります。
波の影響を嫌うコカナダモは、光が届かない暗い所でも生育できます。
逆に在来の水草は豊富な光を必要とするので、人工護岸では育ちにくいそうです。
在来魚が水深の浅い水草に卵を隠すように産み付けるのに対し、
親が卵を保護するギル・バスは人工護岸でも比較的育ちやすいといわれます。
こういう意味でも、琵琶湖における問題はそれぞれが独立した問題ではなく、
複雑に絡み合っているわけで、それに対処していくために「総合的」という
表現を用いたのは、どれかに偏るのではなく、同時進行的に、さらに全体の
バランスをよく見ながら対策していかなければならないということです。
ブラックバスの数がピークを迎えたのが92年、逆にブルーギルが爆発的に
増えはじめたのが93年なのですが、その頃琵琶湖は深刻な渇水を経験しています。
コカナダモは夏前に成長をやめ、茎を切り、流れ藻となります。
本来沈水性のコカナダモが渇水により過剰な光を得ることで、大量の流れ藻が出ます。
これらが大量に湖岸に押し寄せると、それが分解されて異臭を放ちます。
めじろさんの経験した腐敗臭はおそらくこれではないでしょうか?
Liberty
[E-Mail]
2003/06/16(月) 04:20:14
何だよ、琵琶湖研究所のHP調べたらそういう内容あるやん(^^;わざわざ俺がえらそうに語ることもなかったか・・・ふぅ。
とりあえずそういった現象は南湖で顕著なようですね。
http://www.lbri.go.jp/hamabata/pdf/hm010125-j.pdf
いずれにしても前にあげた「内湖・ヨシ帯の復活・保全」は大事だと思います。
琵琶湖に親しみたいなら、積極的に琵琶湖に関わっていくべきです。
琵琶湖の「汚い」部分を見るのも大事ですが、琵琶湖は色んな意味で大きく、深い。
もっと色んな面を見てください。
例えば、滋賀県スレでも書いたんですが、1月に雄琴でヨシ刈りをしました。
http://www.kyoto-u.com/lounge/local/html/200211/02110004.html
雄琴のヨシ群落はそれなりに大きなものですが、人がこうやって管理して
いかないと保全していけないんですね。
知っての通り、そこで刈り取ったヨシはたいまつにされます。
そこそこきつい作業ですが、ヨシを切り開いて琵琶湖が見えたとき、
ちょっとした感動が味わえましたね。
なかなか自分から動かないと、琵琶湖と親しくなれなくなってるんですよね。
昔は普通に暮らしているだけで琵琶湖と関わってこられた。
まさにマザーレイクだったんだけど、今では自分らが琵琶湖と関わって
暮らしているなんて意識はあんまりない。
水道ひねれば出てくるしね、水も。
でもめじろさんのように問題意識を持って、琵琶湖と親しみたいと思っているなら、
きっと大丈夫ですよ。
こういう人が多く現れ、そしてそういう人々が琵琶湖に触れ合える環境を整える
ことができればいいんですが。
北湖に行ってもいいし、さざなみ街道沿いを走ってみてもいい。
琵琶湖のいい面を探してやってください。
きっといっぱいありますよ。
Liberty殿
2003/06/21(土) 10:35:00
長文たくさんお疲れ様です。一応簡単に要約しますと、
「琵琶湖マンセー」
ってことですね。
違ってたらスマソ。
のんちゃん
2003/06/21(土) 15:21:44
Libertyさん、どうもです。琵琶湖の関係者の方でしようか?すごい知識と教養をお持ちですよね。
毎度感心して書き込みを読ませていただいています。
ところで、琵琶湖のブラックバスやブルーギル駆除の成果は今現在どうなのでしようか?みんな遵守しているのでしようか?
私もバス釣りが好きでよく琵琶湖に行くのですが、やはり生き物を見殺しにするはけにはいきませんので、リリ禁施行条例後には琵琶湖に行っていません。
やはり生物を殺すのはどうしてもできないんです。魚釣りを私もする理由は、自然の中で満喫して釣りをして、さらに釣れた魚も感謝をこめてリリースする楽しみがあったのですが、この条例後はその楽しみも失われてしまいました。
本当に残念なことですが、3年後見直しがあるとのことなので、そのときには、リリースを認めるようのなりますか?ご意見をお聞かせいただけたら幸いです。
宜しくお願い致します。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/21(土) 16:57:28
レスありがとうございます。なかなかレスつかなかったもんで、ちょっとうれしい(^^;
>琵琶湖の関係者の方でしようか?
