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Gackutですが質問ある?7


1. Gackut 2003/01/17(金) 15:43:57
Gackutですが質問ある?7

 一つの出会いが人生を変えます。
 一行の文章もまた、人生を変えます。
 それは難しくて、だらだらと長い文章ではなく、
 一行の簡潔な言葉だけにできることです。
 本質がぎゅっと一行に凝縮されているから
 共感を呼ぶのです。
 このスレがあなたの考え方を少し変えることが
 出来たらと思って、立てることにしました。
 違う人の意見を聞くと、凄く勉強になりますね。
 
 

前回までの話題。→「Gackutですが質問ある?6」
http://www.kyoto-u.com/lounge/talk/html/200212/02120033.html

◆ここでは私Gackutが、皆さんの質問になんでも答えます。
 お便りを頂いたら、一生懸命考えます。お便りお待ちして
 います。

2. Gackut 2003/01/17(金) 15:44:43
女子大生さん

しばらくお待ちください。

3. Gackut 2003/01/17(金) 17:22:07
 女子大生さん

 まず、恋愛は心の問題、付き合いは契約の問題と考えましょう。
男の子は、女の子の可憐さに惹かれ、女の子は男の子の優しさに惹かれる。
それが恋愛です。恋愛と、お付き合いとは別次元です。お付き合いする、
というのは「契約」だと思ってください。君たちも、「お付き合いしまし
ょう」と伝えて、恋人になりました。彼の言った「お付き合い」とはどう
いう意味だったのでしょうか。そして、受け入れたあなたは、お付き合い
することを、どういうことだと思っていましたか。

 付き合うとはどういうことか、と聞かれると、端的に答えられる人は
少ないでしょう。「浮気せずに、一人の相手と向き合うことだ」という人
がいます。では、二重、三重に恋愛を重ねる人がいれば、それは「間違っ
た」お付き合いでしょうか。不倫や、浮気は倫理的には好ましくありません
が、当事者の合意の下であれば、けして悪いことではありません。「不倫」
というお付き合いの仕方が悪いのではなくて、恋人を騙す行為が悪いのです。
 男女の恋愛の仕方に正しいとか、間違っている、というのはありません。
どんな恋愛観であっても、お互いが認め合えれば、二人は恋人なのです。
ところが、日本人はテレビに出てくる典型的なお芝居がかった恋愛だけを、
付き合いだと思っています。本当は、現実の世界には、テレビには写らない
、写せないような恋愛観を持った人が、いるのです。
 
 雌ライオンと人間の女性の違いよりも、人間の男と女の違いは大きい、と
言った人がいます。それは言い過ぎにしても、異性に会ったら、外国人と
出会った、と思っておくほうがいいくらいです。僕たちは、同世代の若者と
同じ雑誌を読み、テレビを見て、恋愛観の思想統制をされて生きてきまし
た。青年向け雑誌と、女性向け雑誌では、恋愛観が、大きく食い違ってい
ます。男は、男好みの女性を心に抱いていますし。女は、自分の理想の男ら
しさを、世間の男に求めます。そして皆、相手の恋愛観が、自分と同じで
ある、と心の底では信じています。

4. Gackut 2003/01/17(金) 17:22:25
 女子大生さん

 まず、恋愛は心の問題、付き合いは契約の問題と考えましょう。
男の子は、女の子の可憐さに惹かれ、女の子は男の子の優しさに惹かれる。
それが恋愛です。恋愛と、お付き合いとは別次元です。お付き合いする、
というのは「契約」だと思ってください。君たちも、「お付き合いしまし
ょう」と伝えて、恋人になりました。彼の言った「お付き合い」とはどう
いう意味だったのでしょうか。そして、受け入れたあなたは、お付き合い
することを、どういうことだと思っていましたか。

 付き合うとはどういうことか、と聞かれると、端的に答えられる人は
少ないでしょう。「浮気せずに、一人の相手と向き合うことだ」という人
がいます。では、二重、三重に恋愛を重ねる人がいれば、それは「間違っ
た」お付き合いでしょうか。不倫や、浮気は倫理的には好ましくありません
が、当事者の合意の下であれば、けして悪いことではありません。「不倫」
というお付き合いの仕方が悪いのではなくて、恋人を騙す行為が悪いのです。
 男女の恋愛の仕方に正しいとか、間違っている、というのはありません。
どんな恋愛観であっても、お互いが認め合えれば、二人は恋人なのです。
ところが、日本人はテレビに出てくる典型的なお芝居がかった恋愛だけを、
付き合いだと思っています。本当は、現実の世界には、テレビには写らない
、写せないような恋愛観を持った人が、いるのです。
 
 雌ライオンと人間の女性の違いよりも、人間の男と女の違いは大きい、と
言った人がいます。それは言い過ぎにしても、異性に会ったら、外国人と
出会った、と思っておくほうがいいくらいです。僕たちは、同世代の若者と
同じ雑誌を読み、テレビを見て、恋愛観の思想統制をされて生きてきまし
た。青年向け雑誌と、女性向け雑誌では、恋愛観が、大きく食%

5. Gackut 2003/01/17(金) 17:27:45
 雌ライオンと人間の女性の違いよりも、人間の男と女の違いは大きい、と
言った人がいます。それは言い過ぎにしても、異性に会ったら、外国人と
出会った、と思っておくほうがいいくらいです。僕たちは、同世代の若者と
同じ雑誌を読み、テレビを見て、恋愛観の思想統制をされて生きてきまし
た。青年向け雑誌と、女性向け雑誌では、恋愛観が、大きく食い違ってい
ます。男は、男好みの女性を心に抱いていますし。女は、自分の理想の男ら
しさを、世間の男に求めます。そして皆、相手の恋愛観が、自分と同じで
ある、と心の底では信じています。
 しかし、全国共通の恋愛観を刷り込まれた若者たちも、自分の性格や感性
までは、人に合わせることが出来ません。
 君は、君の恋愛観でもって彼を見ました。つまり、彼に自分の恋愛観を
押し付けていたのです。一方で、彼は、自分の恋愛観を、あなたに押し付け
て来ました。
 
 初対面の女性にメールを頻繁に送る、というのはあまり宜しくありませ
ん。デート代を、ケチるのも良くない。コミュニケーションのとり方にも、
マナー違反が数多く見られました。あなたにとっては、それがルール違反
であったけれど、黙って耐えてきたわけです。
 でも、残念ながらあなたは、彼に、「契約違反だ」と言える資格はあり
ません。極力恋愛にお金を使いたくない、というのは彼の恋愛観です。
ろくに会いもしないのに、メールを出すことさえ不精がるのも彼のあなた
に対する無礼の表れです。

 彼が、あなたに黙って、別の恋人を作っていたのなら、文句を言う道理は
あります。でも、あなたは彼に、してほしくないところを、指摘することを
あえてしませんでした。ずっと、我慢しました。なんで、我慢したの?、と
聞かれたら、彼が好きだったのではないでしょう。
 自分をいい加減に扱う彼、自身も好きになれない人物と、どうして別れな
かったのせしょうか。そして、どうしてそんな人のために、悩む必要があった
のか。多分、あなたは自分なりの「恋愛観」の舞台の上で、「正しい女性役」
を演じたかったのではありませんか。性格には、「こうあるべきと考える女
性理想像」に見合う行為から外れることを恐れたのではありませんか。

6. Gackut 2003/01/17(金) 17:33:46
 世間的には、君の言っていることがずっと正しいです。君は、なんにも悪
くない。でも、君が彼を憎むのは、すこし間違いです。なぜなら、彼の性格
の悪さ、彼の男としての不十分さは、彼の問題であって、あなたが首を突っ
込むことではないのです。君は、彼に被害を蒙った、と言います。でもね、
それら全部、払いのけようと思えば、払いのけられたのではありませんか。
本当にいやなら、メールアドレスを変えてもいいし、お付き合いをやめれば
よかったのです。自分の立場、自分の恋愛観、そして君が彼に望む要望を、
きちんとメールででも、口頭でも、きちんと説明すれば良かったのです。
お金の問題も、男性が払うべきだ、という常識があるから、女として許せ
ない、と言いたくなります。でも、マナーと良心のある男性ばかりではない、
ということですし、それと男女で差をつけずに割りカンででいいじゃない
か、という考えの人もいないとはいえません。それ自体を、責めることは出
来ません。
 彼が、君を脅したのなら、話は別です。でも、あなたは、彼の愚行に逆
らわなかった。反論こそすれ、君は最後には、彼に従いました。黙って何に
も言わなければ、イエスだと思われても仕方がありません。反論しても、自
分の意見をすぐに折れば、「いやよ、いやよも、好きのうち」と思われても
仕方ありません。
 以上、月並みな意見でしたが、悪い男に捕まるとたちが悪い、というまと
め方をさせていただきます。

7. Gackut 2003/01/17(金) 17:36:02
P.S. ダイエット商品が出回っています。いろんなのがあります。どれを
    使っても、本当は効き目があります。でも、どんな方法も、長く忍
耐強くやらねばなりません。ダイエットに成功する人は、忍耐強
く、結果が出なくても続ける人です。失敗した人は、楽をしようと
思って宣伝効果抜群の商品を買ってみて、途中で邪魔くさがってや
める人です。その人たちは、痩せなかった、と怒りますが、もとも
と楽してすぐに痩せることはないのです。ほんの少しなら10分で
変わります。でも、10か月分の減量を、10日で出来るような方
法に求めているから、最後まで続かないのです。
     痩せなかった人は、損をした人ではありません。本当は、痩せた
    いというよりは、「楽したい」と思っていたのです。新商品を買
    って、確かに楽をしました。そこで効果が切れたのです。商品が悪
    いのではなく、むしろ性能のいい商品だったから、希望通り「楽で
    きた」のです。君がこれから出会う異性には、楽と効果の両方を求
    めてはいけません。恋愛は、ダイエットと同じです。
     男性に、あまりに過度に期待をしてはいけません。人それぞれで
    すから、自分の好きなことと、彼の好きなことが一致しないから
    です。最初から、変に期待しないことです。長く続けるうちに、
    体も、心もスリムになります。

8. (´д⊂ 2003/01/17(金) 22:17:30
前スレ
>>aaa
>>復讐で得るもの
>>・一時的な満足感。
果たしてそれは一時的なものかな?
パーマネントなものかもしれないよ。
>>復讐で失う(かもしれない)もの
>>・犯罪に走る可能性あり。
>>・男の逆恨みの危険性あり。
同意。

>>bbb
>>(´д⊂が女子大生の今彼だったら笑える。
>>(´д⊂が女子大生の元彼だったらもっと笑える。
>>それはないだろうが。
そしたら確かに笑えるな。

9. 牧野備前守忠雅 2003/01/17(金) 23:39:26
Gackut氏の指摘する通り確かに、相手に直してほしいところなど、いうべき事を相手に指摘せずにずるずると引きずってしまった感じはするねえ。

10. >Gackutさん 2003/01/18(土) 00:50:22
コテハン「広部」なる人物をどう思いますか?

11. 某コテハン 2003/01/18(土) 00:52:52
Gackutさん

はじめまして。
このスレは時々のぞかせてもらっています。
いつも丁寧なレスに感心させられます。

さて、このサイトの議論板ではさまざまな議論が盛んですが、
こういったオンラインBBSにおける議論についてどう思われますか?
以前に出た質問だったらごめんなさい。

12. 女子大生 2003/01/18(土) 04:46:52
皆様、たくさんのレスありがとうございます。心温まるレス、すごく感謝しています。

(´д⊂さんへ
何度もレスありがとうございます。そうですね。やっぱり遊び人だったと思います。私がこのことをわざわざここに書きこんだのは、その男がkyoto−u.comのコテハンだからです。ですから、彼も当然ここを見ているはずだと思い、少しでも彼に反省してほしくて、これを書きました。私がこれを書き始めてから、その男の書き込みだと断定できるような書き込みもありました。ですので、その男本人ももうすでにこれを見ていると思います。

>ただ犯罪になるような復讐したとして、あんたが捕まったり訴えられたらつまらない。
そして、復讐したとして、逆襲を受けて、あんたの状態が今以上悪化してもつまらない。

そうですね。仰る通りです。その辺のところを一番よく考えるべきですよね。


どうもさんへ
そうですね。どうもさんの言うのも最もだと思います。ですから、私は彼にここに出てきてもらいたいと思っているのですが、彼はすでにこのスレッドに来て書き込みをしているようですが、煽りの書き込みしかしていないようなので、何とも情けない限りです。まあ、卑怯な彼にそんなことを期待するのは間違いでしょうね。


aaaさんへ
最初の方から、温かいレスありがとうございます。心配してくださるお気持ちがとても嬉しいです。


(・ω・) さんへ
10月の出来事なのですが、9月中頃すぎから一切会ってないのに、私とその男が付き合いだした日、つまり1ヶ月ごとの記念日だった日に、「(付き合って)今日で5ヶ月やね。」っていうメールが届いたこともありました。当然のことながら、私はその頃はもうとっくに別れたものと思っていましたので、びっくりしたと同時に、気味が悪かったです。
このように奇妙な男ですから、自分の身の安全を考えると、もう関わらない方がいい、というのも賢明な道かもしれませんね。私も生身の人間ですもんね。

13. 女子大生 2003/01/18(土) 04:47:12
Gackutさんへ
>自分の立場、自分の恋愛観、そして君が彼に望む要望を、きちんとメールででも、口頭でも、きちんと説明すれば良かったのです。

>反論こそすれ、君は最後には、彼に従いました。黙って何にも言わなければ、イエスだと思われても仕方がありません。

そうですね。私は彼にデートの場所やその他の不満を言いはしましたが、彼がそれに不満を言うと、渋々ながらも従ってしまったのが問題ですね。
どうしてあのとき従ってしまったのか、さっさと別れればよかった、最近では付き合ったことすら後悔する毎日です。
まるで自分には非はなかったかのように、主張し、私を責め、

