朝倉喬司が来るらしい
文
2005/11/16(水) 23:45:35
けど、何の話すんの?ビラ見たけどさっぱりわからん。ぷう
2005/11/17(木) 00:44:08
これかいな。たしかにわかりつらいな。・文学部中間実行委員会11月祭企画
朝倉喬司講演会「明治×犯罪×芸能:いま大学に必要なものは犯罪と芸能だ!」
近代日本の“忘れもの” 明治の近代化のひずみが特異な犯罪を生み出した。そしてこの犯罪こそが「語りもの」芸能の隆盛をもたらした。明治・犯罪・芸能という三題噺から見えてくる、激烈な生の空間。
・日時 11月23日(水・祝)14:00から
場所 京都大学文学部・新館第3講義室
代金 お代は見てのお帰り(カンパ制)
+ + + + + + + + + + + +
うーん。犯罪と明治とは、どういうものかいな。
むしろ、犯罪と芸能のつながりは、江戸期のほうが強い感じがする。
教科書の通り、近世の歌舞伎をつくり上げたのは反体制的な「かぶき者」。役者の多くは浪人者だったし、江戸期の興行・地芝居・相撲には博徒「目明し」「通り者」が関わっている。そのせいか、芝居の登場人物には、体制から逸脱、犯行を企てる無頼が多い。横領・転覆を狙う謀反人、市井の小悪党、喧嘩早く意地を張って達引きに明け暮れる巷の侠客は、大衆の憧憬・讃仰の対象になった。無頼漢と侠客と役者は、一直線のつながり。
だから、森毅に祭りを盛り上げるにはどうすると尋ねると、「11月祭にスリと乞食を配置して危険を演出し、射幸心をあおるくじを導入せよ!」と叫んでいた(笑い)。
さて、無頼者に楔を打ったのが、江藤新平の「敵討ち禁止令」。そもそものは、明治維新の旧武士層の不満がテロとして美化されるのを妨害するのであったが、このことによって、明治以降の仇討ちの芝居ネタは消失した。むしろ、色恋沙汰、心中に収斂してゆく。それもたしかに、なまめかしいが。
いかがわしい出し物といえば、もはや、人間ポンプ、安田里美が最期であろう。もちろん、今でも浅草ロック周辺のでは山雀の芸、玉乗り、連鎖劇、馬芝居、生き人形、絵解き、お化け屋敷、あやつり人形など、その雰囲気は残しているが、やはり、犯罪モノ、それも仇討ちの芝居が民衆の気持ちを表す、焦眉だろう。そういう芝居は今は少ない。
なんや、平岡正明か、小沢昭一、岡本綺堂の世界にちかくなるんかな。と趣味を語ってみるが、当日はいけないので残念。こういうお話は、なにやら、怪しげという一点で、行ってみる価値アリ。お代は観てのお帰りと、まあ、博打のようだし。
pdx
2005/11/17(木) 01:40:36
同時間帯に「緊急特別企画・前原誠司講演会」が開かれるらしい(客層はかぶらないだろうけど)。そういえば5月の酒井隆史のときは不破哲三講演会と同時刻だったね…。ぷう
2005/11/17(木) 01:44:38
民主党はイラネ。まだ共産党のCさんのほうが、おたくぽくて、かつカルトっぽく、イジメがいがある。↑×3
2005/11/17(木) 10:09:10
講演会場に、大道芸も盛り込んでコラボでやったら、盛り上がるだろうな。大変だけど。浅草雑芸団
http://www.t3.rim.or.jp/~noborugu/zatugei/zatugei.htm
大道藝文化アーティスト協会
http://www.daidogei-kyokai.com/index.html
今年の講演会は
2005/11/17(木) 22:37:13
朝倉喬司に中上健次に又吉イエスかあ…なんかいまいちよく分からん取り合わせだな
事情通
2005/11/18(金) 00:12:19
朝倉喬司は中上健次と一度対談していて、『遊歌遊侠』という本に入っている。初出は『マージナル』創刊号。『マージナル』編集委員には、朝倉のほかに中上の夫人で作家の紀和鏡も名を連ねていた。#
>むしろ、犯罪と芸能のつながりは、江戸期のほうが強い感じがする。
う〜ん。それはそうですけどねえ。。。明治の犯罪には江戸のそれとは違った独特のテイストがあって、、、(ゴニョゴニョ) まあ、朝倉センセに直接訊いてみます。
#
というわけで、今回の講演会のテーマは「河内十人斬り」だが、内容は明治の社会史的なもの、というか犯罪物語が流布する装置としてのメディアの変遷の話になるのでは、と予想してみる。
↑
2005/11/18(金) 13:03:43
河内十人斬りといえば町田康の『告白』あ