単なる大津市民です、小3からの。
ただ、滋賀県は(よくも悪くも)環境に対する意識の高い県ですよね。
今は沈静化してますが、一時「粉石けん運動」とかありましたし。
赤潮の原因になるリン・窒素の入った合成洗剤を使うのをやめて、
(比較的)安全な粉石けんを使おう、といったものです。
そういうところに引っ越してきて、さらにその頃(1990年頃)
地球環境問題が一種のブームとなり、やかましく騒がれる時期でした。
そんな中で大津市の主催する「大津こども環境探偵団 」という
こどもの環境学習を推進する活動に自主的に参加しました。
http://www.city.otsu.shiga.jp/kankyou/b01.html
今では15年ほどになるこの活動も、当時は(2期3期4期)手探り状態でした。
そうして身近な環境に興味をもつにいたりました。
今ではOBとして、この活動のサポートスタッフをやっています。
そして大学で再び環境問題と出会うんですよねー(笑)
あんまり詳しく言っちゃうと個人特定されまくってしまうんだが。
今の教授と出会って、そういった問題への見方を新たにします。
それはやみくもに上から見た環境保全を叫ぶのでなく、
その構成員(住民など)の視点にたって考えるものだったんです。
あぁ、特定を避ける表現だとわかりにくい(笑)
ともかく、ヒステリックな環境論者とは一線を画して、
冷静に「事実」というのを見極めたいと思っています。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/21(土) 17:02:52
うお、コテハンパス忘れた・・・で、外来魚リリース問題についてですが、
実はこれは今の僕の研究テーマなんですね(つーても何もやってないが)
本当は演習で発表した僕のレジュメをそのままここにコピペすると
やりたいことをわかってもらいやすいんだと思いますが、
やっぱり怖いのでやめときます(笑)
ま、テーマだけあげると
「滋賀県が2003年4月1日に施行した、琵琶湖の外来魚を再放流(リリース)することを禁止する内容を盛り込んだ条例が、外来魚に関わる人々にどのような影響を与え、その人々からどのような反応を得たかを探る。そしてそれを、環境問題対策として行政が行う環境政策と、その対象となる環境問題に実際に関わっている人々の文化との間に生じる相互作用の一つの縮図として、環境政策の問題点と進んでいくべき道を明らかにしたい。」
えらくでかいことを述べてますが、やることはごく狭い範囲です(笑)
とりあえず反対派、賛成派、双方の著書も読みました。
ま、条例施行から日がたってないんで、
賛成派の施行後の著書はなかったんですが。
参考として、清水國明が起こした裁判の訴状をあげておきます。
http://www.ririkin.net/sojyou_index.html
清水氏自体はたいしたことは言ってませんが、
彼を擁護する人々の意見には一理あるものも多いですね。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/21(土) 17:16:24
で、これから実際に何をしていくかというと、インタビュー形式の調査になると思います。
今回の滋賀県の条例は要であり、今まで新潟など5県で
リリース禁止を内水面漁場管理委員会の「指示」という
形で定めた例はありましたが、条例レベルでは全国初です。
そしてこれを全国の自治体が見守っており、
滋賀の状況によっては、この動きは全国に広がると言われています。
実際、長野県などは動き出しています。
そんな中でバサーの人々はどう考えているのかを調べたいのです。
条例施行後、琵琶湖のバサーは大体次のように分類されると思います。
1.リリース禁止になったため、琵琶湖に来なくなり、他の場所で釣る人。
2.琵琶湖に来るが、条例を無視してリリースする人。
3.琵琶湖に来るが、リリースを嫌がり、バラす(わざと逃げられる)人。
4.琵琶湖に来て、リリース禁止を守る人。
のんちゃんさん(ちゃんだけの方がいいのだろうか・・・)は1ですね。
2+3+4が現在琵琶湖でバス釣りをする人の大部分のはずです。
4の人がキャッチしたギル・バスのみが確実に減ることになりますが、
これが今までリリースされて死んでいた(約1割と言われています)量より
多くなければ効果は認められないことになるんですけどね。
僕としては1〜4全てのパターンの人にインタビューを試みたい。
のんちゃんさんにも実際会って意見を聞かせてもらえるとうれしいんですが、
ネット上でこんなん言ってもなかなか難しいですよね、匿名だし。
ま、気が向いたらメールください。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/21(土) 17:28:46
>ところで、琵琶湖のブラックバスやブルーギル駆除の成果は今現在どうなのでしようか?バサーはもちろん外来魚を持って帰る準備はしてきませんので、
県は条例施行と同時に、21の外来魚回収ボックスを沿岸に、
13の回収いけすを漁港に設置しましたが、数が少ないとか、
場所がわかりにくいなどという批判も受けています。
景観に配慮したためでもあるのですが、
旗を立てるなどの対策を考えているそうです。
回収された外来魚は肥料などにされています。
4/1〜6/16までに回収された量は
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2003/6/18/0618dg0001.pdf
にあります。
月1tペースで個体数は大半がブルーギルですね。
さらに県は6月に入ってから、リリース禁止を定着させるため、
「ノーリリースありがとう券」という地域通貨を
外来魚500gにつき1枚(100円)交換する実験事業に乗り出しました。