「逃げるな。」  「ちっとも成長してない。」

などと言われると、悔しくて悔しくて、いたたまれなくて、泣いてしまいました。私は誰に責められても、その男にだけは責められたくない、また、その男に私を責める権利はない、と思っています。
その男に責められたり、馬鹿にされたりしているうちに、「彼の言うように、私が全面的に悪いのだろうか?」と思ってしまったときもありました。
 そんなふうに悔しさと怒りの狭間にいるときに、Gackutさんのこのスレのことを思い出したのです。Gackutさんのこのスレはいつも読ませていただいています。わかりやすく、丁寧に、真剣に色々な人の質問に答えるGackutさんは尊敬に値します。私は、このスレに私の体験を包み隠さず打ち明けることが、この悔しさと怒りを静める第一歩となる気がしました。そして、これを書くことによって、このことが誰かの役に、何かの役に立つのなら、嬉しいです。

>多分、あなたは自分なりの「恋愛観」の舞台の上で、「正しい女性役」
を演じたかったのではありませんか。性格には、「こうあるべきと考える女
性理想像」に見合う行為から外れることを恐れたのではありませんか。

はい、そういうところはあります。だからこそ、チャットルームで本当のことを言わなかったのでしょうね。でも、これからはそういうところは、場合によりますが、極力なくしていきたいです。「人生においての色々な場面で、言わなきゃいけないことを、言わなきゃいけない時に、言わないと後悔する。」このことを身を持って感じました。

>悪い男に捕まるとたちが悪い

全くその通りです。肝に銘じておきます。

  

14. (´д⊂ 2003/01/18(土) 08:08:24
ここのコテハン・・・w
さて、何人か思い浮かぶなぁ。あれとかあれとかw

15. aaa 2003/01/18(土) 17:13:33
レポート・論文が書けるようになるには、どうしたらいいんでしょか。
教育学基礎論とかで、2000字くらいならなんとか悩みながらも書けるのですが、4000字以上とかになってくると、ほんと書くのがつらいです。やっと書き上げたレポート読み返しても、ろくな文章じゃないような。

あと、参考文献って、どういう風に参考にすればいいんでしょうか。
なんか、本の中の意見をそのまま少し言葉を変えて写したような文章になってしまいます。

16. ガ━━(゜Д゜;)━━ン! 2003/01/18(土) 19:12:46
>何人か思い浮かぶなぁ。あれとかあれとかw
俺じゃないよ(汗
まじで。

17. 共通一次 2003/01/18(土) 22:23:06
今日明日とセンター試験ですが、センター試験についてどう考えておられますか?

18. Gackut 2003/01/19(日) 19:23:07
>>Gackutさん
>コテハン「広部」

存じ上げません。申し訳ないですが、答えられません。

19. Gackut 2003/01/19(日) 20:24:58
某コテハンさん

ネットで、議論をすることに関して。


 アメリカ人からの留学生と話をしたことがあります。プライベートの話
題を除いて、思っていることを素直に言い合おう、ということで、随分と
ぶしつけな質問をしてみました。アメリカの対テロ政策への国民の支持率
の高さを指摘して、「世界平和のための正義」という名の下に、アメリカ
だけの平和を守る合衆国の政策を、矛盾とは思わないのか、と聞いてみた
ところ、「理念と、現実は違う。自然保護を主張することと、本当の自然
保護政策とは異なっていていいのだ。自然保護の名も下に、無条件に自然
界の開発を規制すれば、間違いなく経済が困窮する。結果的に、社会秩
序が崩れ、人々は、自分の生活に追われて自然を見る余裕がなくなるだろう。
だから、大胆な自然保護よりの政策は絶対悪だろう。一方で、政策に絡めな
い、理解できない一般大衆からすれば、政治経済といった、国の中枢から
突き放されたような疎外感を感じている。そこで飢えた自己愛(これは私の
解釈)を満たすべく、なんらかの反政府、反体制思想を持ちたいのだ。そこ
で、誰にでも理解できて、誰でも説明できるような手頃な思想を、主張し
たいのだ。自然保護主義は、議会と合衆国民の潤滑財だというわけだ。」
 まあ、大体こんな主張でした。同じ年齢の学生としては極めて論旨明快
で説得力の強い主張です。要するにアメリカは、自国の国防と経済を守る
ために、敵国を威圧して何が悪いのか、という主張です。それが、結果的
にアメリカと、世界のためになる(?)、ということでしょうか。

20. Gackut 2003/01/19(日) 20:26:16
 この主張自体には触れるつもりはありません。僕が言いたいのは、アメリ
カの留学生はこのくらいの主張は、普通に出来る、と見ていいということ
です。彼、いわく、アメリカの一流大学の学生であれば、それ位の議論が
できても不思議でも何でもない、とのこと。日本人で、面と向かってこん
な議論を出来る人はいませんよね。これを指して、日本人は思考力がない、
議論の力がない、と言う人がいます。
 アメリカでは、ディベートを、義務教育のうちから学生に課すそうです。
議論を戦わせる、ということが教育の一分野になっています。全米でヒッ
トを飛ばす映画のジャンルが、SFや、恋愛ものにならんで、訴訟ものが
混じっているのが面白い。アメリカが訴訟大国だから、というだけでは説明
できますまい。
 ともあれ、欧米は議論を大切にする国です。日本では、昔の学生運動の
ようなブームを除いては、議論はしません。議論という発想自体が、市井に
浸透しません。
 では、議論をしない日本人が、知的に劣っているか、というと断じてそう
ではない、といいたい。知性を伝え合い、磨きあうために、知識人は、いや
知識人でなくても文化人は、皆「議論」が必要です。一人前に議論が出来る
ようになるまでには、相当の鍛錬が必要です。では、欧米の学生の多くが
議論に長けているように見えるのは、彼らが知的に優れているからでしょう
か。僕にはどうもそう思えません。彼らの主張は正しい。しかし、彼らが
力を発揮するのは特定のテーマに限ってのです。つまり、議論に勝つことを
主眼としたディベートを教育された学生たちなのです。ですから、彼らの主
張には、必ず鋳型があります。もともとパターンが決まっているのです。
オウム事件の上祐被告と同じで、事実とは無関係に、議論には圧倒的な強さ
を発揮するのです。

21. Gackut 2003/01/19(日) 20:26:32
 僕は、無理にディベートをすることが、知性を磨くことだとは思いませ
ん。知的バックグラウンドがない人には、有益な議論をすることは難しいの
です。アメリカのように、ディベートというスポーツにしてしまうか、日
本のように、無関心を装うのがいいのです。なぜなら、下手に議論をする
と、人間関係がたいていは不味くなるからです。
 それでも、若い世代が、議論を仮体験する場を設ける必要性を感じま
す。NHKのしゃべり場は、議論ではありません。トークです。民放には、
自然科学を短担当する部署さえありません。NHKの文化科学局(うろ覚え
?)を除いて、テレビの世界に、科学は存在しないのです。朝まで生テレビ
も、テレビタックルも、議論はやりません。トーク番組です。日本のメディ
アに議論は存在しません。ほとんど、一方的な立場からの主張です。新聞も
テレビも、自己批判はしません。だから、理論は生まれ得ないのです。


 一人だけで、知性を磨く事は出来ない、と思います。研究者は議論をす
る相手を必要としているのです。ところが、研究室に入るまで、議論に参
加することはまずありません。日本で議論を吹っかけることは、けんかを
吹っかけるのと同じです。
 そこで、匿名性のあるインターネット上で、議論の場が出来たことは、
すごく素晴らしいことだと考えています。議論とは難しいことを話し合う
ことではありません。相手にわかるように話す、そして自己批判がある、
ろいうのが目下のところ、ネット上での議論の成立条件でしょう。kyoto
-u.comの議論板はその条件を見事にクリアしています。

22. Gackut 2003/01/19(日) 20:45:46
女子大生さん

 
 子育ての失敗、という言い方は、失敗した子供がいるみたいなので、好き
ではありませんが、子育てノイローゼになるお母さんが多いようです。子育
て悩んで、参ってしまう人はみんな、飛びきりまじめな人です。赤ちゃんに
個人差はつき物なのですが、一歳で立てないわが子を見ると、お母さんは
心配でたまらなくなる様子。近所の赤ちゃんが先に立ったりしたら、いても
たってもいられなくなるのです。
 女性が大きな失敗をする時は、怠けたからでも、やる気がないからでも
ありません。真剣になりすぎる時です。恋愛も同じ。
 僕は、散々悪く言われた彼を、責めるつもりはありません。それはね、
色んな恋愛観、色々なコミュニケーション観を持った人がいて、みんな自
分の考えが一番いいと思っているからです。彼には、彼の言い分がありま
す。あなたには、あなたの言い分があります。どちらかを、完全に否定す
ることは、やっぱり出来ないのです。
 それと、日本には6000万人の男性がいますから、君の周りの男性に
も色々な人がいます。いくら選りすぐってみても、理想の男性は見つかり
ません。見つかっても、三ヶ月以内には、どこかで幻滅します。
 男性でも、女性でも、これから出会う人は、色々な人がいます。「こんな
人もいるのね」と思わないと、息が詰まります。物凄く、頼りガイがあっ
て、優しい彼でも、何か一つくらいは、凄い欠点があります。そんな時は、
少し多めに見てあげてくださいね。

P.S 人は短所で愛される。
P.S2失敗には、個性があります。その人にしか出来ないような
    とんでもない失敗があります。素敵な男女に、ハプニングは
    つきもの。「それが、あなたのいいところ」と褒めてあげよう。  

23. Gackut 2003/01/19(日) 21:04:25
aaaさん

レポート・論文の書き方と、参考論文の利用法に関して。

 哲学の考え方は、「正・反・合」です。正とは、一見正しい論題、もっと
も単純で整合性のある論題です。一方で、あらゆる主張には、反論があり
えます。それが、「反」です。そして、その一見相反する両論に共通する
法則性を見出し統合することが、「合」です。
 哲学とは、あらゆる学問の思考の基準です。三分割、つまり三つの主張を
立てる議論の仕方が、歴史的に正統派の推論です。
 まず問題提起をします。自分に対する質問です。そこから論文は始まり
ます。次に、それに対する主張を立てることから、議論を始めます。自分
の意見、言いたいことでもかまいません。最初は、好きなことを主張にす
えればいいのです。勿論、文章を考えていく過程で、主張を変更したり、
修正したりすることはありえます。でも、最初は何らかの機軸としての主
張が必要なのです。
 次に、反論です。君が主張したいことの正しさを証明するには、それに対
して出てくるであろう反論を、否定する必要があるのです。君の主張が正し
いですよ、ということを説得つ゛けるために、可能性のある反論に、答えを
出す必要があるのです。
 ところが、主張と、反論は、そのままでは、迎合しません。そこで、その
両方を統括する視点の導入が必要です。極論を言えば、「合」を見つけない
と、論文にはなりません。ですから、主張と、反論の両方を書き出してか
ら、その間を埋めるべく頭を働かせる必要があります。
 とりあえず、「合」が、思考の中心です。「正」、「反」は、目の付け所
の良さがものを言います。ただ、当面は「正」「反」は、手作業で探し出す
ことが出来ます。つまり資料に当たる、ということです。そこまでは、努力
でなんとかなりそうですね。


 

24. Gackut 2003/01/19(日) 21:08:59
 では、参考論文の利用法ですが、論文の主張は、基本的に一つだけ
です。二つあったら、分けて書きます。本にしても、基本的には、言いた
いことは、一つです。色々書いてある本でも、一つの章や、段落に、
主張は一つ、と思ってください。
 ですから、一つの論文を読んで、何でもかんでも情報を得ようとするのは
間違いです、参照する範囲内においては、主張を理解すれば、途中の論理は
読むことを省いてもいいような気がします。
 4000字、と言われると、困ってしまいますが、基本的には、議論は三
分割です。論理の筋道は色々あっていいのですが、基本は、「正・反・合」
があればいいのです。

25. Gackut 2003/01/19(日) 21:15:14
P.S なんで4000字も書けるかって? 方法は一つです。主張は一つ
   ですし、出来れば簡潔に書きたいところ。文章を長くしようと思った
   ら、「反」をたくさん見つけてくればいいのです。いくらでもありま    す。「正」は一つですが、「反」は無限にあります。
    一つのことを、長々と説明して、字数を稼ごうとする人がいます。
   私には、文章をまとめる力がありません、と主張しているのと同じで
   す。議論は簡潔明瞭が基本です。より短いほど、評価は高い。それで
   も字数を増やそうと思えば、「反」を増やせばいいのです。反とは、
   異なる次元の視点のことです。反とはアイデアです。アイデアが多くな   いと、文章は長くなりません。
    アイデアが多くて、文章が簡潔な論文は、丁寧な論文として評価を
   うけます。目指すのは、丁寧な論文です。

26. Gackut 2003/01/19(日) 21:26:58
センター試験に関して

 福井謙一博士の言葉です。
「学んだことはいつ、どんな形で役にたつかわからない。個々の学問の地下
茎は思わぬところで繋がりあっているのである。」「自分の進む分野に関係
なさそうなことでも、いや関係ないことだからこそ、よく勉強するべきです」
 アスリートは20代が実力のピークですが、頭脳労働者は、40代でも、
50代でもいい仕事ができます。ですから、大事なことは、色々なことに
積極的に触れるべきだ、ということです。
 

P.S 若いうちに、思考力を養うのは大事だ。でも、それ以上に、若いう
    ちに積極性を磨くことが大事だ。「積極的」と「的」を用いるよう
    に、積極そのものという状態は存在しない。世の中に、こうだ、と
    いうルールはありません。いくらでも積極的になっていいのです。一
    生に、一つ職、とういう時代はもう終わりました。色々やったらいい
    よね。
   
   

27. Gackut 2003/01/19(日) 21:34:17
P.S.2 京大生は二次試験がよければ通ります。僕は、二年の3月以降
     センター試験の勉強をやめました。だから、センターは580点
     代です。入学後も、センターの知識はあまり役に立ちません。
      センターを勉強するかどうかは別にして、余裕がある限り、
     自分の好きなこと意外に、興味を増やせればいいね。センター
     試験が出来たからといって何の役にも立ちません。センターの       問う問題のレベルより、現実の方が高レベルなのです。 セン
     ターは自分の専門外を勉強するきっかけである、と思っていま
     す。大学の単位制も同じ趣旨です。
      君が本当に充実できること、人生の醍醐味を味わえることは、
     好きなことの中にはありません。嫌なこと、しなければならな
     いことのなかに、面白いことが見つかります。
      

28. 共通一次 2003/01/20(月) 21:05:48
お返事ありがとうございます。
センター試験を入学選抜試験として実施、あるいは利用することについて、
できればご意見を伺いたい。
その必要性と、これからの位置付けについてなど。

29. aaa 2003/01/20(月) 22:58:48
お返事ありがとうございます。参考になりそうです。
また意見いただきたいんですが、
大学生の学力低下についてどう思いますか?