2005/11/18(金) 20:43:18
何が河内音頭だよ京都といえば江州音頭に決まってんだろ、バカ
ぷう
2005/11/18(金) 21:56:04
>今回の講演会のテーマは「河内十人斬り」ほう、いいねえ。任侠と女と銭だね。「男持つなら熊太郎弥五郎、十人殺して名を残す」。パロディに「安保をつぶすか、ブントがつぶれるか。虎は死んで皮を残す、ブントは死んで名を残す」(笑)というのがある。
>11月祭にスリと乞食を配置
ようやく、↑オリジナルが見つかったUPするよ。朝倉喬司さんには行けないから、気持ちだけ応援します。
『某本』より
変(編集部) 森(森毅)、米(米山俊直)
1987年10月15日の夜想奇談
<祭りとマリファナ>
(変)まず、森センセ、昔の11月祭と今のを比べてどう感じますか。
(森)今は穏やかだけど、1970年代には大学当局は11月祭を本当に心配しとったんよ。ひとつの心配の種は、学生が本式のバクチを開帳しはしないかということ。もうひとつはおおぴらに、マリファナ・パーティーをやらせんかと。もしそういうことが発覚したら警察も介入してくるやろうし。つまり、10年前の学生は何をしでかすか、わからんという雰囲気があったというこっちゃ。
(変)もう時効だから言いますけど、ちょっと前でも京大のサークルBOXの裏や、寮の空き地でこっそりと麻を植えていていたんですよ。あたしもね...。で、もうそういう危険さは大学自体から、漂白されてきましたね。
(森)大麻は当然あけんけど、神経性毒キノコなら合法的に体験できるんちゃうか。一般にはマジック・マッシュルームって呼ばれていて、東南アジアや中米に広く分布しているやつね。日本のシビレタケなどモエギダケ科のキノコにも、同じような幻覚作用があるらしい。
(森)さすが、キノコの本を出しているから詳しいですね。シビレタケは西寮で見つけましたよ、林学の連中が生えているところを知ってます。吉田山とか。現地調達のシビレタケを模擬店でスープとして出したら手っ取り早く11月祭が盛り上がりそうですね。命の保障はしかねますが。米山センセは祭りの昂揚感と、薬の幻覚作用について、どう感じますか。
(米)実際にマジック・マッシュルームを使った宗教的儀礼は、東南アジアではクチャというカタチであるようです。幻覚作用の最中は、日常世界のマジメサ、労働、能率といった諸処の規範が転倒してクラクラと目眩がしてくる。そういった混沌とした非日常の世界が現れるらしいですが、それは、そのまま、猥雑な「祭り」の性質につながりますね。
ぷう
2005/11/18(金) 22:02:13
<安全は面白くない>(変)そうですか。最近の11月祭は非日常が少ない点に課題があるようですね。授業のある日常の大学世界からうって変わって、祭りの大学にお客はんが来てくれるんですから、非日常を演出して喜んでもらうというのも、盛り上げ方のひとつですか。
(森)これは僕の持論なんだけど、祭りにはヤクザとコジキとスリがいないと面白くないのよ。ただし本物のヤクザとスリは差しさわりがあるから、11月祭では全学実行委員会の連中が変装する。ペインティングでもよいから頬に切り傷をつけ、桜の刺青をちらつかせる。その日くらいは頭もヤッチャン刈りで、パンチパーマを当てて、構内をうろうろする。そして普通の学生はんにスゴムんや。コジキは吉田寮の一番汚い奴をそのまま、連れてきたらエエ。だいたいね、日本は安全すぎて面白くない。祭りの期間中は、ぼんやりと平和ボケしてたら、持ち物が盗まれるくらいの危険があったほうが緊張感があっていいと思う。ただ、本当のスリみたいに自分のモノにしてしまったらまずいんで、あとから11月祭事務局に取りにこさせる。そして、同学会の委員長が背広にネクタイ姿で仰々しい姿で、いっぱつ。「世の中というのは、厳しいものなのよ」と一言ブツ。そういう芝居っけがあれば、11月祭はもっと面白くなる。
(米)うまいことに、キャンパスが塀で囲まれているから、この中を治外法権として猥雑な一帯にしてしまうとよい。
(変)アジールですか。塀の外の日常に対して異質なメッセージを送る、ということですね。
<汚さの異空間>
(変)旧制三高の自由寮の寮祭は相当に猥雑だったと、岩波新書にのってます。寮の入り口には、ふるい手ぬぐいや、フンドシ、破れ靴下などありとあらゆる汚いものが展示されていて、見物に来た京都府女子の娘たちが「キャッキャ」と声を挙げて、フンドシのアーチをくぐったという話が残っています。そのほかにも、布団に水をぶっ掛けて「寝小便」と名づけて展示したり。