地域通貨発行実績のある県内NPOが支援、その関係する飲食店・釣具店など
300箇所で使えるようにする予定だそうです。
9月末までに3万枚発行、15トンの回収を見込んでいるとのことですが、
僕はこの数字にはかなり懐疑的です。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/21(土) 17:39:11
これとは別に漁業関係者による駆除も継続して行われています。固有種と伝統漁法が残る琵琶湖は、日本でもっとも職漁師を数多く残す湖です。
かなり上であげた琵琶総ともあいまって、
琵琶湖の漁獲量は年々減ってきています。
有用魚種の放流は大量に行われていますが、『滋賀県農林水産年報』によると、
1980年に比べて、98年は約54%も減少しています。
フナ寿司の材料となるニゴロブナなどは74%以上の減少になります。
さまざまな原因が考えられますが、1983年にバスが大繁殖すると、
漁師らは外来魚をその一要因と判断、84年より大規模な駆除をはじめます。
駆除は魚閑期にあたる9月にエリなどを使って行うのですが、
禁漁期のコアユを避けるために大きい目合いの網を使うため、
ギルやバスの稚魚も逃げてしまう欠点があり、
さらにはその他の在来魚も混獲してしまうとの指摘もあります。
85年には県から補助金が出て、年間100トンを駆除するもバスは減らず、
87年には漁獲統計にバスが記載されるようになり、
92年には154トンのピークを迎えることになります。
しかしその後はギルと入れ替わるように減少し、
96〜2000年の5年間では平均28.8トン、全漁獲量の1.24%まで減りました。
99年には滋賀県は5500万円という破格の予算
(水産庁の「内水面外来魚密放流防止体制推進事業」が予算1100万円)
を投じて「外来魚駆除作戦緊急対策事業」をはじめます。
具体的には年間300トンの駆除で10年後に外来魚を半分に減らすことを目標とし、
駆除した魚を飼料や肥料に加工するルートを確立しました。
と、いうわけで(ラブホの名前じゃないです)、
漁業関係者が行政の援助を受けてする駆除の量に比べると、
回収施設による回収量はまだまだ桁違いに少ないですね。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/21(土) 18:00:24
>3年後見直しがあるとのことなので、そのときには、リリースを認めるようのなりますか?まだ3ヶ月弱の今、何とも言えない部分はあるのですが、
厳しくなる確率の方が高いかもしれません。
今の世論、漁業関係者との関係を考えると、
行政はなかなか方向転換はしないでしょう。
両者の主張を聞いていると、どちらももっともなことは言っていますが、
結局は自分たちのエゴを振りかざして
ヒステリックになっているように思えてなりません。
バス駆除派・擁護派ともに内部に温度差があるのですが、
バスを駆除していくべきだという生物多様性研究会(生多研)と、
それに反対する日本釣振興会(日釣振=JSA)との間で、
2001年2月に立教大学で公開討論会が開かれました。
しかし、進行役からして両者の意見が対立、
結局両者それぞれに進行役を立て、それぞれに前半と後半を
仕切ってもらうという異常な形になりました。
バスに関する研究が十分にはなされていないことなどから、
議論は平行線をたどったのですが、お互いの意見を公開の場で
交換できたということは大きかったと思います。
しかしその後日釣振側が今後バスを考えるシンポジウムには
参加しないと表明し、それっきりとなっています。
また、今回のリリース禁止条項に関しては、
県は事前にパブリックコメントを募集しました。
それに対してバス釣り関係者を中心として大量の反対コメントがあったのですが、
実際にリリース禁止条項は盛り込まれましたね。
僕はできれば行政もからめた上での、前述のシンポのような
公で異なる意見をぶつけ合う場がもっと増えてくることが、
これからの環境政策問題を考える上で必要だと思います。
実際には上記のように、難しいんですが・・・
のんちゃん
2003/06/28(土) 12:41:09
Libertyさん。どうもです。非常に参考になりました。
この問題はまだまだ解決しそうにありませんね。行政の過失等さまざまな問題がこれからも出てくることでしょうね。私も実際、琵琶湖のこの件に関して、関係者の方からお話を伺ったことがあるのですが、やはり線引きが非常に難かしいとのこと。ただ、私見に調査して徹底的な比較考量等をしてみた結果、やはり不合理な条例だと思います。理由は上げるとキリがないですが、他のスレでも書かれていましたように、このようにバスが増えた原因が行政にあるからです。在来魚が減少したのも、琵琶湖博物館等の施設が原因だというのはご存知でしようか?この琵琶湖博物館を建てた場所も、魚の産卵場所で有名な場所だったのですが、そこを埋め立てたものですから、在来魚の減少もさらに加速するのが当然なのに行政は黙認する。さらに八橋帰帆島を建てたときの浚渫の水質悪化等も魚に取って大打撃ですね。それらを黙認して、バスのせいにして、それを淘汰しようとする。。地元の釣具店、ボート屋、釣り人、全て無実であるのに。。。
あと、LibertyさんのインタビューOKですよ。私は1に当てはまりますね。メールでやりとりするより、この掲示板で質問内容を書き込んだほうがいいと思いますよ。そうすれば、他にもこの件に関しての別の意見をしてくれる方もいると思いますからね。
それでは。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/28(土) 13:21:53
>行政の過失>琵琶湖博物館等の施設が原因だというのはご存知でしようか?