30. Gackut 2003/01/21(火) 01:00:00
センター試験に関して


 試験は一度でも良いように思えます。共通一次がなかった時代は、大学
入試は一回だけの試験で行いました。ところが、東大等の有名大学を受験
する高校生があまりに多くなり、論述等の採点するのに手間と時間のかか
る試験をする難関大学にとっては、入学の見込みが薄い受験生が殺到しな
いようにと、門前払いの目的で、一次試験を導入しました。
 国立大学が実施している制度としては、先に基礎的で広く教養を求める
ような一次試験を実施してある程度、受験者を絞り、次いで専門的な問題
を二次試験において入学者を決定する、という方法を取っています。
ですから、制度的には、二重試験は妥当だと思っています。


 最近、私立大学の受験料をコンビニや、銀行で振り込めるところが
出てきています、大学の権威、というのはそれなりに尊重することの
意味はあると思いますが、受験制度をもっと柔軟にしてもいいと考えて
います。センターを、一年に二度実施するというのも検討されているとか。

 個人的には、国立大学の受験の柱であるセンター試験を揺さぶるような
変革はしないほうがいい、と考えています。センターの中身がどうなるか、
ということには、正直興味がありません。 
 センター試験を中心にした現在の受験システムは、これ以上ないくらい
シンプルです。受験生は殆どみんな同じような制度をくぐります。私の妹
が受験生ですが、私立希望ですからセンター試験を受けませんでした。
すると、国立に入るほど頭がないのね(!)と勘ぐる人が出てきます。
もし、受験制度に飛び級や、編入を許して、フレキシブルにすると、確かに
選択が増えてすばらしい。ところが、それと同時に、大学入試の権威、
要するに勉強しなければ、という強迫観念が薄まります。

31. Gackut 2003/01/21(火) 01:00:23
 勉強が自由に選択できるのはいいことだ、と人は言います。でも、勉強が
好きな人、どれくらいいました?勉強が好きだ、というのは、好きな科目は
どれです、というのとは次元が違います。「大学では経済学」を専攻したい
といった人が、入学前の春休みに、大学入学後のための準備をしない。
好きです、というのは、マンが読むのより、テレビ見るのより好きでない
と、勉強が好きだ、なんていえません。誰もが遊ぶときに、勉強する人が
勉強好きの人です。勉強を遊びだと思っている人です。
 では、勉強が好きな人、好きな勉強がある人はいるかというと、あまり
見かけません。特に大学生です。毎日何時間も勉強する必要はありません。
何にもないのに、書店で本を手に取って読める人が、勉強好きの人です。
勉強量にかかわらず、本を手にとって、思考をすることに、ためらいがない
人が、勉強好きの条件です。

 学問とは、好きな勉強に勤しむところです。教育とは、好きな人にも、
嫌いな人にも、等しく勉強をさせるところです。だから、要するに嫌いな人
に教えるのが教育です。嫌いな人に勉強させるなんてどうかしている、と
早まるのは待ってください。企業試験に使われるSPI(?)は、殆どが
高校受験レベルの問題です。受験以外に、学生にやらせて有益なものが、
いまだに見つかっていません。だから皆とりあえず勉強すべし、ということ
です。

 では、多数派の嫌いな人に、勉強をさせるにはどうすればいいか。現在は、
大学受験制度がそれを、担っています。大学受験のために、若い人たちは勉強
をします。推薦を除いて、高校三年生卒業後に一律に試験を集中することが、
大学受験の権威を保っています。もし、飛び級ありで、中学からでも、試験
一発で大学に入れるようになったら、勉強しない人と、する人で、天と地ほど
差がつきます。頭脳労働職が有利な社会環境において、出来る人と出来ない
人を露骨に分けるような評価方法を取れば、間違いなく前者は勝ち組、後者が
前者の補完役に回ります。そうなると、追っ手のかからない前者にとっても
刺激がないし、後者は職業選択を狭められます。

32. Gackut 2003/01/21(火) 01:01:16
 いずれ将来的には、15歳でも、京大の院に入って研究するような人が増え
てもいいと思っています。今日引退した貴乃花も、親方の子供に生まれ、物心
着く前から力士の生活を知っていることが、彼を歴代最短横綱に昇進せしめた
理由の一つでしょう。実力オンリーの教育界が実現できることが、将来的には
社会のプラスになるでしょう。
 現在の教育界はどうかというと、殆ど社会主義です。勉強しなくても、して
も、何の差も生み出されないし、損得もありません。名誉が少しあるくらいで
す。これでは、勉強したくならないでしょう。勉強したからいい職に就ける、
というのは、実力主義ではありません。勉強したら、早く高次の勉強が出来る
環境が与えられる、そして早く職につける、というのが教育界の実力主義だと
思います。学生がお金をもらっても仕方ないのです。学生に必要なのは、時間
と知力です。つまり、したい勉強をするための補佐環境です。
その意味において、日本の教育界は、社会主義的です。年齢による教育差別を
公然としています。

 
 日本の社会主義的教育は緩やかに崩壊します。それを、無理に早めるのが、受
験システムの多様化と、ゆとり教育です。制度が早すぎて、世間の感覚がついて
いけなくなったとき、勉強することのメリットが薄まります。つまり勉強しなく
てもいい風評を作り出すのです。要するに学力低下です。
 学力低カは、深刻だ、勉強意欲の低下の表れだ、といいます。勉強とはこの
場合、古典的学問の基礎の習熟をさします。基礎的学問の社会における地位が
下がった昨今、自然に生徒の学力が下がるのはむしろ当然です。その代わり、
他の能力を高めているのも事実なのです。

33. Gackut 2003/01/21(火) 01:02:01
 学習意欲、という言葉がありますが、私はいまだかつて学習意欲のある10代
を見たことがありません。現状の教育制度上において、10代の勉強はおもしろ
くなるはずがありません。学力低下は、学習意欲が下がる、こととは無関係なの
です。もともと勉強好きな子供はいないのですから。学力低下は、つまり古典学問
の基礎習熟能力の低下は、勉強しなくてもいい、という錯覚が作り出したもので
す。要するにゆとり教育です。以前のような強迫観念がなくなったのだから当然
です。本当の意味での子供の能力、知能の低下は急激には起こりえません。起こっ
ているのは、ゆとり教育、という号令を文部省が発令し、メディアがその色に染ま
っことにあります。当然、親からの圧力も、教師からの圧力もなくなって、生徒は
勉強しなくなります。つくられた学力低下です。

 結論ですが、教育とは基本的には、社会保障だと思っています。国力を高めるため
に、年齢と無関係に自由に勉強できる環境も並立出来るようになっていくでしょう。
教育界への自由主義の導入です。そこへのプロセスは、ゆっくりと国民を啓蒙する
形でないとなりません。情報化社会ですから、直ぐに制度は変えられます。いくら
情報化が起きても、当の人間の固定観念は直ぐには直りません。
 当分、勉強の世界の門番として、大学受験は顕在してくれないと、こまります。
「勉強しなければ」という脅迫観念が、学力の源です。必要性が高い学力を生んで
います。自由で多岐に渡る受験システムは、便利であると同時に、受験の意味を曖昧
にします。曖昧になった試験形式は、小中高の学生に睨みを利かせるだけの力を
失います。ですから、ゆとり教育に踏み切った文部科学省は、大学入試システムの
根本的な部分に同時に手をつけることはないだろう、と考えています。私立のAO
入試も、スポーツ選手と、タレントを呼び寄せる目的が主眼であって、大学側に自由
な市場をつくる用意はありません。入試試験は、基本的に2月、というのが、守られることが、現状の「日本の子供たちの学力」の源泉です。
 

 

34. Gackut 2003/01/21(火) 01:26:57
aaaさん

>大学生の学力低下


 学力が下がっているよ、という人がいます。本質的な能力が、世代によっ
て日本という大きな市場において画一的に起こるはずがありません。下がっ
たのは、特定の基準の能力だけです。それと、前よりも良かった資料がメデ
ィアに上ることはありませんから、殆どの情報は、蛇行曲線の自然低下によ
るものか、それとも悪かった基準を選んで報告しているだけに過ぎません。
 例えば、情報処理能力は間違いなく、現在学生のアベレージはうなぎの
ぼりでしょう?学力低下は、個的的純粋学問の基礎の習熟度を見るものです。
ところが、社会変化によって、基礎学問の重要性が、サービス業の業務に
おいて下がりつつあります。
 「学力低下」して当たり前です。それをもって、「学力低下」だ、と大き
な声を上げるのは、情報操作以外の何者でもありません。

 本質的な、学生の持つ総合能力の市場価値の低下は、10年単位でない
と十分に出ません。今のところ、そんなに気にする必要はありません。
気にすべきは、自分自身の将来です。日本の将来より、もっと考えること
があるだろう、内閣批判ばかりしてないで、自分の本来の持ち場に戻って
なすべきことをまずなせ、と言いたくなる人が結構います。

 皆が学力低下しているのなら、自分はそんなに困る必要はありません。
ところが、上がる人がいる一方で、下がる人がそれ以上いるような状況な
ら、これは身の振り方を考えないといけません。どちらかというと、二極
化の方が問題だと思います。勉強しない人は、勉強しない人同士で集まり
ます。勉強するひとは、少ない仲間を見つけます。

35. Gackut 2003/01/21(火) 01:27:10
 出版会も、本を読まなくなった、と嘆いています。年寄りの方の読書習慣
が目覚しく変わるような気はしません。やはり若い世代の文庫離れが深刻
だ、とのこと。
 ところが、日本人の平均読書は一年で15冊だと言われていますが、これ
は殆ど意味がありません。読む人は、三桁、四桁と読みます。ざっと数十人
分の貢献をしています。誰でも好きなだけ本を読める時代になりました。本
を読む人は、物凄く本を読みます。読まない人は読みません。「たまに読む
」という人がいます。そんな人を信用してはいけません。たまに読む人なん
ていません。読まない人は書籍を嫌煙するし、読む人は中毒のように読み
ます。
 私が考えているのは、学力低下ではなくて、学力二極化です。テレビを
見ても、「二極化」とは、絶対に言いません。視聴率が下がるからです。
失礼ながら、視聴者は本を読まない人が圧倒的に多いからです。本を読ん
で勉強する人と、本を読まない、勉強もしなくなった人に、分かれます。
 学力低下している、と実感している人は、自分も勉強しなくなったグル
ープの一人であることに気がつきましょう。本を読んで、バリバリ勉強して
いる人は、周りに勉強している人が多いので、「学力低下は感じません」と
アンケートに答えているはずです。学力低下問題は、学力が落ちている人
が、大勢いますよ、ということを示しているのです。それは今も昔も同じ
です。勉強する人は、昔以上に力強く勉強しています。真ん中がスカスカ
になったから、学力低下が起きているように勘違いするだけのことです。
 君は、本を読む人ですか。それとも本を読まない人ですか。

P.S.充実している人は本を読んでいます。夢をかなえるのには、本が
    参考になるからです。

36. 訂正 2003/01/21(火) 01:41:22
>学力が下がっているよ、という人がいます。本質的な能力が、世代によっ
>て日本という大きな市場において画一的に起こるはずがありません。

学力が下がっているよ、という人がいます。学生の市場価値の元となる
本質的な総合学習能力の低下が、世代の違いによって、日本という大き
な市場レベルにおいて画一的に起こるはずがありません。

37. 牧野備前守忠雅 2003/01/22(水) 19:04:46
バイトの面接で百発百中とまではいかなくてもかなりの確立で採用されうる方法を
教えてください。

38. Gackut 2003/01/22(水) 21:52:37
牧野備前守忠雅さん


 モーニング娘。の新メンバーが話題になっています。モーニング娘。の
所属するハロープロジェクトは、オーディションで選ばれたメンバーで
構成されています。 つんくさんの選ぶ女の子は、必ずしも秀でた美形の
持ち主ばかりではありません。むしろ、どこにでもいそうな女の子が中心
です。どこにでもいそうで、それでいて何かきらきらしたものを持った子
を探すそうです。でも、新メンバーの発表時には、ファンも、ファンでな
い方も、今度のメンバーは、期待していたほどの美形じゃないな、と思っ
たりします。オーディションを受けた女の子達は、私のほうが魅力的なの
に、と家に帰ってから必ず言うそうです。
 本当は、オーディションで審査する側からすれば、パズルのピースを探す
ような気持ちで、新メンバーを探しています。今の娘。に足りないものを
埋めてくれる才能を持った人が欲しいのです。ですから、オーディションで
は、一番かわいい子が、まず選ばれる、とはかぎりません。
 面接も、オーディションと同じです。足りていないところを一時的に埋め
るためにバイトしてくれる子を探しています。本当に大事な仕事を、バイト
に任せることはありません。「パーツ」を探しているのです。
 バイトは、イベントや日雇いの短期のバイトと、長期のバイトがあります。
短期のバイトは、求人の数だけ雇いますから、殆ど誰でも取ってくれます。
足で求人を探せば、見つかります。
 一方、長期のバイトに関してですが、例えばケーキ屋さんのフロント係の
バイトは、直ぐに辞められたら困ります。仕事が出来るようになるまで仕込
む必要があるので、中途半端に辞めてほしくないのです。
 ですから、「私は○○まで続けます」と、はっきりしてくれるのが、お店
にとって一番ありがたいのです。それを保障するものとして、身元の確認と、
本人のパッと見た感じの真面目さが、問われます。それさえきちんとして
いれば、優先的に契約できます。
 補足ですが、アルバイターはあくまで、仕事全体の流れを止めないため
のパーツだと思ってください。企業面接でも同じですが、どんなに頑張っ
ても、自分の希望と、会社の希望が合わない場合があります。そういうこ
ともありますから、色々なバイトを探して、条件の合うバイトを探してく
ださい。