(森)僕もしばらく自由寮に住んでいたんだけど、寮祭だけでなく普段から汚いんだ。非日常の世界が、自由寮では「恒常的」にそこにあったのかもしれない。とてもじゃないから、あんな汚いところに住んでられないんで、銀閣寺の下宿に逃げたら、汚い力石定一もくっついてきちゃった。自由寮は相部屋になっていたんだけど、暖をとるための炭は放りっぱなしだし、寮食堂の残飯も部屋のその辺にポイ。ゴミの中で暮らしてるもんだけど、ねずみも当然おったけど、ねずみを喰う奴もおった。吉田寮のいまなんて、自由寮に比べたら、奇麗よ。
(米)いまは日本全体が、とても奇麗ですね。こんな国はほかにない、異常ですよ。京大の教養部はビラや落書きで汚いといわれるけど、パリと比べると教養部のほうがよっぽど奇麗です。パリは、街路に痰、煙草の吸殻、犬の糞、もそのままで誰も構おうとしない。
(森)11月祭で、汚さの非日常を演出したら。教室ひとつ借りきって、農林生物からゴキブリを、寮からはゴミをあつめて放りこんでおくの、「ゴキブリの館」と名づけて。入場料をキッチリととって客にゴキブリ体験をさせる。ゴキブリが飛ぶのをあまり見たことないやろ。しかし後片付けが大変だし、大学当局としては断固、困る。
(米)今はイベント屋や大企業は人工的に猥雑さを演出しようとしています。酒場の社会学の本もあるし、ざわざわした街角を造ろうとあれやこれやと頭をひねったり、博報堂も研究にお金をつぎ込んでいます。でもダメみたいですね。現代の日本人の潔癖症に阻まれてね、ぜんぜん猥雑にならない。汚いということに対して、まったく耐性がなくなっています。けど、潔癖では生きていけないから、筑波の人工都市では息がつまってしまうんだ。
(続く、かもしれない)
事情通
2005/11/19(土) 00:11:49
そういえば森毅のキノコの本、浪人時代に神保町の本屋で見かけたことがある。カッパブックスみたいなやつ。買っときゃ良かった。カバーで浅田彰が「キノコによる胞子的連帯を!」とか呼びかけてるやつ。#
朝倉講演会ビラ画像↓
http://eel.up.seesaa.net/image/asakura_bira.jpg
↑↑
2005/11/19(土) 23:58:20
そういうのって、そこらへんのDQNと何が違うの?いまいち違いが分からない。
ぷう
2005/11/20(日) 22:14:16
朝倉さんの講演会まで、あと、3日ですね。準備に手間がかかるかもしれないけど、会場にヤクザが乱入するとか、石垣弁当・限定版の販売だとかしてくれたらええなあ。模擬店の出張販売はできるんちゃう。猥雑さのコラボレーションの極み。<異人の乱入>
(変)さて、最近の講演会の企画について、どうお感じですか。
(森)そういや、おまえさんの講演会で、筑紫や黒田がきたときも、なにやら生真面目にやっとるの。
(変)はあ、ちょっと工夫が足りないかもしれません。このごろのお客さんは、キチンと鎮座して聞くんです。質問の時間でも、はすかしそうにして、あまり質問をするとか講演者を挑発する真似はしません。それで、講演会が面白くないかというと、アンケートでは、とってもよい話でしたという答え。黒田清さんのときは「よろずや」で懇親会、御代は講演料でおごってくれますとアナウンスすると、たくさん来てくれて、お酒が入ると、ワイワイと黒田さんに噛み付きはじめました。準備された仕掛けが、いるのでしょう。
(森)去年の11月祭で、経済学部同好会(ガラパゴス)のジュネの企画は、「ふつう」じゃなかった。渡辺守章と浅田彰が対談してたら、突然、法経7番の照明が消えて、赤ヘルメット姿の学生らが会場に乱入した。演壇で「ジュネの愛の唄の精神を愚弄するのは許せない」とアジ演説をブツ。「E」のマークがヘルメットにあった。市田ちゃうか。実は、ジュネの講演を盛り上げるヤラセだったんだけど、こういう、講演会の秩序を乱して、異化効果を出す演出はおもしろいね。聴衆はびっくりしていたが、まあ、京大生には、日常的にヘルメット学生が講義に乱入するから、めずらしくないけど。
<一味違う商売>
(変)このところ、京大だけでなく早稲田祭やEVE祭を見ても講演や研究発表より、模擬店企画が学園祭の中心になってきました。ときどき、留学生のカンボジア料理などおもしろそうな模擬店もありますが、おでん、クレープなどのそこいらへんの露店の延長で、お客さんも、仲間うち。「芸」が少ないような気がします。