もちろん知っています。
そして烏丸半島周辺が大規模なヨシ帯だったことも。
琵琶総とあいまって被害が大きいのは明らかでしょう。
さらに、ブルーギルは行政が持ち込んだ(らしい)ということはご存知ですか?
ブラックバスはおそらく釣り関係者でしょうが・・・
その根拠は後ほど述べます。
ともかく、行政に責任があることは言うまでもありません。
しかも県はそれを認めようとせず、責任転嫁をはかっているのも事実でしょう。
その過失・責任を認めなければとても反対派を納得させられないでしょう。
近年ヨシ帯の保全が叫ばれています。
県でも琵琶総への反省はあるのだと思われます。
さらに「保全」から「再生」へステップアップする必要がありますが。
>関係者の方からお話を伺った
どういう関係の方でしょう?
よろしかったら教えていただきたいのですが。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/28(土) 13:58:33
長文が消えてかなり鬱。>それらを黙認して、バスのせいにして、それを淘汰しようとする
行政に上記のような責任があるため、バサーの方には、
「行政は責任を棚上げして、バスばかりを悪者にする」
というのを根拠に反対する人たちがいます。
しかしこれでは行政の責任を追及して批判することはできても、
(「ヨシ帯の回復などをしろ」などという主張はできても)
ギル・バスを駆除することに対する直接の批判にはなりません。
行政が責任を認め、対策を施す(現在ほとんどできてませんが)
ことでこの批判は回避でき、ギル・バス駆除も行われます。
前述の主張はバサーの心情だろうし、納得がいかないでしょうが、
このことを反対派はもう少し認識すべきだと思います。
琵琶湖を巡る環境問題対策は、前述のように「総合的」に行う
必要があるので、さまざまな対策を施すのは当然です。
問題は、ギル・バス駆除の必要性と、それをリリース禁止という
形でバサーに強制することができるかということです。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/28(土) 14:14:13
ギル・バスともに琵琶湖に入ってきた当初は、それほど爆発的には増えませんでした。
つまり琵琶湖は彼らに適した環境でなかったわけです。
今琵琶湖が彼らに適した環境になったのは、
琵琶総をはじめとする湖岸開発が原因なのは
間違いありません。
オオクチバスが増えた時期(80年代前半)は、
琵琶総の後半にあたり、それによって環境が
変えられていったと考えるのが妥当だと思います。
また、ブルーギルはだいぶ前に述べたように、
90年代前半の渇水+コカナダモの異常繁殖時に増えました。
ここからわかることは、琵琶総以前の琵琶湖に戻すことが、
一番大きな対策なのだということです。
現実的にギル・バスを駆逐することは不可能です。
あんなに大きな湖ですから。
在来魚(在来魚外来魚という言い方に文句つける人がいますが、
ここでは便宜的にギル・バスなど現在問題になっている外来魚を
「外来魚」、それ以外を「在来魚」と呼びます)とギル・バスの
遺伝子の差がかなり大きいことから、ギル・バスにだけ有効な
ウイルスをばら撒くなどというちょっとどうよって感じの案も
出ていますが、これは怪しいです。
19世紀のオーストラリアにハンティングのためウサギが持ち込まれました。
ウサギは天敵のキツネがおらず、瞬く間に増えました。
そして作物・牧草に大きな被害をもたらしました。
そこでオーストラリア科学産業省は、アメリカから
ウザギにだけ感染し、死をもたらすウイルスを輸入しました。
数年で絶滅したかに見えたウサギでしたが、一部は生き残りました。
これはずっと前に述べた「遺伝子の多様性」のたまものと言われています。
それによってギル・バスだけを絶滅に追いやれるとは限らないのです。
さらに、絶滅させられたとしても、急激な個体数変化にともない、
逆に生態系が大きく崩れる可能性も指摘されています。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/28(土) 14:35:56
結局、ギル・バスは琵琶湖の生態系に組み込まれていく可能性が高いわけです。
ここで何が問題になっているのでしょうか?