39. ahi 2003/01/23(木) 16:59:49
Gackutさんへ
どうもお久しぶりです。寒中見舞い申しあげます。
最近のレスは僕には、ついて行けません。じっくり一つ一つの
発言を読んでいます。僕の頭がおかしいのでしょうか?
あまりにも本の世界に居すぎるからでしょうか。
F・ベーコンが言っています。
『最悪の孤独は、真の友情を欠いていることだ』と。

40. ROMER 2003/01/23(木) 17:40:42
>ahiさん
横レスで申し訳ないですが,自分のことをおっしゃってるのでしょうか?
それともガクトさんのこと?
いえ,なんとなく気になったものですから。
ついていけないっていうのはどういう意味なんだろう・・・
後,最後の引用も意味深。

41. ahi 2003/01/23(木) 20:01:06
↑いえいえ、もちろん私のことです。

42. ahi 2003/01/23(木) 20:08:05
>ROMERさん
私の発言の曖昧さのため、誤解をあたえてしまったのなら
こころから謝罪いたします。私のことは気にしないで黙殺して
ください。私ははっきりいってキ○ガイです。死への願望が
ありながら臆病なため生き長らえているだけで何の価値もない
つまらない人間です。もうここには来ない方がよいみたいですね。

43. ROMER 2003/01/23(木) 23:36:51
>ahiさん
そんなことをおっしゃられて,黙殺できるほど僕は人間ができていません。
僕はガクトスレずーっと読んでましたが,あなたは「生きると決めた」とおっしゃいましたよね?世の中の生物は本能的に「生きる」ことに執着しています。臆病なため長生きして何が悪いのでしょう?誰もそんなことを批判する権利などありません。批判しているのは自分自身じゃないでしょうか?僕はまだ青二才ですので,ガクトさんのように知的なレスをすることはできませんが,顔も名前も,性格も,あなたのことはほとんど分かりませんが,あなたが俗に言う「キチガイ」や「何の価値もない人間」だとは思いません。あなたのレスを見る限り,あなたはとてもよく本を読む知的な人だと思いました。本をよく読む人には,何か「気品」のようなオーラがでていると思います。僕はあなたのように,本気で悩める人がうらやましい。僕は大抵,周りのせいにして,自分から逃げるタイプであるからです。
正直,勢いのレスなのであまり何を書いたら良いのか分かりません。しかし,僕は,あなたがガクトさんのレスを読みに,ここの掲示板に来て欲しいと思います。

長々とすいません。最後にもう一つ,拙い文しか書けないのを見れば分かるとうり,僕は今まで読書量が足りなかったのを自覚しております。しかし,ahiさんのような本の世界に浸っている方や,ガクトさんのように,本の為に「諭吉」がほいほい飛んで行くような方に負けないくらい,大学生活は本を読むようにしたいと思っています。勝手ですが,そのような方々は,僕のライバルであり,一つの目標です。

44. Gackut 2003/01/24(金) 00:51:47
もう少し待ってください。

45. Gackut 2003/01/24(金) 01:57:01
ahiさん


 人は、一生を通して、優越感と劣等感を背負って生きる。生きることが、
生物的であるから、人は、優越感を求め彷徨い、劣等感に苦しみ続けること
になる。
 人生の上り坂の時は、自分がなにものであるかのように、生きることの意
味問う。一学生、一人の一般人ではない、自分の本来の目的を探すのだ。自
身の人生の真理を求め、空想の砂漠を歩き回るのである。その他大勢のうち
の一人であってはならない、自分だけは特別な存在なのだ、自分が生まれ
てきた意味が、きっとこの世にあるのだ。その根拠のない確信と、現実の乖
離が、彼や彼女を苦悶させる。

 一方で、人生の下り坂を過ぎた人間は、死に場を求めさまよう。日々老い
蝕まれていく己の体を見て、近い将来の死から、目を背けられない。ある
ものは、死から逃れようと必死になり、あるものは、元気なうちぽっくり
楽に死にたい、と嘯く。皆、無関心でいて、それでも死に怯えているのだ。
一方で死自体のもつ魅力も感じ取っていく。就職、結婚をすませ、人生の
あらかたを経験した彼らにとって、死は集大成の舞台であり、残された
一番大きな仕事だと確信している。老年期に自殺が多い。それは、死の形
を自分で、自殺という選択として選んだのである。死は、死を覚悟したも
のにとって、最期の自己表現であり、美学でさえある。老人は自らの老い
を通して、死を見つめる。死は、恐ろしくも美しく魅惑的にさえ写る。
どのような仕事も、「死」という仕事にはかなわない。生物として用済み
になった己が最期に、なにものかであることを示すことが出来る手段、
それが死の形の選択である。自殺だけではない。
 最期に趣味に燃え、自身の悔いを残さないものもいれば、家族に看取ら
れ、子孫の目に死にゆくものの雄志を刻みつけたい、と願うものもいる。
死を自覚したその日から、人は死を自然に受け入れ初め、死の表現を探し
始める。老人の自殺はその一つである。

46. Gackut 2003/01/24(金) 01:58:14
一方で、多くの文士や、理論家が若くして自ら死を選んだ。人生を生きる事
そのものの困難のため、というものもいる。それは、不幸だった、という
他に言葉がない。ただ、自殺者の殆どが人への配慮心を失い、自己の事だけ
に異常なまでに執着したことを考慮すると、現実の苦しみからの逃避自殺
が、必ずしも客観的なものではなく、自己中心的なものであることを併記し
ておく。


 人は、人生の上り坂においては、この上昇が永遠のものと信じ、自分の
ゆきつくべき先を、どこまでも誇大させる。自分は、somethingである、と
思いたいのである。若さ故に、それに根拠はいらない。
 一方で、人生を下り始めたものは、恐怖故に、自己の存在可能性の収縮に
自己を否定しきれずに、世間を否定し始める。醜く変わり始めた己を直視
できないのだ。そして最期に死の誘惑、死という最も魅惑的な自己表現へ
の関心で、自分の中を埋めていく。

芥川も、三島も、太宰も、苦悩の末に、いや、確実に死に向かって歩み、
自殺という最期の自己表現を選んだ。逃避の自殺でもある。しかし、しかし
である、彼らは他にも逃げ場があったのではないか。逃げても、現実が追い
かけてくる、とは言えるかもしれない。しかし、彼らが、皆現実に失望し、
現実に苦悶し、明日に生きることを拒んで、つまり生きることから逃げて、
消極的に死を選んだのだろうか。

 いや、そうではない、といいたい。死は彼らにとって、至高の自己表現で
あった。彼らは、あまりにあ若くしてそれを見つけてしまった。彼らは、
人生の中に、「生」の魅力だけでなく「死」の魅力を見抜いてしまったのだ。
老人になってやっとたどり着くはずの死に場まで、若くしてたどり着いて
しまった彼らは、「生きる」ことの魅力を経験し、吸い尽くし、誰よりも速く、
「死」の表現の魅力に行き着いたのだ。

47. Gackut 2003/01/24(金) 01:58:50
 彼らにとって、不幸だったのは、彼らの天才的敏感さが、晩年に迎える
べき「死」の誘惑をつかみ取ってしまったことだろう。彼らには、現実に
「死」という選択肢しかなかったのではなく、現実に、「死」こそを見つけ
たのだ。選ぶべくして選んだのだと私は思う。ただ、繰り返すことは、それ
が自己中心的に行われたことあったことが悔やまれる。

 隣人として言おう。君は、まだ若い。人生を登り切るまで、死ぬべきではない。
太宰ほど、芥川ほど、良く生きてから、死という言葉を選ぶべきだ。



P.S. 生きすぎて困った、ということはありません。自殺する少し前、死ぬ
   ことは容易だ、と言った同志に、芥川は、「それなら君、死んでみたまえ」
   と言い放ちます。その場に、それなら君は生きてみたまえ、と言った仲間が
   いなかったことが悔やまれる、と中学の頃の読んだ本に書いてあったのを
   思い返します。
    いや、芥川は、冷ややかに笑いとばしたのではないか、と思ったりします。
   芥川は、死と、生を天秤にかけて、死を喜んで選んだのではないか、と詮索
   したくなりました。
    人生の意味は何か、と問うことに意味はあるのか、という深淵な問題に関
   してですが、それを満たす答えではありませんが、私は、本に真理は書かれて
   いない、という事実だけを知っています。とりあえず、友達がいれば、そう
   でなくとも、誰かがそばに人がいれば自殺ほど難しい自己表現はない、と言
   って締めにさせて頂きます。 

48. ahi 2003/01/24(金) 08:56:26
>ROMERさん
私のことを過大評価しすぎです。
それに余計な心配をおかけしてすみませんでした。
ROMERさんはGACKUTさんが書いておられることを引用させていただだければ
前途あるまだまだ長い上り坂、ゆっくり進めばなにも心配はないですよ。
ただ、おせっかいを言わせていただけれるのなら、限りある時間、乱読は
極力さけて本当に価値ある古典など読み漁るほうが、現代の引用だらけの
論文を読むよりはるかに素朴な真理が書かれていると思います。これは
あくまで私の主観なので押し付けにならないことを祈ります。
レスをくれてありがとうございました。本当にありがとう。

49. ahi 2003/01/24(金) 09:32:34
>Gackutさん
また迷惑をおかけしてすみませんでした。私は単なる凡人です。それは
GACKUTさんの知るところだと思います。
ただ言語を扱う分野を専攻している者にとって、だれしも矛盾、葛藤、
そして分裂という経路をたどってしまいます。「葛藤」という位置に
自分が居る時、一番つらく分裂にいたれば楽になります。
脳みそは現在から未来へと発達してゆくのが自然の流れですし時の概念も
同様に脳に連動して流れてゆきます。けっして私は身体一元論をとなえる
者ではありません。むしろ心身二元論を私はとります。今は脳だけが未来
へと進み、こころは過去への憧憬にとらわれているのかもしれません。
GACKUTさんのおっしゃる通り未来の自己、いや現在の自己の醜態を
おそれているのです。まだまだ「上り坂」でありたいと思えば思うほど
自分のくだらなさに嫌気がさします。
でもGACUTさんからレスをいただいて、自分の気の持ち様でなんとでも
なると楽に思えました。生きるということはなにを意味するのか、という
問いはナンセンスだと私は考えます。だからナンセンスなことに執着する
自分自身に自己嫌悪しているだけです。今日はいい天気ですね。
すこしのんびりと河原でごろごろしてみます。そしたらまた前向きに
物事考えれるかもしれません。でも少し寒いかな。
いつもながら、私を目覚めさせてくれてありがとうございます。

50. 某大学生 2003/01/25(土) 01:12:35
>Gackutさん

どうしたら短時間で上手な小論文・論述が書けるようになるでしょうか。
拙い文章しか書けない私ですが、一応文章を書く際にはまず書くことを考え、構成を考えながら書いています。
なのに同じ短時間にもかかわらず、私の2倍3倍の量を書いている人々がいます。文章は書いた量ではないと思っているものの、私にはこの差がどこからくるものなのか不思議で仕方がないのです。勉強量、知識、普段からの思考によるものなのでしょうか。
こんなことは自分で考えるべきことかもしれませんが、Gackutさんよろしかったら意見をください。

ここで言う小論文・論述には文字制限がありません。
正直に言ってしまうとテストのことです。
短時間というのは1〜2時間です。

51. Gackut 2003/01/25(土) 02:42:29
 文書を書くには、三つの段階が必要です。一つ目は、書く内容を頭の中で
考える作業です。書くつもりのテーマに関して、主張を考え、その論拠が主
張の正当性を保証できるような論拠を探します。次に、頭の中だけでは処理
しきれないので、それらを紙に書き出す作業です。書き出した内容をつない
で、主張と論拠が論理的に結びつくように、論理構成します。ラフスケッチ
です。最期に、書くことの大筋が決まったら、実際に文章にしていきます。
書く作業です。

 書くのが遅い人で、字を書くスピード自体が遅い人がいます。子供の頃か
ら丁寧に書く習慣があるので、書くスピードが遅いのです。丁寧なのはいい
のですが、試験や論文を書くのに間違いなく苦労します。書くスピードが
遅い人は、技術云々よりもまず、書く速度を速くできるように心がけてくだ
さい。これは、第三段階が遅い人です。

 他に遅い人の典型として、書きながら考える人がいます。この人は、いき
なり文章を書き始める人です。または、最初に主張、いいたいことを決めて
から、途中の論理展開や、引用を前もって決めておかないで、書き始めます。
文化的教養のある人なら文章を考えるスピードが、書くスピードより遅いこ
とはありえません。だから、文章を書きながら考えるほど、無駄なことはな
いのです。僕は、頭の中で文章の骨格を考えます。骨格の各パーツを、簡単
なキーワードにして、メモとして紙に書き出します。実際に文書を書く作業
と、書く内容を別個の作業に分類しているのです。
 その場合、作業工程全体の時間は、論理を組み立てるために試行錯誤する
時間と、既に出来上がった内容の要約を、丁寧な文章に仕上げる作業にかかる
時間だけです。前者は、知識と思考力、後者は、単純に書くスピードがあれば
十分だと思います。

52. ちゃぴー 2003/01/27(月) 07:44:29
将来のことで質問があります。

僕はいま交換留学でアメリカの大学に留学させていただいています。ですが、こっちに着てからいろいろと人間関係でつまずき自分の社交性に対して疑問を抱き始めています。以前は英語を生かして国際関係の仕事をしたいと思っていたのですが、じぶんの性格、性質のようなものを考えるとある程度一人でやれる、マイペースでやれる仕事を選んだほうがいいのではないかと思うようになって来ました。僕は法学部に通っていて僕の卒業年度からロースクールが開校します。弁護士はある程度一人でやれる、論理的思考が要求されるという点で自分に合うとは思うのですが、そんなに興味があるわけではありません。国際関係論という科目にはは興味があり、授業のたびにわくわくするのですが、一生つづけられるほど興味があるかと聞かれると疑問ですし国際機関などでもし働けることになったとしても上手く周りの人と付き合っていけるか分かりません。社交性は後天的に身につくものなのでしょうか??でももし社交性が後天的に身につくものであるなら少しづつ身に付けていきたいとも思ってます。
それと仕事を選ぶときに興味と適正どっちで選ぶべきなのでしょうか?