(森)模擬店にギャンブル性を導入するといい。たとえば、おでん屋では、前もって200円の食券を売っておく。でも当日は、お客にガラガラって、抽選させる。白い玉が出たら、大根一切れだけ。赤い玉が出たら、クジラのコロが食べられる。
(変)でも食いモンの恨みは怖いと言います。
(森)実は、この「おでん屋のくじ」について、経済学部の浅沼萬里と議論したことがある。浅沼に言わせると、東南アジアでは食べ物だけは値段が決まっていて、ディスカッションの余地がない、食べ物で賭けをすることもない。でも、日本は違うでしょ。
(米)日本は違いますね。昔の魚屋さんや、バナナの叩き売りとか、売り手と買い手の駆け引きで、食べ物の値段が相当に動く。上野のアメ横なんかその典型です。「値切りシステム」と呼ばれるものがあります。
ぷう
2005/11/20(日) 22:18:56
(森)そうでしょう。だから「おでん屋のくじ」も大丈夫と思うわけ。それから、経済の山田浩之によると、あまりお客が損した気にならないようにコントロールすることが必要だということ。分散と平均をとって、三次元モーメントを使ったりせなならん。(変)おでん屋の模擬店運営で、期待効用と危険回避を計算するわけですね。かしこいお客なら、効率的ポートフォリオをかいて、高い効用のポートフォリオを選択するのかな。
(米)模擬店で勉強になりますな。くじはいい。さっそく楽友会館の食堂でやってくれたら、近衛ロンドが盛り上がる。同じ値段で、運のよい日はサーロインステーキで、悪ければただのスパゲッティ。
(森)あまり当たり外れが大きくなると具合がわるいけど、少しくらいのギャンブル性、射倖心はあったほうが楽しみがあってエエ。それと臨時教育審議会の答申じゃないけど、模擬店に競争原理をいれるのはどうか。隣同士で安売り合戦をしたり、お互いに「オイオイ、うちのシマを荒らすんじゃない」とすごみあって盛り上げる。比較広告は日本ではあまり好まれないけど、せっかくの学園祭だから実験的にやってみるの。「となりのリンゴ飴は輸入物だけど、うちのは長野産で無農薬で安心よ。隣のおでんを喰う奴はアホでっせ」。
(変)そこまでやるんだったら、ピンサロの客引きみたいにポン引き風のおにいちゃんに登場してもらう。怪しげなタキシードを着て「おにいちゃん、うちのおでん、どう?」とかいって擦り寄る。
(米)模擬店の企画で印象深いのは、昔、探検部がやっていた「魚骨亭(ぎょこつてい)」というやつ。芦生演習林でとれたイモリの黒焼きなんかを食わしていた。他にはナマズ、ドジョウ、イナゴ、蜂のコの佃煮、カイコのさなぎ、それにカタツムリのポイル焼きなんかを出してくれた。最近の探検部は11月祭では山にいって京都にいないらしいが、本多勝一以来の伝統ある「魚骨亭」だから、ぜひやってほしいねえ。
(変)センセ、いまなら、全部、高級食材ですよ。
(米)教養部にはアフリカ研究会というのがあって、ここは面白いよ。マサイの恰好をして、アフリカ料理をだすんです。文化体験を食べ物と視覚でやる、民博のノリですね。
<講演会と模擬店のコラボレーション>
(変)講演会も模擬店も、工夫次第で面白くなる余地はあるようです。
(森)よくね、ホテルである出版記念パーティでは、前のほうではスピーチがつづいているんだけど、後ろには、立ち食いのスタンドがあったりする。これはいい。講演に飽きたらタコ焼き屋にいって、また講演を聴きたくなったら、そのままタコ焼きをつつきながら講演に耳を傾ける。逆に講演を雑踏の中でやるのも面白いかもしれない。
(変)そういえば、自然科学史ゼミでは、天気のよい日は、A号館の中庭の日陰に座ってゼミをやってますね。
(森)僕も、講義をする場合に、しゃちほこばって聞いてもらうより、楽しくくつろいできいてもらったほうがやりやすい。
(了)
森毅(もり・つよし)1928−、東京都生まれ。専門は数学(とされている)
米山俊直(よねやま・としなお)1930−。奈良県生まれ。専門は文化人類学。
この対談の翌日、森一刀斎はNHKの衛星放送に出演。設定は、若者に講義をするというものだったが、対談のポリシーどおり、三味線と鼓、笛が奏でるお囃子にのって登場。音楽を加えるだけで、講義の雰囲気は一味違うものに変身した。
↑×3
2005/11/21(月) 02:14:46
>そういうのってなにを指すのかな。全部?