ギル・バスが増殖する前から在来魚は減少していました。
琵琶総などによって繁殖地などを奪われたからです。
種によってはその個体数はかなり減っています。
種には、その種が生き残っていくための最低必要個体数
というものがあるそうです(詳しくは知らない)。
おそらくインセスト・タブーの問題などが原因かと。
その数は種によってまちまちで、かなり減っても大丈夫な
種もあれば、結構多いのに危ない種もあると言われています。
具体的な数字はよくわからないのが現状のようです。
ただ、その個体数を下回ると、
一気にその種は絶滅に向かうようです。
ただでさえ減っている在来魚が、ギル・バスの増殖の捕食圧力
により、そのラインを下回ってしまう可能性が危惧されています。
ナマズやコイなど、食肉魚はギル・バス以外にもいますが、
生息域の違いや、個体数の問題などから、
ギルなどの影響とはまるで違うと言われています。
そのことに関しては研究が十分でないのが問題なのですが。
最終的に琵琶湖の生態系に組み込まれていくにしても、
琵琶湖の生態系の多様性を保つためにも、
種の絶滅は避けたいところです。
そのため、ギル・バスの数の抑制という意味で、
駆除を完全否定することはできません。
可能性がある上は手遅れになる前に対策をするというのです。
最終的に共存するためには、ヨシ帯の復活など、
以前の環境を取り戻す作業を並行して進めて
いく必要があることは言うまでもありません。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/28(土) 14:48:26
以上のような理由から、漁協などによる駆除は否定できません。ただ、同時に在来魚対象の漁に対する規制もしていく必要があります。
在来魚を保護するのであれば、在来魚の個体数を維持するために、
漁獲制限・禁漁区などを設ける必要があります。
さらに、外来魚駆除で指摘されている「在来魚混入」を防がねばなりません。
在来魚の数が安定し、外来魚も落ち着いてくるまで、
年月はかかると思いますけど。
ここまでバス擁護派の方には嫌なことをたくさん書いてきました(笑)
ただ、どちらの主張にも問題はあると思うので、お互いもっと
公の場で話し合いの機会をもつ必要があると思うのです。
お互いが相手の意見をのっけから拒絶し、
聞く耳をもたないという例があまりにも多いので。
感情的にならずに議論してほしいものです。
さて、問題は今回の条項についてですね。
その前にバスとギルについてちょっと書いておきます。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/28(土) 14:54:37
条例施行規則第8条によると、「条例第18条の規則で定める魚類は、
ブルーギル、オオクチバスおよびコクチバスとする。」
とされています。
いずれも北アメリカが原産ですね。
ブルーギル(Lepomis macrochirus)はスズキ目サンフィッシュ科の淡水魚。
1960年に当時の皇太子(今の天皇)がシカゴ市長から贈られ、
それを淡水区水産研究所へ下賜したのが日本デビュー。
63年には当時滋賀県水産業において注目されていた淡水真珠の
母貝(イケチョウガイ)の幼生の宿主候補として、滋賀県水産試験場に分与。
65年には琵琶湖(西ノ湖付近)で確認されています。
バス釣りブーム以前なので、水産試験場のものが逃げ出したと考えるのが妥当。
93年には南湖を中心に大繁殖し、98年に赤野井湾のエリ漁で獲れた魚の
87%がギルでした(滋賀県水産試験場・琵琶湖博物館資料)。
親が卵を保護するため繁殖力は強いと言われています。
エビ・昆虫・小型の魚類やその卵などを食べるので、ヨシ帯減少のため
繁殖地の少なくなった在来魚の稚魚・卵や、エビなどが被害にあうといいます。
現在もっとも影響が大きいと思われている魚ですね。
釣りの主対象になることは少ないものの、バス釣りなどの際、よく釣れます。
当然リリースされることが多かった、ということです。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/28(土) 15:02:18
オオクチバス(Micropterus salmonides)も同科の淡水魚です。1925年に実業家の赤星鉄馬が、釣魚・養殖に適した魚として輸入。
当時の帝国大学の判断で、他の淡水系と隔絶されている
ことなどを理由に、芦ノ湖に放流されました。
70年代に入り、バス釣りブームの到来とともに生息域を急激に拡大。
時期的にバサーや釣り関係団体による放流などが原因と考えられます。
滋賀県は65年に漁業調整規則50条で指定16種以外の水産動物移植を
禁じていたにも関わらず、琵琶湖では74年に彦根沿岸で確認。
つまり、この時点でのバス移入は、明らかに犯罪だったのです。
83年頃に大繁殖するものの、92年にピークを迎え、
現在では数も減り、サイズも小型化しているといわれています。
ギルの増殖により、卵や稚魚が食べられているからとか、
フィッシングプレッシャーが高くなったからとか、
何度もリリースしたバスが学習したため、