53. Gackut 2003/01/27(月) 17:43:43
ちゃぴーさん

 人生の楽しみは、大まかに分けて、「自分」「仕事」「恋愛」に分かれます。
趣味や恋愛が一生育てていく類のものであるように、自分の情熱をかけることが
出来る仕事を見つけることも、人生の醍醐味の一つです。ここでいう「仕事」と
は、お金を貰う、もらわないにかかわらず、そのものが好きで、長く続けられ
ることです。一方、食べていくために「就職」が必要です。
 「仕事」と「就職」とが一緒であればどんなにいいであろう、と就職したことの
ない人は、必ず思っています。好きなことで食べていく、ということです。とこ
ろが、本当は好きなことで食べていく、というのはそんなに面白いことではあり
ません。幼いころは、スポーツで、または歌を歌って食べていけたらいいな、と
皆思っていました。でも、プロ野球選手も、歌手も、殆どの生活時間を、自分の
意思とは関係なく過ごす事になります。拘束時間も半端ではありません。
あらゆる職業は、生理的に面白い仕事よりも、苦痛な仕事の方が多いです。損得勘定
で考えるのであれば、面白い職業はありません。一日中面白くてたまらないような
仕事のやり方をやっている人は、本当はろくな仕事をしていない人です。楽な職業
は一つもありません。
 仕事と、職業を別に考えたほうがいいと思います。仕事とは、生きがいであり、
職業とは収入源です。前者は純粋に好きなことをやるわけですから、興味があれば
それで足ります。芸術家がつまらない花を何百時間と眺めて絵を画けるのは、好奇心
があるからではありません。被写体に愛情を感じているから、いつまでも見ていられ
るのです。芸術とは、愛情を注ぐ行為である、と言えそうです。全ての趣味は、芸術
に通じます。仕事には、興味が条件です。

54. Gackut 2003/01/27(月) 17:43:59
 一方、職業は、自分の受け持ちに分担に好奇心を注げないといけません。職業へ
の愛情がいつもよい方向に向かうとは限りません。職業は、商品への注意とお客様
への配慮がつねにないと出来ません。仕事内容への好奇心がもてない人、意欲がわ
かない人は適性がないと思ってください。職業には適正が大切です。
 そして、出来ることなら、仕事と職業を近つ゛けていってほしい。卒業後すぐに、
好きなことを職業に出来る人は幸せです。そうでない人も、ゆっくりかけて好きなこと
を見つけて、それが職業になるように、または好きなことと関連した職業に就けるよ
うに努力してほしいと思います。
 いい職業人は、芸術ともいえる仕事をします。一方、好きなことをずっと暖めてきた
人は、好きなことに関連する仕事への適正を自然と身に着けていきます。
もし、好きでもない職業に就いた人でも、途中で投げないで、自分の今の仕事を大切に
していくことが出来れば、それが必ず好きなことに繋がります。

55. Gackut 2003/01/27(月) 17:46:17
 学歴社会は今後むしろ強くなる、と喝破するジャーナリストが増えています。
なぜ、企業が一流大学を重視するのか、ということですが、一つは情報処理力
の差に原因があります。名門大学に入学できた学生は、入り口で情報の処理能力
を問われます。
 それはおかしい、入試は個性や、思考力を重視しない、社会能力に適さない
問題だ、そんな試験を判断材料にしてみても、いい社会人を採ることは出来な
い、という人がいます。確かに、大学入試に求められる能力だけでは、社会を
渡っていけそうにありません。でも、乾いた入試、という意味では、出題する
当の大学側にとっても、究知識詰め込みの学生を採りたがるのは不思議ですね。
本当は、大学側は思考力のある学生なんて求めていません。京大の理学部は
さすがに別かもしれませんが、教官にとってほしい学生は、授業を必要としな
いような英才ではなくて、まじめに講義に出て研究をこなす労働力が、まず
一番に欲しいのです。
 企業は、もっとシビアな見方をしています。即戦力が欲しい、という建前と
「大学で学んだことは、一旦忘れてもらっていい、教育は企業でやります」と
いう本音の、ダブルスタンダードで、学生に対応しています。
企業は、百万人に一人の天才を必要としていません。確実に与えられた仕事を
迅速に処理できる学生がまず、欲しいのです。企業の言う即戦力とは、専門の
能力ではまったくありません。受験で養ったはずの情報処理のことです。もし
専門能力が欲しいのなら、学生なんか採らないで、他の社のリストラ対象者を
採ったほうがよっぽどましです。
 もちろん自分にしかない光る才能はあるほうがいい。でも学生に、一番に求
められているのは、仕事内容の吸収力です。社員教育を身に着けるだけの対応
力です。少しずつ状況は変わっています。それでも、以上の前提が崩れること
はないと思います。

56. Gackut 2003/01/27(月) 17:46:30
 完全に独立すれば別ですが、仕事に必要なコミュニケーションは、企業が仕込
んでくれます。それと、仕事上のコミュニケーションが迅速に運ぶように、企業
は、社会人だけに通用する教養を身に着けるようになっています。、業界特有の
コミュニケーションツールがありますから、本人の社交性とは無関係に、コミュ
ニケーションは取れるようになります。社交能力が仕事に支障をきたすことはあり
ません。むしろ、キチンと仕事の仕方を身につけようとしないで、勝手に自分流
でこなそうとする人の方が心配です。もし、独立して一人でするにしても、同業
の先輩や知り合いに教えてもらうか、直接その道のプロに授業料を払って、教え
てもらうことが出来ます。仕事に関する限り、たいていのことは帰属組織に任せ
ればいいと思います。

 一方で、人との付き合いが苦手な人がいます。これは、その人の性格や感性の問
題ですから、あまり気にしなくていいと思います。生活に支障が出ない限り、無
理に自分に社交性を強要する必要はないし、自分を卑下することもありません。
ただし、性格的に人と付き合うのがどうしても苦手な方は、一人で出来る仕事を
極力選ぶようにしたほうがいいかもしれませんね。

まとめますと、自分の性格は変わらない。でも、限られた範囲での社交能力は
いくらでも身につけられる。それを、一般にマナーといいます。その場の空気を
壊さない配慮のことをマナーといいます。意識しだいで誰にでも出来ることです。

57. Gackut 2003/01/27(月) 17:51:57
P.S. 職業と趣味は別のもの。同じにしようとくっ付けたがるから
   無理が出る。でも、焦らないでずっと続けていくうちに、職
   業が仕事に近つ゛きます。
もともと、生まれたときに定められた天職など存在しません。
   一生続けられる仕事があるといいですね。好きなことをしてい
   るのに、人に喜ばれることが出来たらいいですね。

58. 茂手もて夫 2003/01/28(火) 21:58:01
女の子が返したくなるメールってどんなのですか?
無視されがちで困ってます。
疑問文を入れるようにするとやりとりが続きやすいと聞きましたが、
そんなことありませんでした。あっというまに字数が収束していきます。
Gackut さん、アドバイスして下さい。お願いします。

59. ahi 2003/01/29(水) 11:55:01
>Gackutさん、及び今までお世話になった方々へ
今年度かぎりで大学を去ることになりました。いまも実家にいますが
なにかしらの組織に属することが窮屈に感じてしまう、ということが
理由です。勿論、社会という大きな組織からは逃れられないのは、当然
のことですが、その点を除けば進んで孤独を引き受けることは可能です。
この先、どうなるかは誰にもわかりませんが、ひとつ言えるのなら、
京大というなんだかせせっこましい組織から解放される喜びです。
大学はあまりにも、私にとっては現実と理想のギャップが激しい場所
でした。かつて思い描いていたものとは残念ながら異なりました。
今後、アルバイトをしながら自分の思想体系をつくることを目的とし
凛と胸をはってがんばります。一生かかっても無理かもしれませんが、
あえてこの道を選びます。本当にいままでありがとうございました。
益々のご発展お祈り申し上げます。

60. ううむ 2003/01/29(水) 17:17:34
>>ahi
はじめまして。大学3回生のものです。
現実と理想のギャップですか・・・
あなたの勇気には感心しますが、僕にはあなたのような考え方、生き方は、絶対できないでしょうし、したくもないのでしょうね。
僕はあなたのように未来など考えられません。
ただ、好き勝手にできる今の大学生活があまりにも居心地がいいので、それに甘えてるだけです。
僕も、将来は学問で身を立てていきたい。でも、今はその日暮らしのぐうたら生活しかできません。しかし、きっといつか時が熟すのではないか、と淡い自信を胸に秘めています。
お互いこれからどうなるか分かりませんが、頑張っていきましょうね!
あなたのカキコ好きでした。人生を真剣に考えている人って、本当に素敵だと思う。
本当に頑張ってください。

61. Gackut 2003/01/30(木) 01:34:21
 同性愛者や、引きこもりは、少数派であって、異常者ではありません。
確立した価値体系のもと、行動様式が一貫していれば、その精神には思想
が宿っている、と考えていいはずです。
 変人とは、少数派のことではありません。
自分たちが少数派であることを気つ゛いていて、多数派に目線を合わせて
生きている人は、寧ろ常識のある人です。
本当の変人は、君変だね、と言われて君らこそ変じゃないか、といえる人
です。民主主義は多数決で意見が決まりますが、真理は多数決で決まりま
せん。
 この世で一番恐ろしいものは自由だ、といった人がいます。日本人は
飢える心配がないから、自由になった時間を何かして過ごさねばならない。
そこで、旅行、カラオケ、スキー、テレビ、漫画。でも、それって一生や
るほど面白いものですかね。自分で、自分の人生を費やすに足るものを
獲得するのは難しい。本来、自分が熱意をもって打ち込めるものは人とは
違っています。でも、自分の自由時間を上手く使えない人が多い。そこで、
人は流行に群がります。流行を追う人は、いつも同じ人です。流行とは多
数派のことです。多数派にいることで、それを選んだ理由を考えなくても
いいから安心できます。

 一方、少数派を選ぶ人がいます。少数派は、自分を正統付ける理由が
必要です。少数派は、多数派の需要があって初めて、認められるのです。
例えば京大生も世間では、少数派です。京大は立派に世間に役立つだけの
特殊性を備えているからいいのです。では、需要のこない少数派はどうす
ればいいか。
 落ちぶれていくグループに関わる方ほど、権威を欲しがります。学生運
動でも、哲学でも、議論らしきことをふっかける学生は、大通りから消滅
しかけています。本当に社会に有益がられていない少数派は、自己正統化
する以外にありません。仕方ないので、近頃の日本は、と言うほかに無く
なるです。

62. Gackut 2003/01/30(木) 01:35:08
 では、役に立たない少数派なんて潰してしまえばいいのか。そうではあ
りません。長く長く続いた江戸時代、市場は朱子学が栄華を極めました。
それでも、蘭学、国学を自身の身体に刻み込んで、人伝てに文化を継承して
来た人達がいました。そういう少数派が文化を絶やさずに、育ててきたか
ら明治維新の時に、尊皇、倒幕、という思想が社会に還元され得たのです。
多くの無名の雄志達が絶やさずに運んだ小さな炎が、日本中に維新の炎と
なって燃え広がったのです。詳しくは知りませんが、本居宣長、前野良沢
あたりが、教科書に載るのは、当時ナンバーワンを走ったサラブレッドで
はなく、埋もれた文化の真価に気付いた少数派だったのではありませんか。
 では、彼らは、歴史に残る大きな事がしたくて、人がやらないところを
掘り返したのでしょうか。僕は、そうではないと思います。もしかしたら
二度と役に立たないかもしれない。でも、いつか必要になる時があるといけ
ないから、本当に価値があるものを自分が守ろう、と感じていたのでしょう。
 君は、少数派の道を歩むと言いました。君は一生かかっても貯めきれない
かもしれない大きな器を選びました。これから先、多数派に見栄を張るこ
とも、多数派を見返すこともないまま、自分の意思を閉じるかもしれな
い。
 でも、多数派に何らかの形で貢献できるかどうかどうか、ということ
以外に、それだけで価値のある仕事があると思います。役に立つ仕事は
競争ですから、速く行かないと取られてしまいますが、価値のある仕事
はこの世にいくらでもあるはずです。俺なんか頑張っても、と言う人は、
前者を追いかけている人です。外見が多数派か、少数派か、ということは
あまり重要ではありません。フォーム、形、外見をもって、部外者が比較
評価を下す事は出来ますが、本当の中身は、本人だけが感じている感覚、
実感でしかわかりません。 
 いい仕事をしてくださいね。

63. Gackut 2003/01/30(木) 02:21:20
茂手もて夫さん

 携帯の普及により、メールが一般的なものになりました。
誰でもメールを打つ時代です。パソコンと違って、携帯同士
のメールのやりとりは、文書対でも、標準語でもなく、
普段通りの話し言葉で行われるます。
 ところが、メールはおしゃべりとはやはり違います。
男性はまずしませんが、今でも交換日記をする女性がごくごく
たまにいます。ノートの字を見てもそうですが、男性に比べて
女性は文章に抜群に敏感です。女性は、おしゃべりとメール
とを同じ感覚で使っていない、ということに気がついています
か。
 男性はメールを電話の代わりだと思ってっています。女性はメー
ルを便利な手紙だと考えています。言葉は、消えて無くなります
が、文書は書いたら残ります。いつでも受け狙いのメールを執拗
に繰り返したがる男性は、いつか女性に嫌われます。
 女性が求めるのは、短くても、手紙としてのメールです。いや、
彼女はそんなガラではない、と思ったら一度聞いてみてください。
精神的に幼い女の子を除いて、大人になるほど女性は、紳士的な
メールを評価します。
 気に入られようと、気合いを入れて凝った長いメールを打つ人ほ
ど、次にメールを送ってきません。メールに関わらず、コミュニケ
ーションの基本は、こまめに、です。こまめに、というのは頻繁に、
というのとは違います。相手のことを考えないで好き放題にメールを
打つのは、メールストーカーです。特に話すこともないのに、何でも
ないことで連絡をするのは、ただのマナー違反です。例えば、相手の
誕生日を生かします。メアドはシツコク聞くのに、いざ教えても
らったら、それで終わり、というのはダメです。メアドを聞いたときに
誕生日も聞いておきましょう。誕生日や、血液型も聞かないで、メアド
だけクレクレ、という人は順序が逆であることに気がつきましょう。