まあ、自分のテリトリーから眺めると、テリトリー外の「微妙な違い」は、見えないのがふつう。それ自体は悪いことではない。けど、多様性の時代には、異質なもの、自分と違うものを理解する力があるほうが得で、そのためには一歩、踏み込まなきゃならんこともアル。そういう生き方が性に合わないなら無理することはない。自分のテリトリーの範囲、いわゆる蛸壺の中にいるほうが、気持ちいいし安全だ。だがしかし、価値観の一元化は、隣人の殺人を引き起こす。これは犯罪だ。けど10人殺したら、伝説になる。百人殺したら、勲章がもらえるから、ころあいが難しい。本当だよ。その秘密は11月23日の講演にいけば、わかるかもしれない。保証の限りでない。
pdx
2005/11/21(月) 22:44:22
「大学に犯罪を!」か。そういえば最近あんまりシンナー少年とか見なくなったな。このまえ京都新聞に、学生が吉田南総合館前の屋外彫刻(見るからにダサいやつ)をメチャクチャにぶち壊したという記事がのってたけど、ああいうことを指しているのかな。これか…
2005/11/21(月) 22:55:50
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005111600035&genre=G1&area=K10京大の野外彫刻 壊される
被害届出さず「猛省を」
京都市左京区の京都大吉田南キャンパスで、正門広場に展示された野外彫刻が壊されていたことが15日までに分かった。同日まで開かれた特別展で設置された滋賀県在住の作家外磯秀紹氏の作品で、企画した高等教育研究開発推進機構は外磯氏と相談、警察には被害届を出さず撤収した。
壊されたのは、鉄や陶器などを素材とした立体作品4点。10月11日から設置、11月3日朝までに鉄の作品が倒れて折れたり、陶器ブロックが落書きされ積み上げられたりしていた。機構長を務める林哲介副学長は「学問の場にふさわしい環境をつくるためやってきただけに残念。作者もショックを受けていると聞いており謝罪してほしい」としている。
同氏の作品は他に1点、総合館北棟に常設展示されているが、展示を継続するという。
特別展には京都を拠点に活躍する若手作家4人が日本画や洋画などの作品約50点を出品、壊された4点以外は屋内で展示されていた。広場は夜間も開放されている。
同キャンパスでは、旧制三高の初代校長、折田彦市像が落書きされるなど屋外オブジェは御難続きだが、「今回は作品を壊すなど、さらに悪質。猛省を求めたい」(林副学長)としている。
↑
2005/11/21(月) 23:02:09
>ぶち壊しただけでは、単なる犯罪。そこに芸能としての創造的行為がなければ、バランスがわるい。
>見るからにダサイ
オブジェに、たとえば髭を足して、新たな解釈とパースペクティブを与えるのが「芸能」じゃないか。というと、折田像の「怒る人」の落書のレベルに堕してしまうのは癪だが、破壊する<だけ>は、芸がないだろう。
いや今回は
2005/11/21(月) 23:18:49
なかなかどうして芸術的な壊し方だったよ壊れたバイクやら洗濯機やら積み上げてさ
「もの派再考」のビラが貼ってあるのが笑えた
京都新聞はまったく取材しないで機構のリークを
垂れ流しているだけだからあんな記事になったのだろう
↑
2005/11/21(月) 23:24:02
>芸術的な壊し方だったよあはっは。面白い。「反芸術」ですか。
pb
2005/11/21(月) 23:33:50
“パブリックアート”いうて
毒にも薬にもならん
まだ
もの派
や
アルテ・ポーヴェラ
の
ほうがおもろいわな
通りすがり
2005/11/22(火) 02:09:09
ビラ見て興味ひかれたからちょっとのぞいてみようかな
つまんなかったらタダで帰るからよろしく
事情通
2005/11/22(火) 02:58:00
受付でバナナの叩き売り実演販売がある(かも)
通りすがり
2005/11/22(火) 10:35:33
講演時間はどれくらい?事情通B
2005/11/22(火) 11:27:56