確認されにくくなっているからとか諸説がありますが、推測の域を出なません。
ギルと同じく親は卵を守り、肉食性で、色々なものを食べます。
卵は食べないようですけどね。
コクチバス(Micropterus dolomieul)については、1995年に確認されたものの、
琵琶湖での繁殖は確認されていませんので、ここでは省略します。
ただ、前に僕が子どもの頃泳いだと書いた大戸川で見つかったようです。
オオクチに比べて渓流を好みますから、彼らは。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/28(土) 15:16:31
最後にもう一つ嫌な話をしますが、上記のように、バスは犯罪によって持ち込まれた魚です。
>地元の釣具店、ボート屋、釣り人、全て無実であるのに
とありますが、確かにそうです。
しかし、犯罪によって持ち込まれた魚の存在の上に
成り立っている業界であるということを忘れてはならないのです。
「持ち込んだのは私ではないから私は知らない」では困るのです。
現在、擁護派・駆除派ともにその種が生息していない地域にみだりに
放流するのはいけないという意見で一致しています。
しかし、上のような論理がまかり通ると、「放った者勝ち」
という状態になってしまいます。
法律で禁じられていても、一度闇放流してしまえば、
そこを釣り場として堂々と使うことができるという風に。
そうなればそういった行為はなくならないでしょう。
それに上のような態度をとるのは、
行政の責任を無視する態度に似ていると思うのは気のせいでしょうか?
・・・と、まぁ、気分を害してしまったかもしれませんが、
今回の条項の話に入りましょうか(^^;
Liberty
[E-Mail]
2003/06/28(土) 15:28:48
根本的にこの条項は駆除派・擁護派両者から中途半端で意義の薄い政策と思われているようです。
僕もそう思います。
1.ギル・バスの生態系に与える影響を問題視する
見方を一般の人に知ってもらうのはいいのですが、
それがかなり偏ったマスコミ的見方であること。
2.罰則がないため、拘束力がないこと。
3.実際に駆除による効果があるのかかなり怪しいこと。
4.リリースという慣習に対する調査が足りず、釣り人の
反発・減少を予測できていないと思われること。
5.当然釣り業界の衰退を予測できず、それに対する
補助などの体制も整っていない。
6.十分な説明、公での話し合いが持たれていない。
ちょっと考えただけでもこれだけ問題がありました。
他にも漁業関係者への取り決め、ヨシ帯の復元などの
対策を平行して行うべきですが、この条例はあくまで
「レジャー」に関する条例なので、ここではおいておきましょう。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/28(土) 15:48:24
ではどうすればいいのか?何度も言っているように、行政は当事者たち
(漁業関係者・バサー・釣り業界関係者・研究者・一般市民など)と、
もっと話し合いの場を持つべきです。
なかなか県の体質を考えると難しい面はありますが。
地方行政にはもっとそういうところが求められるべきだと思っています。
その一環として、僕がやろうとしているインタビュー、そして
信頼のおけるアンケートなども意味があると思います。
お互いがそうやって意見をぶつけ合う中で、とるべき道が
見えてくるのであって、それを拒絶してはいけないと思います。
Liberty
[E-Mail]
2003/06/28(土) 15:57:08
>メールでやりとりするより、この掲示板で質問内容を書き込んだほうがいいご協力ありがとうございます。
しかし僕が実際に聞きたいことは、皆さんが推敲して整えたメールの
文章よりも、実際に話したときにふとこぼれる本音、思い入れ、
そういったものだったりするんですよね。
生身の、生きた感覚が伝わってくるような話・・・
だから是非実際に会ってインタビューがしたいですね。
今までもそういうフィールドワークをやってきましたから。
ですが、ここで意見を聞くことも大事だとは思います。
それにはまた改めて聞きたいことをここにあげるかもしれません。
(一体いつになるのかわからんが・・・)
はぁ、連続カキコしすぎ・・・
ちょっと疲れたかも(笑)
あげ
2003/07/07(月) 16:59:36
あげ。琵琶湖
2003/07/08(火) 02:17:48
競艇場はもっと場外発売をすべきだ!age
2003/07/18(金) 03:05:05
ageブラックバスバーガー
2003/07/18(金) 05:59:06
食べたことある人いる?暇人
2003/07/18(金) 06:22:48
これだねhttp://www.zakzak.co.jp/top/top0716_3_06.html
なるほどです
2003/07/21(月) 22:14:47
>そのため、ギル・バスの数の抑制という意味で、駆除を完全否定することはできません。
これは確かにそうですね。ですが、個人の行動の自由を制限して、地域の観光経済に影響を及ぼす間違った条例のように思えてなりません。