64. Gackut 2003/01/30(木) 02:22:00
 誕生日にメールを入れます。それから、誕生日からちょうど半年後に、
誕生日から一番遠い日だね、とでも言って、欲しいものを教えて貰いま
す。誕生日から一番遠い日に言ったことを、憶えていてくれる人は、
自分のことを一番大事にしてくれる人だ、と思いませんか。出会う時に
しても、お会いする日の前の晩にメールを入れましたか。それから、
集合時刻から逆算して、朝起きないといけない時刻にメールをいれまし
たか。五分でも時間に遅刻しそうになったら、先にメールを送るのが
礼儀です。その日に返ってから、お休み、と送ります。やりすぎは、
いいのです。マナーさえ守っていて、誠意があれば伝わります。この人
はそういう感覚の持ち主ね、と思われるだけで、変な人だとは思われま
せん。
 のっけからメールのキャッチボールで、話が弾むことはありません。
こまめに、メールを打つうちに、お互いのコミュニケーションの取り
方がわかってきて、自然とメールでお話が出来るようになります。


P.S. メールは打ったら打ちっ放し、という人がいます。メールを打った
    後で、必ず見返す習慣を付けましょう。一時の勢いで、言うべき
    でないことを言ってしまっていることがあります。送ったメールに
    対する相手の返事を見比べながら、どういうメールを送ればいいか、
    と調べます。人を感動させることは、それだけで難しい、と思って
    ください。見えない努力の上に、初めて人の心を動かすことが出来ま
    す。

  

65. Gackut 2003/01/30(木) 03:20:42
ahiさん


 いつか、気鋭の学者が現れる度に........君かな、と想像する楽しみが
増えました。これまで、私の方も多くを学ばせていたたきました。楽しか
ったです。ありがとう。


P.S. 解釈こそ、現実なり。

66. 茂手もて夫 2003/01/30(木) 06:30:31
Gackutさん、ありがとうございました。
とても参考になりました。私は、根本的に誤解してたようです。
思えば私は、あなたのおっしゃるダメなメール使いの典型をやっていたように思います。
これからは、マメさとマナーを信条に励みます。ありがとうございました。

67. ちゃぴー 2003/01/30(木) 07:24:55
丁寧にお答えいただきどうもありがとうございました。企業の考えていることも少しは分かってきましたし、何より自分が安心しました。
Gackutさんの言う「大学で学んだことは、一旦忘れてもらっていい、教育は企業でやります」というのは大学院のような専門的なことを学んだ人間にも適応できるのでしょうか?だとしたら、研究員になる以外になぜ大学院に人は行くのでしょう?
うちの親は社会のトップに立っているような人は大学院を出ている人も多いといってるのですが、本当でしょうか?一般的には院を出ると就職が悪くなると言われてると思うのですが。また大学院の卒業生でも経済を学んだ学生と僕のように国際関係論を学びたい学生ではかなり社会からの需要が違うと思うのですが国際関係論などを学んだ学生なども就職とかできるのでしょうか?

68. T 2003/01/30(木) 08:24:10
>ahiさん
私もahiさんの書き込みが好きでした。
助けていただいたこともありましたね。私にできることは、陰ながら応援することくらいしかありません。ありがとうございました。ジャンルとレベルが違っても、ずっと本を愛していきましょうね。

69. ちゃぴー 2003/01/30(木) 12:11:09
上の内容とは関係ないんですけどカキコします。
今、Gackutですが質問ある?の一から読んでみたんですけどすごいですね!!文章力が。流れるような文章というか、読ませるというか。教養も半端ないし。正直文章を読んでて40歳ぐらいのすごい読書家の人か、何かのライターみたいな人が書いてんのかと思ってたけど、20歳って書いてあってすげー驚きました。正直最近、頭いいなーみたいな人に出会えてなかったんで、こんな20歳の頭の良い人にあえてうれしくなってしまいました!!やっぱ世なのかにすごい人はいるものだなあと。自分もやる気が出てきました!!
P.S. 教養の価値についてどう思ってますか?質問ばかりですいません。

70. chest 2003/01/30(木) 23:15:52
恥ずかしながら最近初めて中谷さんの本を読みました。
Gackutさんの文体は中谷彰宏さんのやり方と同じような文体に思えたのですが、中谷さんを意識しておられるのでしょうか?
そうだとしたらなぜ中谷さんと同じような文体で書いているのですか?

P.S.前スレ読んだつもりですが、前スレにに同じ事書いてあったらごめん   なさい。そうだったらぜひ指摘してください。
     

71. Gackut 2003/01/30(木) 23:23:24
例えばソニーは、学歴不問です。それでも、時事問題に関して議論させると、マーチ出身の学生は、新聞に書いてあると通りの回答するのに対し、早慶出身の学生は自分の意見を筋道立てて議論できる人が多いようで、結果的に最終選考まで残ってくるようです。一般に学歴が高い人ほど、企業価値が高い、というのは事実のようです。では、学歴が高い人は、出身校の先輩の活躍の恩恵を蒙ることが出来るのでしょうか。

一般に就職先は、大まかに分けて三つに分かれます。
一つ目は、大学院等で高度な研究を積んできた学生を優先する職種です。工学部の院の就職が良いとされるのは、自分の選考に近い研究をしている企業があるからです。理系で実学を学ぶ学生に関しては、就職先は研究実績以外に、学歴が少なからず影響するでしょうが、きちんと研究している学生の就職口は広いようです。一応ですが、サイエンスの嫌いな人には向きません。
二つ目は、学歴不問で、実力のみが勝負の職種です。ホテル、営業、メディア、出版業界等です。ホテル業界は入社後、独自のサービス教育を施しますから、大学で学んだ専門は全然役に立たないと思います。「面接の達人」の中谷彰弘さんいわく、「広告業界の面接で、コピーライターの専門学校に通っていた、とは絶対言ってはならない」というのも、その表れです。企業がみっちり新人教育をする業界は、下手に先入観のある学生を嫌います。
三番目は、出身大学の人脈と、学歴が保証する情報処理力が役に立つ職種です。銀行、メーカー等安定志向の大手企業がそれに当たります。巨大企業では、確実に雑用を処理できて、人脈の広い社員を欲しがります。学歴が大いにモノをいうのは、この業種です。

72. Gackut 2003/01/30(木) 23:23:52
院に行くのは、就職に不利か、という問題ですが、欧米は院出身者の方が断然有利です。
ところが日本では事情が違います。理系の平均初任給を比較すると、修士卒の初任給が、同じ学年で先に就職した学士の三年目の給料と同じです。博士卒の初任給は、修士卒の
三年目の給料と同じです。つまり、学士で就職しても、博士まで進んでも、給料は同じ、ということです。普通、博士課程へ進む学生ほど高学歴で就職に強いはずです。授業料を払って多くのことを学んで人より余分に学んでいます。ところが、同い年の博士と学士の給料は、同じです。文系に至っては、院卒は、学者か教師になるほかない、とまで言われるくらい厳しい。結論としては、金銭を重視するのであれば、理系は修士、文系は学士が
一番お得なようです。
 企業トップに関して言いますと、引率の方の絶対数自体が少ないので、何とも言えませんが、院卒以外の方に比べて、院卒の方のほうが、遥かに昇進が早いようです。勿論当人の実力が大いに関係あるとは思いますが。
 
 >国際関係論などを学んだ学生なども就職とかできるか
かつてバブルの時代は、経済学部の就職が抜群に良かった。でも実際経済学部で勉強した学生が大いに企業に役立っていたわけでもありません。本当は、経済に関心がある学生なら、とりあえず採っておこう、という採用がされていたのです。一部の本当に力のある経済学部生を除いて、遊び放題の経済学部生はそんなに待遇が良いわけではないようです。
結論ですが、国際関係論が大いに役立つような職種があれば、応募されたらいいと思います。でも、僕が見る限り、そんなことはないように思えます。英語が使える、ということ、時事に強いということ等は、面接で有利に働くと思います。でも、あまり学内で学んだことを、露骨に口に出さないほうが無難だと思います。「大学で勉強したことを、企業で生かしたい」という生徒は絶対に取らない、という試験管も中にはいます。

73. Gackut 2003/01/30(木) 23:24:24
補足ですが、職種を間違えなければ、京都大学の学生さんは、就職に関しては、どこの学部であろうと、かなり有利です。むしろ専攻云々よりも、大学生活が抜けきらないことの方が、はるかに悪印象です。


P.S. 法学部、経済学部の院生が就職において不利になるのは、法科大学院、経済大学院
といったスペシャリスト養成期間がないからです。教官を育成しようとする教育ではなく、スペシャリストを養成するシステムへの取り組みが、徐々にですが格大学で始まっています。
P.S. 江戸時代京都、大阪、東京、は世界でも10本の指に入る巨大都市であった。
日本の江戸時代は、鎖国された発展途上の地ではなく、独自の文化先進国だった。
そんな江戸の日本人たちが一生に一度参りたい、と憧れたのが、伊勢参り。当時の伊勢参りは単なる信仰の対象ではなく、途中京都、八幡らに立ち寄り、遊郭や、芝居を楽しむ、一大アミューズメントパークであった。まさに、現代の世界一周旅行にも匹敵する価値があったのであろう。伊勢参りを果たした民主たちは、地元へ帰り、伊勢で覚えた文化を継承したという。伊勢は日本中の田舎へ向けられた、文化の発信基地でもあった。
 現代、その役割を、大学のモラトリアムが担っているのではないでしょうか。
大学で、一生分以上の、教養を、文化を、経験を学ぶことが出来ます。大学は、つまらない、といっている人は、伊勢参りに着て、伊勢神宮だけを見て納得して帰る人ではありませんか。
 

74. Gackut 2003/01/30(木) 23:36:40
ちゃぴーさん

 お恥ずかしいです。最初は伝えたいことを文章に出来なくて、画面と
睨めっこしました。語彙が乏しいので、難しく考えすぎたり、逆に書く
べきことが足りなくてぶしつけになったりと、苦労しました。
 でも思った通りのことを、そのまま書けば、何か伝わることがあるの
ではいか、と考えて文章を書いています。読んでくださった方が読みや
すいように、工夫したいと思います。

P.S. 今も、昔も、一つだけ自分にルールを課しています。
   頂いた手紙を、丁寧に拝見することです。 

75. Gackut 2003/01/31(金) 00:01:13
chestさん

 いつか誰かが、指摘してくれるんじゃないかと思ってドキドキ、ワクワク
していました。気が付いていたけど、あえて言わないでいてくれた方もいた
のかもしれませんね。

 大学に入って、初めて「凄い」と思う人物に出会いました。それが、中谷
さんです。とにかく、中谷さんの本を買って読みました。この日記を書き
始めた一年前くらいのことです。読んでいるうちに、中谷さんの思考回路が
自分の中に入ってきて、中谷さんの思考を先読みすることができるように
なりました。
 一見中谷さんの文章は、誰でも賭けそうな平易な文章です。でも、真似を
しようと思うと、途轍もなく難しいのです。いまだに中谷さんになった気持
ちで、文章を書いていますが、全く到達できません。真似るほどに、自分と
の文力、知力の差を思い知らされる毎日です。

 そんな中谷さんを、著書の中で、日本で一番わかりやすい文章を書く人物
と評する人物がいます。鷲田さんです。鷲田さんは、40歳になってから、
矢沢栄一の「読書人の立場」を読んで、世界が引っくり返るような衝撃を
受け、それまでの研究を捨てて、世俗哲学を学び始めた方です。鷲田さんは
それ以来、ずっと矢沢の文体を真似て文章を書いたそうです。本の中で本当
に好きになった作家の思考は、いつまでも自分の頭の中に残ります。中谷さ
んも、文章の中で鷲田さんの本から相当引用しているし、鷲田さんも、少な
からず中谷さんの文体に影響を受けています。そうやって影響される人物の
著作を読むことで、好きになった作家を、頭の中に何人も増やしてきたから、
お二人ともあれだけ、端的明快でありながら、ふっくらした文体が持てるので
しょう。
 ちなみに、最近は鷲田さんの文章をずっと読んでいます。どんどん自分の
思考が鷲田化しています。そのうち、鷲田さんを意識していますね、と言わ
れないかな。


P.S. 文章にはその人の人物が現れます。僕は、自分の好きなことを、
   書いています。だから、自然に僕の好きな中谷さんや、鷲田さんが
   文章に見えてくるのかな。


P.S.2 作家を好きになる気分ってどんなのかって?
    初恋のような気持ちです。

76. ううむ 2003/01/31(金) 00:48:30
お言葉を返すようですが、俺は鷲田さんの文章はどうも好きになれない。
かっこつけすぎというか、内容もいまいち伝わってこないし。

77. まぁ 2003/01/31(金) 00:52:51
好みの問題だし。

78. T 2003/02/06(木) 23:25:10
Gackutさん 
元気ですよね。もしかしてインフルエンザですか?流行ってますね。

79. Gackut 2003/02/06(木) 23:26:57
元気ですよ。でも多忙です。おっと、これは僕の中での禁句でしたが。
何かと入用が多くて、追いまくられてます。でも此処は毎日見ていますよ。

80. WISHEST 2003/02/07(金) 22:57:47
俺も最近中谷彰宏さんの本を読みました。
中谷さんの恋愛本は一応女性向けですよね。俺は男ですが,なんとなく書店で見て
衝動買いしてしまいました。中谷さんはほんとに女性向に書いたのか?と疑いたくなるほど俺にあてはまることが多かったです。
「大恋愛も小恋愛もない」
「口下手というのは恋愛下手の言い訳にはならない」
など,今の自分に欲しかった言葉をいただきました。
まあ,なんてゆーか言葉で言い表せない気持ちがこみ上げてきます。普通の生活でこんな考え方ができればいいなあと思います。

俺の身の回りにはいろんな連れがいます。例えば,大学の連れ,高校の連れ,バイト仲間みたいに。その中には人の悪口,不平,不満で盛り上がる人らもいます。
ガクトさん,他人の悪口,嫉妬についてどう思われますか?