明日は午後2時開始で、質疑を含めて2時間以内。午後4時頃から文学部東館の学生控え室(通称ブンピカ)
で朝倉さんを囲んだ交流会、というか飲み会がある。
こちらも誰でも参加できますので、ぜひどうぞ。
ぷう
2005/11/22(火) 22:06:31
>朝倉さんを囲んだ交流会、というか飲み会がある。いいなあ、うらやましいなあ。バナナの叩き売りも見たいなあ。じつは、夜想奇談にはまだ続きがある。お蔵だし。朝倉さんとはブンピカで、愉しい社交の場が創れたらよいですね。せっかくの京都だし、七輪でも囲んで。
<危険な酒>
(変)センセたちのコンパはどんな様子でしたか。
(森)コンパと言っても実にさまざまで、「イモコン」というのが1945年ごろにあった。食料難の時代だから、皆でサツマイモを買出しに行って、一緒に腹いっぱい食おうという「コンパ」なの。コンパというのは、もともと「仲間」という意味。
(変)酒を伴わないコンパがあったのですか。酒がはいると、どうなりますか。
(森)戦後の闇市時代の「バクダン」って酒知ってる?正体のわからん酒がいろいろあったが、ひどいときにはメチルアルコールの酒なんてものもあって、実際に眼をつぶす人もいた。メチルアルコールでなくエチルアルコールなら僕も飲んだけど、ウィスキー風に味付けされたものに格が上がっていたな。
(米)私は闇市時代の酒はわかりません。大学院生として京都に始めてきたのが1954年で、さすがにメチルアルコールやエチルアルコールの酒は売っていませんでした。ただ近くに密造の「どぶろく」を飲ませる店がありました。値段がべらぼうに安いから、行くとたいていヘベレケになります。
<気分は織田作之助>
(変)旧制三高のクラスやクラブでは仲間と飲んで放歌高吟する、という感じだったんですか。
(森)いや、高校ではクラスという単位で飲むことはほとんどなかったんじゃないか。四、五人だけで行くことが多かった。それから酒を飲んで皆で騒ぐというのは旧制中学生の風俗でね、勿論、中学生は未成年だから普段は酒はダメだけど、戦争に行く予科練の送別会だけは特別に許されることになっていた。歌ったりして騒ぐこと自体に、そういう年頃は喜びを覚えるものだね。旧制高校だと、まだ一年生のころはそういう飲み方をするのだけど、三年生にもなると騒ぐのは子供っぽく感じる。だから、高校三年生になると「気分はもう織田作之助」なわけ。馴染みの酒場で、一人で杯を傾けるのがよい感じ。だから、今の大学生が大勢で飲んで歌いたがるのは違和感がある。二十歳近くになれば、もうそういう飲み方から、卒業していい頃と思うんだけど。
(変)学生の行く飲み屋の雰囲気が変わっていますね。馴染みの店でカウンターで女将さんとダベッたり、そして別のお客さんとふるさと話で弾んだりするところは少なくなりました。百万遍周辺は、社交の場でなく、大勢で勝手に騒ぐ宴会場ですね。
(米)この前、京大で人類学と民俗学の合同の学会があって、学会を手伝ってくれた学生と酒を飲む機会があったんだけど、実に学生は歌を知っていて、阪神タイガースの「六甲颪」や南海ホークスの歌などを歌ってくれた。そういった歌までは普通なんだけど、驚いたのは京大の校歌を歌う学生がいたこと。教官でも歌詞を知りませんよ。あとはカラオケがあるから、ドンドン歌がでてくるんですけど、もう我々の世代の出番じゃない。
(森)僕はだいたい歌は唄わないけど、今は亡き小針は歌うのが好きでね。1969年に教養部をバリ封鎖していた頃に、あいつはウィスキーのビンを片手に、バリケードを訪問するわけ。それは別に問題ないんだけど、あいつ歌声世代でしょ、バリケードの中でヘルメット学生
と飲んでいるうちにロシア民謡なんかを歌い始めるもんだから、そうするとヘルメット学生から「ナンセンス、ナンセンス」って非難を浴びて。あれは品が無かった。
(変)さらに、赤軍の連中とコントラクトブリッジをしてお金を巻き上げていたという逸話も残ってますね。昔から、学生は教官とお酒を飲んでいたんですか。