>何度も言っているように、行政は当事者たち
(漁業関係者・バサー・釣り業界関係者・研究者・一般市民など)と、
もっと話し合いの場を持つべきです。
これはもちろん最終的にはそうすべきですが、その前に行政は、バスが生態系に与える具体的影響、抑制に対する条例の効果などに関する科学的、学術的、統計的な調査結果を明示すべきですね。ですが、未だに何もない・・・・
>だから是非実際に会ってインタビューがしたいですね。
今までもそういうフィールドワークをやってきましたから。
これが非常に重要ですね。自分も琵琶湖に出向いて、釣り人の方、ボート等の釣具店、滋賀県の釣り目的で訪れた方へのインタビューも、ぜひ、しなければいけませんね。ここが非常に大事たと思います。
>しかし、犯罪によって持ち込まれた魚の存在の上に
成り立っている業界であるということを忘れてはならないのです。
これを読んでみて寒気がしました。自分も釣り好きですが、この点は全く無視されている問題ですね。確かにこれは事実です。ですが、やはりバスには何も罪はない、全て人間の仕業なのは、どちらの側に立っても悲しいことですね。未来の琵琶湖ではどうなっているのでしよう?この問題は本当にまだまだ考え続けねばならない問題であり、まだ始まった段階ですから、これからますます深刻になっていきそうですね。自分もまだまだ勉強が足りません。新聞やネット情報等では資源に限りがありますので、やはりセミナーに参加するなり行動しなければならないということは最近切に感じています。
それでは、また書き込みさせていただきますね。
Libertyさんも、このことに関して非常に熱心に研究されていますが、このことは未来の琵琶湖を、未来の人間に伝えていかねばならない、本当に人間のエゴや、環境問題、個人の自由、在来魚保護、行政の環境破壊と、在来魚保護、付随する釣り客減少、釣具関係者の不合理な制裁、等、の本当に考えるべき価値があるし、自分達でもできるだけ何とかせねばいけない、価値ある課題ですね。自分もこれの解決に向けて様々な検討を加えて実行していくため、日々、考え抜いていきますね。
それでは
Liberty
[E-Mail]
2003/07/24(木) 15:38:13
レスありがとうございます。>個人の行動の自由を制限して、地域の観光経済に影響を及ぼす
個人の行動の自由を制限することに関しては、
確か憲法13条あたりで「公共の福祉」を
考慮した場合に認められていたと思います。
憲法に関しては詳しくないのでパスしますが(^^;
私は、「在来種の保護>リリースする自由」であると考えていますが、
この図式を直接条項にあてはめた県の考えには疑問があります。
この図式を適用するためには、「在来種の保護」と「リリース禁止」
の間に、大きな相互影響がなければなりません。
相互影響の薄い二つの事項を比べても、
それを条項に適用することはできません。
つまり、リリース禁止による実際の効果が立証されなければ、
個人の自由を制限する条項は認められないと思います。
その点でも私はこの条項に批判的ではあります。
リリース禁止の効果がそれほど期待できると思えないからです。
しかし、実際に効果が認められるというのなら、
個人の自由がある程度制限されるのは仕方ないと思います。
また、行政には、その効果を説明する義務があると思います。
地域の観光経済についてですが、
これに関しても影響は数字であらわされてはいません。
実際どの程度影響があるのかは不明です。
これから調査してみようかとは思いますが・・・
Liberty
[E-Mail]
2003/07/24(木) 15:53:42
>行政は、バスが生態系に与える具体的影響、>抑制に対する条例の効果などに関する科学的、
>学術的、統計的な調査結果を明示すべき
これはまさにそうですね。
上にも述べたとおりです。
これにはちゃんと予算を組んで、
綿密な調査をしっかりと行うべきです。
>琵琶湖に出向いて、釣り人の方、ボート等の釣具店、
>滋賀県の釣り目的で訪れた方へのインタビュー
先日、なぎさ公園あたりに写真を撮りに出かけました。
意外とまだバス釣りの方が多いと感じました。
用意もしていなかったので、インタビューなどはしませんでしたが。
まだ実際に何もできていないのですが、
できれば上記の方々に加えて、
行政・漁業関係者・一般市民の方にも話を聞きたいです。
そしてこれは行政の役目でもあると思うのです。
「人々の声を聞く」ということが地方行政にとって、
もっと必要なのではないでしょうか。
Liberty
[E-Mail]
2003/07/24(木) 16:02:29
>やはりバスには何も罪はない、全て人間の仕業なのは、>どちらの側に立っても悲しいことですね。
そうですね。
勝手に日本につれてこられて、勝手にあちこちに運ばれ、
勝手に今度は駆除の対象になっている。
「かわいそうな」魚だと思います。
しかし人間がしたことには人間がある程度責任を
持たねばならないでしょう。
この問題をよく知り、深く考える人間が増えてほしいものです。