P.S.日記またぜひ書いてください。あなたの日記読むのを楽しみにしています。

81. Gackut 2003/02/09(日) 05:50:48
WISHESTさん


 中谷さんは、年に60冊の書籍を書いて、俳優の仕事をしているような
スピードの人です。同時に、ヴァラエティの人でもあります。彼の本は
恋愛、ビジネス、人生論、サービスなど、多岐にわたっています。幅広い
というよりは、何にでもやってみて、本にする人です。住み家の本、ダンス
の本、というのもあります。 
 何でも本に出来る、そんな中谷さんが、絶対にかかないことが一つだけ
あります。それが、悪口です。簡単そうで、悪口を言わないでいる、というのは
実はとても難しいことです。罵倒してやりたい、と思うような人がいなくても、
自分より上の立場にいる人を否定すると、自分が偉くなったような気がして
気分がいいのです。その上、貶そうとおもえばなんとでも言えるので、話題に
事欠きません。
 みんな何かと悪口を言います。言わない人のほうがはるかに少ない。
悪口は気持ちいいですから。でも本人が、悪意を持って悪口を言ってい
る、という人は意外に少ないのです。学校の先生や、塾の講師にあだ名を
付けていませんでしたか。よく考えたら、教えてくれていれる人に、すき放題
言っているのだから、ひどい話です。
 ところが悪口や陰口をを言っている人は気持ちよくしゃべっていますが、
聞いた方は、話に夢中になると同時に、この人は悪口を平気で言う人だな、
と冷静に見ています。悪口を言うような人は、自分のことをいつ漏らすかわからない
と思いますから、仲良いように振舞いながらも、本心は語らないように気を
つけるようになります。

82. Gackut 2003/02/09(日) 05:51:52
 嘘や大げさな話をする人も同じです。悪気はなくても、話を大きくしたがる人が
います。いわゆる自慢話の延長上です。大げさに言いたがる人に対しては、聞き
手は、わかっていて、その分をちゃんと割り引いて聞いています。
 嘘、悪口、陰口を言うと、友達をなくすよ、と言います。それは必ずしも
回りまわって伝わる、ということではありません。隠しとおせる嘘もあります。
でも、聞き手の信頼を失います。多少噂話に花を咲かせたからといって、友達が
なくなるわけではありません。でもその友達だと思っている人は、うわべだけの付
き合いで本心から話してくれなくなっています。キャラが楽しい人、面白い人、
容姿のいい人、趣味の広い人など、息が合って楽しく過ごせる友達は,外から
見た感じでは友達に恵まれているように見えますが、悩み事を相談できる友達が
いるかどうかはその人の誠実さに委ねられています。10代のうちは、容姿や、
運動能力、性格が世渡りに必要な気がしますが、お互いに都合のいい話題でしか
盛り上げれない友達は、何年かすれば忘れ去ってしまいます。
 10代のうちから、または大学生のうちから、友達は少なくても、本心を話せる
友達を一人、一人と作って行った人は、30代、40代になって、困ったときに
頼れる友達が回りに大勢できています。仕事について利害関係が出来てからは、
本当の友達は出来ません。損得勘定なしに、腹を割って離せる友達を幾人持てたか
でその人の人生が充実します。あらゆることに誠実である、ということは難しい
ことですが、せめて人の悪口は言わないようにしましょう。
(次回へ続く)

83. Gackut 2003/02/09(日) 06:17:19
毎日朝早く置きだして、試験に向かうエネルギーは、人間として高くありたい、という
自尊心から生まれます。必ずしも、合理的な損得勘定ではなく、人に良く思われたいと
いう野心が、自分の元気の元になっています。人間がコミュニティを作っている以上、
当然競争心が起こります。そんな訳で嫉妬や妬みは、生きている以上なくなりません。
 煩悩を解脱した人がいます。欲望がなくなったわけではありません。嫉妬を外に出して
しまわずに、内に溜めておけるだけの心の余裕が出来たのです。嫉妬は誰にでもあります。
私は嫉妬なんかない、と思って自分の汚い部分から逃げている人は、直ぐに外に悪意を
放出してしまいます。心に嫉妬やコンプレックスを溜めておける人、そしてそれを積極的
に直視することが出来る人は、自分の嫌な部分をどんどん発見して、知ることが出来ます。
 心に引き出しがある人は、直ぐにかっとなったり、無用に落ち込んだりしません。
「ため」があるからです。それは、毎日同じ人と会って、同じような生活をしていても
身につきません。
 大学は、無駄をするところです。大学時代にあまり効率的なことをやる人は、人生を
非効率に生きているとしか言いようがありません。勉強が無駄だ、とかそういうことでは
ありません。大学は本来、無駄をするところです。一生の間で、資本主義社会で無駄が出来る
ところなど他にはありません。大学は、一生で一度きりのモラトリアムです。何でも出来る
けど何にもモノにならないと思います。ものを学びたければ、職業に就くか、専門学校に
いくか、独学するかしたほうが近道です。大学は、同じことを一番遅く出来るところです。
大学は、人生の準備期間です。逆に言えば、本番ではありません。だからこそ、どれだけ
エネルギーを蓄積できたかで、残りの人生が変わってきます。大学時代に、心の引き出しを
一つでも多く手に入れましょう。
 

84. ( ´∀`) 2003/02/09(日) 07:06:49
ガクトさんのお勧めの音楽教えてくれや

85. WISHEST 2003/02/09(日) 12:11:17
>でも本人が、悪意を持って悪口を言っている、という人は意外に少ないのです。

 ↑の考えなんとなく分かります。というか今まで意識はしていなかったけど心のどこかで思ってたんだと思います。
 俺はみんながどうしてそんなに悪口で盛り上がるのかが分かりませんでした。もちろん自分もそれに参加してしまうこともあります。単純に悪口をすれば場が盛り上がります。でも,俺には早くこの話題終わらないかな…なんて考えてました。
 悪口で盛り上がる友達にならずに,自分の本心を打ち明け合う友達になれたらいいですよね。
 Gackutさん丁寧なレスありがとうございます。
 
 

86. Gackut 2003/02/09(日) 20:58:42
( ´∀`)さん

 最近では、一青窈さんの「もらい泣き」でしょうか。普通人が目をつけな
いようなところを、テーマにして作品です。でも、人生が後24時間しかな
くなったとしたら、僕は音楽を聴くだろうか、と考えてみました。僕は、
普段あまり音楽を聴きません。嫌いではないのですが、別段好きでもない、
というのが本心です。でも、死ぬ前にもうお一度聞いておきたい、という
曲がないなんて、それはそれで寂しいような気がしました。生きてきた証
になるような、思い出の一曲、そういうのが一つ、二つと、持っている人は
とても幸せではないでしょうか。
 思い出に残る一曲というのは、未だ模索ですが、生活の節目に思い
出す曲があります。昨日、受験生の妹のもとに、初めて合格通知が届
きました。「想い出がいっぱい」の中の、大人の階段昇る君はまだシ
ンデレラさ、という歌詞を思い出しました。一方、懐かしい曲を聴くと、
当時のエピソードが蘇ってきて、何とも言えぬ思いになります。
遠い昔の思い出となった自分の過去を、ありありと投影させてくれるような
音楽の素晴らしさに感心します。


P.S.どんな人生でも、小説一冊分かけるだけのテーマがある。
    要は、どう表現するかです。

87. ahi 2003/02/14(金) 22:55:04
こんばんは、お久しぶりです。もうすっかり下宿から荷物も運び出し
実家へもどっています。お風邪など召しておられないでしょうか。
心配です。
膨大な書籍に家族もびっくりしていました。でも最低限、必要な本ばかり
なので大切にしています。Gackutさんみたいに理路整然と頭のなかで
考えることが苦手というか時間が人よりかかるようで、いわばこの書籍達は
僕の脳みその一部です。あー、どこかで読んだ気がすると思えば、すぐに
本を読み返したり。そうして僕の知識を補ってくれる大切な書籍達です。
Gackutさんに質問ですが、もうあと一冊しか生きているあいだに本を読めない
としたら何を読みますか?僕は・・・太宰治『人間失格』です。

88. 某コテハン 2003/02/15(土) 01:34:10
オンラインBBSにおける「荒らし」についてどう思いますか?

89. Gackut 2003/02/15(土) 22:38:00
ahiさん
>いわばこの書籍達は
>僕の脳みその一部

 子供がなりたい職業ランキング、というのに便乗して、我が子にならせたい
職業ランキングというのが、毎年出ています。親の希望は、昔も今も、安定
就職が一番、加えて名誉と収入、といった希望を満たす職業のようです。
結果的に「勉強しなさい」という形で具現化されるわけですね。
 これに加えて、大学生の選ぶ職業観、大人の選ぶ職業(転職)というのも
やったらイイと思うのですがどうでしょうか。どうも、職業に貴賤なし、に
反するということでランキングが出来にくいようですが、大人の方こそ職業
選びを、人気企業ランキングなんかで企業を探すんじゃなくて、「職業」探
しをしてほしいな、と思います。
 話戻って、子供に人気の職業ですが、@指図なしに、自分でものやサー
ビスが作れる(という印象のある)職業A名誉を受けられるテレビ的職業に
分かれるようです。@は大工、料理人Aがタレント、スポーツ選手などです。
B社会に大きな功績を残す仕事、またはというのもあるのですが、選ぶ人は
少ないですね。議員、評論家、学者、作家、といった堅い仕事だけでなくて、
映画監督、消防士、警察官もそうだと思います。「人のためになる仕事」と
書く人もいますが、それは違うだろう、と思います。役に立たない職業は
ないはずです。汎用性が広いか、限定的か、といった違いがあるだけのこと
だと思います。

 京大生の多くは、どちらかというと、知識人、または知的能力をフルに
活用できる仕事を選びたいのではないでしょうか。とんと低年齢の層には
人気がありませんが、それでも魅力的な仕事だと、僕は思います。この仕事
汎用性は広いようで、実は狭いのです。
 僕は、知識人とは、書庫を持つ人だ、と定義します。インターネットが
情報源として優れていることは事実ですが、当分は書籍が知的情報源として
一番有効だと思いますから、当分この定義は崩れないと思います。
知識人が唯一、他の業種に出来ないことがあります。夢を与えること?
知的であること?未踏野に踏み込むこと?いやいや、それらは他の職業でも
可能です。

90. Gackut 2003/02/15(土) 22:38:33
 知識人にしか出来ないこと、それは現在の人類の知的財産を持ってなし得る
範囲内で、一番確からしい発現をなすことです。例えばテレビで、リポー
ター、司会者、タレントの方々は、好き放題自由に発言をされています
が、良く聞くとニュース番組でも何でも、絶対に「主張」をしません。
公共性の高い番組になると、かならず「専門家」が呼ばれることを、不思議
に思ったことはありませんか。番組で一番視聴率が下がるのは、出て来る
専門家の発言を聞かされるときです。「スマスマ」はバラエティなので、
素人がつくりますよ、という基本前提がありますから、専門家を出す必要は
ありません。ところが、いくら腕が良くても、木村君がお昼の料理番組で
料理を作ってはいけません。それが、番組の暗黙の掟です。久米さんも、
筑紫さんも、自分の意見を持った尊敬すべき自由人の代表のように言われ
ますが、国民意見を代弁する程度の意見を口にする程度に止まり、表面的
意見に徹し、深く切り込んだ主張は避けます。ニュースステーション
でも、あの専門家をレギュラーにしないで、久米さんに切らせた方が視聴率
はよっぽど上がるのに、それは絶対やりません。良くテレビを見ていると、
陰の薄い「専門家」が異常に頻出してくることに気がつきます。テレビは
タレントのもの、と言われますが、本当はタレントには、反論の出る余地の
あるような一切の意見を避けさせ、主張は「専門家」に言わせています。
 公の場で主張を許されたもの、それが知識人です。知識人は、自分の主張
だけしていたのでは全然ダメです。どんな議論をぶつけられても、基本的に
は持論が出せないといけない、というのが基本です。久米さんも、ナベツネ
オーナーも言いたいことを言っていますが、非難こそあれ、反論を出される
ことはありません。論拠もいりません。知識人は、どんな些細なことであれ
公での主張には、重い責任を課されます。どんなに無名でも、面識のない人
でも、知識人、特に大学教官の主張は、高信憑性を持ちます。捏造疑惑、と
か色々問題もないわけではありませんが、最も信頼できる情報または仮説提
供者として「知識人」が存在します。

91. Gackut 2003/02/15(土) 22:38:59
 ですから知識人は、@あらゆる議論にA論拠を持った、主張が求められ
ます。多分そう思いますけど、というのは命取りです。情報はいくらでも
数限りなくありますから、知識人は書籍の何ページ目として、データベー
ス持ちます。書籍は脳みそだ、というのは実に言い得てるな、と感心しま
した。

>一冊しか生きているあいだに本を読めないとしたら何を読みますか?
難しいです。それは、まだありません。探すのが足りないのでしょうか。
20代の思い出になるような、記念になる本を見つけるため、読んでい
こうと思います。


P.S. 知識人とは、書庫を持つ人である。
    頭の外に、書籍を。そして頭の中に、疑問を置いておく
    書庫を。片方が豊かになれば、自然ともう一方も広がる
    と思うのは私だけでしょうか。