(森)ほとんど無かったんじゃないかな。だいたい、年が離れているから一緒に飲んだって面白くないでしょ。ところが、一時期、教授を連れ出して、お金をたくさん出させて、コンパを華やかにしようという動きがあった。教官らが心配していたら、今度は学生さんのほうが豊かになって、教官はいらないから呼ばれなくなっちゃった。
ぷう
2005/11/22(火) 22:09:01
<ぶっ倒れるまで>(変)そういえば、森さんは、お酒を飲まないと聞いているんですが、学生時代もそうでしたか。
(森)僕はだいたい酒に弱くて、学生の時分はつきあいだからって飲んで、よく吐いたり胃痙攣を起こしたりしていた。助手で北海道大学に就職したとき、学部長にビール会社へ連れて行ってもらって、ビールが好きなだけ飲める機会があった。もともと酒に弱いとはいえ、たかがビール、と思ったのが間違い。飲みすぎて、帰りにぶっ倒れて、一週間寝込んだ。それ以来、酒が飲めなくなった。これは、まあ、急性アルコール中毒なんだけど、そうじゃないという奴がいるんだよね。「お前のは慢性アルコール中毒。三十年前のその件以来、まだ醒めていないんだ」というの。
(変)最近でも、学生が急性アルコール中毒で倒れ、救急車が出動する回数が増えています。
(米)拒否ができなくなった、ということだと思う。場の雰囲気を壊さずに、うまくパスすることが最近はヘタになった。酒を勧めるほうも、相手の様子を細かくみることが出来なくなった。相手の限界を考えずに酒をどれだけでも飲ます。歌や芸にしても「あいつはかわいそうだからパスさせてやろう」とか配慮せず、無理にみんなで拍手して勧める。相互認識が薄くなった、つまり、目の前の相手を判断する情報が慢性的に不足しているじゃないか。情報の送り手も、受け手も、それぞれにね。
(森)相互認識が薄くなったというよりは、集団の強制力が強くなってきたのだと思う。旧制三高の自由寮はそのへん、楽だったんだ。あいつは遠慮しているから無理やり飲ましてやろうということは無い。飲みたい奴は飲む。パスしたい奴は、一回そう言えば、もう無理に勧められない。みんなでどこかに行こうという時でも、必ず二、三人行きたがらない奴がいた。で、なんで行かへんの、と聞くと一言「興味ないもん」って。それでパスが認められた。
(変)それでも、角が立たなかったんですね。
<孤独も悪くない>
(森)だって、昔の旧制高校生は一丸になって燃えたという伝説があるけど、それは少なくとも僕のいた三高ではまったくのウソ。大勢が自由寮でストームをしてはしゃいでいるときでも、必ず二、三人はひっそりと「哲学」している奴がいる。僕は祭り好きで、はしゃぐのが好きだったけど、すぐにくたびれるわけ。くたびれると今度は「人生」するの。そして飽きたら、またはしゃぐわけ。仲間はずれっていうと、いまは悪いように思われるけど、実は、そうじゃなくて、集団で何かすることに疲れて休息する状態としての「仲間はずれ」は、大切じゃないんだろうか。だから僕は、いつでも仲間はずれになれて、また、そこに仲間はずれがいて、また気が向いたら仲間に入れる、というのが一番いい集団だと思う。ところが、「みんな仲間」とか、「若者は森田健作しなければならない」という意識が今は強いみたい。二年前の高校生の雑誌の身の上相談でこういうのがあった。
「みんなでコンパして騒ごうとか、文化祭でクラス一丸になって成功させようというのにノレません。私ってネクラなんでしょうか」と悩んではるの。それで、「仲間から離れて一人でいるっていうのもいいことよ」って返事をしたら、読者からものすごい反響があって、「それを読んで、ほっとした」とか「感激した」とか。おそらく、みんなかなり無理をして「仲間している」みたい。そして、これだけ努力して仲間になろうとしているのに、仲間から離れたがる人がいるのは許せないといって腹を立てたり、仲間になれない自分は異常じゃないかと悩んだりしている。...かなり窮屈になっている。
(米)みんながやっているときに、一人がちょっと離れるとか、一人だけ別のことをするのを許すカルチャーが、学生に無くなっているんです。
ぷう
2005/11/22(火) 22:11:35
<異人と京都>(森)京都という街には、まだそういうカルチャーがあるよね。