今のところ、多くの人は、比較的単純なイメージで
この問題をとらえていると思います。
それは、擁護派・駆除派ともにです。
だから、どちらも感情的になりやすく、全体的な問題が
なかなか見えてこない。
よって私のお決まりの結論、「話し合いの場」・・・
Liberty
[E-Mail]
2003/07/30(水) 23:53:49
本日、上の方で述べた大津市環境保全課の主催する、子どもの環境学習を推進する活動の一環として、
外来魚を釣って調理して食べるというものに参加してきました。
場所は膳所公園湖岸。
天気はあまり思わしくなく、職員にカッパを借りて
行うことになりました。
時刻は午前9:30頃から。
子どもたちとともに、11人で1時間半ほどです。
大きなクーラーボックスを持っていったんですが、
なるほど、これは荷物になりますね。
こういった釣りはほとんど経験がないのですが。
しかも餌釣りです(笑)
職員手作りの、竹竿の先に糸、発泡スチロールの浮き、
釣り針をつけ、その先に魚肉ソーセージ(笑)を
つけて釣りました。
果たしてこんなので釣れるのか、と思いながら、
湖面を覗き込むとギルの魚影が・・・
とりあえず「くい」などの出ているあたりなどに
放り込んでみました。
ほどなく一匹ゲットしました。
1番乗りかと思ったら、2番目でしたが(笑)
釣れるもんだな、と思いつつ、同じ場所で狙うものの、
次のヒットはなかなか来ず。
餌だけとられたりして時間が過ぎていきました。
NHKの取材班が来ていたのだけれど、
「釣れそうになったら手をあげてください」とか。
釣りあげる映像を撮りたかったらしいです。
Liberty
[E-Mail]
2003/07/31(木) 00:06:12
ソーセージがかなりやわらかいので、とれやすいことも原因の一つでしたが、
比較的小さくして、針が隠れる程度、
それに食いついたら確実に針を食うように
つけるといいことに気づいたのは終盤でした。
結局1匹目より大きいのは釣れなかったんですが、
合計4匹ゲット。
随分針を飲み込まれるケースが多かったなぁ・・・
みんなそれぞれ0〜8匹釣っていました。
全員で29匹。
大きさは10cm台の小さなもので、全てギルでした。
引き上げる頃には雨がようやくあがっていましたね。
ちなみに沖にボートを浮かべて釣っている方もおられました。
膳所公園の向かい側、生涯学習センターに、
釣ったギルを持ち込み、調理します。
基本的に揚げ物にすることにしました。
しめてから、塩を塗りこんで、包丁で
ぬめりとウロコをとります。
そして、ひれを取り除き、3枚に下ろします。
小さいものは、はらわたを取り出し、開きます。
子どもらの包丁の扱い方が危なっかしかったです(^^;
しかも遅い・・・
から揚げ(カレー・ぺペロンチーノ風味)、フライ、
そして南蛮漬けにしてみました。
全て中が80度以上になるように気をつけて揚げました。
Liberty
[E-Mail]
2003/07/31(木) 00:15:49
そしていよいよ食べてみます。結構腹減っていました(笑)
味は典型的な白身魚の揚げ物といった感じでした。
骨が多いので、しっかり目に揚げるべきですね。
特に南蛮漬けがおいしかったですが、
ぺペロンチーノ風味なんてのもなかなか。
NHKの取材班もおいしく食べていました。
子どもらがインタビューを受けている間、
僕は後ろでがっついている姿が、NHKの
5時台のニュースで流れていました・・・
何だかなぁ。
ちなみに今回参加した中に、バス釣りをする高校生が
含まれていたのですが、もちろん今回のような
釣り方は初めてだったそうです。
彼は稼ぎ頭で、8匹釣っていました。
初めての女の子で7匹釣っていた子もいましたが。
しかしギルは場所さえあたれば入れ食いですな。
彼は、琵琶湖ルール施行後も、バス釣りに出かけ、
施行前からそうしていたらしいですが、
食べる分だけその場でしめて持ち替えり、
それ以外はいまだにリリースしているそうです。
夏休み中にインタビューさせてもらうことにしました。
後輩なんでやりやすい(^^;
Liberty
[E-Mail]
2003/07/31(木) 00:54:59
付け加えておくと、ちゃんとぬめりさえ取っておけば、生臭さとかはほとんどありませんでした。
釣ったブルーギル
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Lounge/7131/07300008.JPG
ブルーギルの南蛮漬け
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Lounge/7131/07300016.JPG
こんな感じの食卓でした♪
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Lounge/7131/07300017.JPG
↑
2003/07/31(木) 01:36:32
わざわざご丁寧にありがとうございます。いつも関心を持ちながら読ませていただいています。
あげ
2003/08/12(火) 00:22:50
あげ追加発言