92. Gackut 2003/02/15(土) 23:08:15
ヤクザとチンピラや、ヤンキーをごっちゃにして考えている人が
いますが、本当は全然系統が違います。マフィアやブローカーとも、
ヤクザの理念や組織のあり方は違っています。
 ヤクザは、元々世襲です。子供に代々受け継ぐかどうかは
知りませんが、仕事は一種の伝統芸能です。ヤンキーが、一種の就職先
としてヤクザになると思っている人がいますが、少し違います。
ヤクザの世界も、管理職として上っていくキャリア組と、下で働くヒラに
別れます。下手な企業よりよっぽどエリート主義です。公然と悪事でお金を
稼ぐのは大変です。学的が高い人間ほど、犯罪の仕方が高度になるという
のは本当です。力も根性もあるけど、考えるは苦手、という組員は、巧妙な
犯罪には関わらせられません。ですから法律対策に法学部卒の優秀な学生を
雇ったりと、知能の高い人間が中枢を締めます。
 今日テレビに、ヤクザから転職した神父さん、というのが出ていましたが
夫婦とも「本当に大変だった」とおっしゃっていました。そんなこと言うと
悪行をしておいて大変とは何事だ、と言われそうですが、悪事で稼ぐのは
思ったほど簡単ではないのです。悪事で大きく稼ぐと、相手先が萎縮して
商売にならなくなってしまいます。悪いことは続きません。真の悪人ほど
チビチビコトコツと労働を重ねて、お金を稼ぎます。労働対効果でいうと
社会的貢献度の高い仕事を頑張るのと、それほど変わりありません。
 ずっと笑顔でお見送りできるホテルマンも凄いと思いますが、常に睨みを
利かせておくヤクザも、テンションを保つのが大変です。人のためになる仕事
なら、もっとサービスに心がけようという気にもなりますが、どんどん悪い
ことをして、早くイイヤクザになろう、と思えるほど人間は都合よく出来て
いません。悪いことも、たまには気持ち良いけど、ずっと続けるのは本当に
大変なのです。

93. Gackut 2003/02/15(土) 23:08:43
 掲示板荒らしも良く考えると、これほど役に立たないものはないように
思えます。大体掲示板自体、暇な人が来ている(失礼)のですから。
1年間嵐が猛威を振るう、というのは聞いたことがありません。イタズラ
電話でも、最初の方はイタズラする方も、テンションが高いので、言いたい
放題罵倒します。でも、100回も過ぎれば、いい加減ボキャブラリーが
無くなってきて、言うことが同じになります。たまにイタズラ電話何百本で
捕まる、というニュースがありますが、いい加減シンドクなっているのは
加害者の方かもしれません。被害者あの方は、最初の数か月は怖いと思い
ますが、一年も二年も続くと、日常になってきます。ただ、ひたすら「迷惑」と
言うだけです。惰性で足を洗えない加害者の方も、「捕まってよかった」と
言うのは、案外本音かもしれませんね。

P.S. 大いに話が逸れましたが、荒らしは一時のもの。
    ウザイ、と思わずに、荒らしのヤツ、そろそろ飽きてきたんじゃ
    ないのか、と感情移入すると、荒らしさんが可愛く見えるかも
    れません。荒らしは程ほどに........

94. chest 2003/02/16(日) 10:58:02
不思議なこともあるのですね〜。
私も先日の労働のアルバイトをした経験から、
昨日の夜寝る前に同じようなことを考えていましたよ。
私はGackutさんほど論理的に考えていませんが、
労働、仕事とはその需要があって生まれたのだから
どんな仕事も必ず社会にとって、人間にとって必要なものだ。
法律に触れるような仕事とてその例外ではない、ある一部
の人間、社会が求めていたのだから生まれたのだ、と思い
ました。(もちろん法律に反する行為は基本的にしてはな
らないものですが)


大変驚いたので、思わず指が動いて自分の考えたことを
書き込みしてしまいました。

どうでもいい質問かもしれませんが、Gackutさんは超常現象
とか宇宙人といった類のものを信じますか?
私は一部は信じています。少なくとも頭ごなしには否定
したくないです。UFOの存在はともかく、ほとんど
解明されていないといってよい宇宙ですので、地球外生命体
がいる可能性はまだ十分に考えられると思います。
それとスプーン曲げ等の超能力も信じた方が解明する楽しみが
あって面白い。もしかしたら解明することによって人間の新しい
可能性が生まれるかもしれない、と私は思っています。(もちろん
もっと重要な研究が他にもたくさんあるのですが)
お答えよろしくお願いします。長文失礼しました。

95. Gackut 2003/02/17(月) 01:20:26
chestさん
 ドラマ「GOOD LUCK」が面白い。


 日曜放送の「GOOD LUCK」を少し見ました。木村拓哉や堤真一さんあたりが操縦士を勤める
全日空の日常業務風景を描いた物語です。フライトアテンダント、操縦士の制服の着こなしが
板についていて思わずカッコいい、と思ってしまいました。今回の話の筋は内山理奈さん演じる
フライトアテンダントが、たまたま乗っていた熊川哲也さんに気を取られて、業務に支障を
来たしたとして、客として居合わせた上司の堤真一さんに酷く叱責されたことが発端になります。
日頃から厳しすぎる堤さんの管理の仕方に不満を抱いていた乗務員達が総スカンされて、堤さんは
一時業務から外れることになります。結局話がこじれて内山理奈さんが、謝罪がない場合提訴する、
という方向に向かいます。機械工の柴咲コウさん、木村拓哉さんに諭されて、提訴を取り消した
内山理奈さんと、堤さんが仲直りする、という一応の解決を見るわけですが、この話のメッセージは
共通の目的を有する組織においては、真の民主主義的権利と比して、コミュニティ内の明文化されない
ルールの重要性を忘れてはならない、というところにあると思います。法的に正しい、とか民主的に
正しいとか、そのような明確な社会の多数派の価値機軸の視点に立って、それらを乱す無法者を
懲らしめる物語が、サスペンスや時代劇であるのに対して、「GOOD KUCK」は、組織内の固有の倫理が
もたらす価値を、積極的に美学として描いています。勧善懲悪というルールで物語を作るのは簡単です。
悪人と善人がはっきり区別できるからです。客である堤さんにお客様の前で叱責されことを指して、
名誉毀損で訴えるのが勧善懲悪の立場です。法で人を縛る、という発想です。それに対して、木村さんは
「仲間を訴えるなんて、格好悪いよ」と指摘します。法とは別に、企業には企業でルールがある。職業に
は、仲間との独自の付き合い方があって、法の力を借りないでも、そこで解決できるはずだ、という
考えです。

96. Gackut 2003/02/17(月) 01:22:57
 元来、人間は本能に従って生きる動物です。ところが思いのままに好き放題していたのでは、共同体生
活をする以上不都合が起こるわけで、共同体が出来るとそこには必ずルールが生まれます。イギリス人が
新大陸に渡ってアメリカを建国したときも、始めに作ったのは教会と裁判所でした。キリスト教は信者の
行いに応じて、次の世で救うかどうかを決めるわけですから、心身の規制という意味では、一種の裁判所
と同じです。裁判所は、ルールかはみ出す行為をcraimとして行為者の肉体を拘束し、教会は聖書に反する
行いをsinとして、行為者の精神を拘束します。
 人間は義務から自由になりたい一方で、義務がないと上手に集団行動が出来ません。日本では、法的秩序
よりも、地域や、学校、会社と、貴族組織の固有の秩序主体的に、所属者の心身を拘束しています。日本で
刑務所に現在入っているのは数千人に一人位じゃないですか。多分、友達で刑務所に入っている、というのは
相当稀なケースだと思います。アメリカなら、現在八百数十万人が刑務所に入っています。ロシアがもう少し
多くて世界で一番です。アメリカ人が劣悪で凶暴か、といえば必ずしもそうではありません。日本は、法でない
ローカルルールが、人を裁くのに友好的に機能するのに対し、アメリカロシアでは、法で人の行為を裁くのが
基本です。地方によって違うと思いますが一般にローカルルールに対する従属心と、その拘束力が薄いのです。

97. Gackut 2003/02/17(月) 01:23:19
少し前まで、日本は小沢一郎氏が書いた「日本改革計画」の方向の通りに進むだろうと言われてきました。
コンパクトで指導力のある政府、地方分権、個人の真の民主化、の三本が基本の柱になっているわけですが
掻い摘めば、大も小も完全何な民主化をせよ、ということです。行政が旧来の社会構造を壊しています。どん
どん文化間の壁がなくなろうとしています。社会主義と資本主義を分け隔てたドイツのベルリンの壁の崩壊の
ように、日本が従来から持っていたローカルとローカルの壁が壊されています。それ自体は、イイことであると
同時に、寂しいことでもあります。後、10年したら企業内の揉め事も、訴訟で物事を解決する方向性にシフト
するかもしれません。日本中で、どんどん旧来のローカルルールが崩れているのも事実です。「GOOD LUCK」は
商店街だけでなく、航空業界の全日空でも、それは同じことですよ、と言いたかったのではなかろうか、と。


 遠い将来、宇宙人と国交が開かれたら、宇宙文化が理解できない人がバカにされる時代が来るかも
しれません。そんなことはなって見ないとわかりませんが、どのように社会がシフトしようと新しいものを、
受け入れて評価する姿勢とともに、「悪い」とされてきたものに価値を見出す余裕を持ちたいですね。

P.S. ヤクザは、プロですから、敏速、確実、安全に業務を遂行できます。ヤクザが増えるのも問題ですが、
   彼らが全くいなくなったら、今度は素人が悪行に目をつけて、下手に悪事を行おうとするでえしょうから、
   かえって手加減がわからなくて悲惨な事態になりかねません。ヤクザは、ベンチャーみたいに簡単に潰せませ
   んから、ある意味信用第一で堅い商売です。オウムみたいに、悪意が悪意を読んでスパイラルするケースの
   悲惨さを感かえると、ヤクザさんが世間の汚い部分を掃除してくれていると考えれば、見えない掃除屋だと
   言えなくもありません。何が正しいのか、ではなく何に価値を見出すか、ということの方に、僕は21世紀の
   文化の方向性を見つけたいと思います。

98. chest 2003/02/17(月) 20:35:44
私の質問に対する答えがないように思えますが(笑)
また勉強になるものが読めたのでよかったです。
上の方で教養についての話がありましたが、

>どのように社会がシフトしようと新しいものを、
受け入れて評価する姿勢とともに、「悪い」とされてきたものに価値を見出す余裕を持ちたいですね。

これが複雑で変化の速い時代において大学でみにつけるべき教養なのではないか、と私は思います。もちろん今まで教養として扱われてきたような知識も必要だと思いますが、今社会で求めれているのはこのような姿勢と新しい知識ではないかと最近感じています。

99. Gackut 2003/02/18(火) 01:27:22
chestさん

 失礼しました。全然違う話になってしまいました。もう一度、機会を
頂きありがとうございます。

 少し前に「アポロ11号月面着陸は、でっち上げ?」が話題になりま
した。月面での機外の風景に著しくオカシイ部分、具体的には、影の伸びる
方向があるべき方向と違うとか、空気のないで宇宙で旗がはためくのは不自
然だとか、インチキくさい映像がこれ見よがしに、テレビを通して、お茶の
間に流れました。従来通りNASAが月に降りたのは事実なのか、それとも冷戦
時代にあった合衆国が、国力を示すために国家中枢が総包みで行ったインチ
キなのか、という問題ですが、テレビを見た僕は大部分の視聴者と同様、こ
ろりと捏造説支持側に付いてしまいました。

100. Gackut 2003/02/18(火) 01:28:18
 研究者の間では、捏造説など馬鹿馬鹿しくて話にならない、といったよう
でまともに取り合おうとしていないようです。どちらが正しかったのか大勢が
固まれば、話題が長引くこともないでしょうし、どうやらNASAの方が正しいので
はないかな、と今は思ったりしています。他にも、トルマリンはマイナスイオンを
発生させるから体にいいとか、正座や血液型で性格がわかるとか、無茶苦茶な疑似
科学が公然と世の中に流布しています。例えば、風水が全くのデタラメだとは
思いませんが、少なくとも非科学原理が働いているとは考えにくいし、かといって
厳密に科学で説明できるほど単純な構造ではないように思います。スプーン曲げも
そうですが、宇宙人の存在を唱えることなど、いわゆるオカルトチックな現象は、
果たして非科学でしょうか。


では、最初に科学的に関して定義をしたいのですが、科学とは、より確からしい根拠
と確からしさを十分に高めるのに払う代償に対して、得られる金銭的価値または文化
的価値が望めるような提案、としたいと思います。科学の条件は、論理的に正しい裏
付けが保証されていることではありません。一般性とともに利用価値が望めなければ
科学とはいわないのです。

101. Gackut 2003/02/18(火) 01:28:49
 例えば、宇宙人がいるかいないかを調べることは、非科学的とはいえないでしょう。
多少予算を奮発しても、証拠が見つかったらそれは凄いことですからね。でも、宇宙人
が地球に来ている、とかケネディ元大統領を脅迫したとか、そういうのは非科学的です。
なぜ非科学かと言うと、そんなことを確かめるために予算を投与し、労力を費やすのは
経済的ではないだろう、とういうことです。だって、専門家でなくとも大方の市民は
その可能性が限りなく0に近いことを認識しているのですから。
 バックには科学的根拠があるに違いないけれど、でも非科学的なものがあります。
風水です。占いです。マジックです。これらは、世の中のお役には立っているし、実は
結構当たるらしいのですが、それでもやはり科学傘下には入らず、非科学の対象に入ります。
風水のもたらす効果を、旧来の科学的手法でもって裏付けようとすれば、莫大な予算が
必要です。下手すると、いつまでも解決できないかもしれない。研究者は、「風水がデタラメ」
ではなさそうだ、とは思いますが、科学の対象には出来ない、またはしない方が良いと
考えます。コナン君のことを、あゆみちゃんはきっと好きだけれど、その仮説は「科学的」に
確かめられないから、非科学としよう、ということです。

102. Gackut 2003/02/18(火) 01:29:08
 1970年代まで、科学界が徹底して疑似科学狩りをやってきました。そんなインチキは
有害だ、という考えが浸透しました。ところが、再び疑似科学雑誌や書籍が溢れています。
疑似科学のいけないところは、コミュニティに公開されることで、市民が不利益を被る
ような情報を信じてしまうことにあります。科学の箕のを来た詐欺やデマの類だ、という
考えです。1999年に、ノストラダ