(米)そうなんです。京都にはよそ者、変人がいて当然だという雰囲気がある。東京と違って、本質的にソフィスティケイトされた「都市」なんでしょうね。外からきた人が京都は冷たい街とよくいう。けど、京都の人はほんとうは付き合いは良い。愛想が良くて、人当たりも良い。でも他人は、奥へは入っていけません。他人とは一線を画し、それを踏み越えて他の領域まで入ってゆくことは許されません。だから、他人のを知っていても、決して干渉はしない。そのことが、外から来た人には疎まれているように感じられて、冷たいという印象をもたれるのです。これは、パリとか世界の歴史ある都市には共通する事項のようです。
(森)僕は生粋の京都の者ではないけれど、京都という街は「社交」の街と感じている。三高の酒を無理に薦めないというのも、京都という街柄のせいかもしれないね。
(米)実は、僕の義理の親というのがネイティブの京都人で、西陣に家があるんです。面白いのは兄弟三人が隣同士で住んでいるんですが、冠婚葬祭その他のフォーマルな付き合いはキッチリとやるんですけど、お互いに干渉はしない。兄弟で隣同士とはいえ、お互いにベタベタした付き合いというのはないんです。心をすべて許して無遠慮に入り込むというのは、京都ではエチケット違反になります。
(森)べ平連で、鶴見俊輔さんがアメリカ軍の脱走兵を匿う活動をしていたんですけど、京都はやりやすいと言っていた。普通ならアメリカ人を匿えば周囲に気づかれてしまうわけ、でも京都では不思議と噂になって広まることはなかったって。「あそこに変な奴がいる」というのは知っているのに、だれも口に出さない。別に京都のオバちゃんたちが赤ヘルにシンパを感じているじゃないけどね。京都は地下に潜りやすい街だといえる。
<京都の酒場>
(変)京都は社交のマナーがある街ということですが、そこの酒場はどういう雰囲気だったのですか。
(米)結構、いまでも「一見さんお断り」というお店があるよね。会員制と名前は変わっても同じで、外から来た人には冷たいと感じられるでしょうね。そして、その最たるものが祇園のソサイエティです。
(森)京都ではある特定の飲み屋をアジトとした小さなグループがいて、私的に関係ができている。そして、それ以上、付き合いを広げようという意思が無いの。「一見さんお断り」といっても、その程度の意味だと思うのよ。
(米)ちょうど適当な人数がいれば、それ以上の商売を広げる必要がない、と考えるんですね。僕が院生のころよく行った店に銀閣寺の「夢路」というのがあって、竹久夢二のコレクションが飾ってあって、十人くらい入るといっぱいになるような小さなところだった。決して大きくしようとしなかった。そこに関西日仏会館のフランス人がギターを持ってきて、シャンソンを歌うんだ。結構愉しかったですね。あれぐらいの大きさが手ごろでした。
(森)京都では昔から土地持っている人が、道楽としてお店をやっているところが多い。喫茶店で、コーヒー一杯で、二、三時間いても、嫌な顔をされない。百万遍界隈は言うに及ばず、河原町や祇園でも、古い店はそうだ。客の回転を良くしようとすると利幅は大きくなるが、そういうことを京都の主人はあまり考えない。短期的な儲けよりも、お客さんとの関係、社交を大切にして、長く付き合っていこうとしているね。
(米)京都というのは面白い街ですね。祭りと酒の話が、いつのまにか京都論になってしまいましたね。
pdx
2005/11/23(水) 07:40:28
いよいよ当日。祭り気分も盛り上がってきた感じ。「とにかく盛り上がればよい」とは去年のミスコン騒動の際にコメントを求められた森毅が放った名言。ところで、朝倉講演会のビラで使われてる絵は芳年ですかね?
事情通C
2005/11/23(水) 08:24:17
そうです。花井お梅の箱屋殺しです。事情通C
2005/11/23(水) 08:26:25
「河内十人斬り」のほかに「津山三十人殺し」の話題も出るとみた。あ
2005/11/23(水) 10:36:44
ついでに兄貴分の平岡正明も呼べよak
2005/11/23(水) 11:48:58
こ れ を 見 な い の は 犯 罪 だ !
追加発言



