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みんなで小説を作ろう


1. 筆頭著者 2004/03/02(火) 20:16:45
出だしを書きますんで、後ろに好き勝手にくっつけていって、皆で小説を作ってみましょう。

それはある曇った日のことだった。
僕は死んだ。

2. カモ 2004/03/02(火) 20:20:01
昔あった理想の学生生活を送るスレを思いだしました。
全然理想どおりにいかなかったような。

3. 露蜂房 2004/03/02(火) 20:24:24
それはある曇った日のことだった。
僕は死んだ。
死んだ、かどうかはよく解らない。
しかし、確かに死んだのだ。
現に僕の葬式が執り行われている。

4. ↑筆頭著者 2004/03/02(火) 20:47:35
空気は重く人々にのしかかるようであり、庭に咲いているヒマワリさえも生気を抜き取られているようだ。

5. サイコ系にしよう。 2004/03/02(火) 20:56:08
死の直前というものは気絶するというが、僕の記憶が無いということは、それもあり得ることなのだろう。ただ一つ覚えているのは、一緒にいた男2人も僕と同様に片腕が無かったということだ。あれはどこの誰だったのだろう。

6. 続けづらいががんばる(筆・著) 2004/03/02(火) 21:39:56
片腕の断面は皆ずいぶん前に何か鋭いもので切り取られたようであった。

7. まだサイコ系。 2004/03/02(火) 21:52:15
死ぬ直前はあいまいなものの、記憶をたどってみる。
あれは朝、いつものように学校へ行こうとしていた時だ、そうだ、家を出て、隣の家の犬が妙に吠えるから覗いたんだ。いつもは大人しいのに、あの日は違っていた。犬小屋の中の、何を見たのだろう。何故か思い出そうとすると頭が痛くなる。そういえば、僕は死んだんだった。

8. 筆頭著者 2004/03/02(火) 22:05:50
食べられたんだ、何者かに。
なくなった片腕の斜めの断面に沿って、腰から下までが一噛みで切断されている。179センチメートルあった僕の体が今では地上から1メートルにも満たない高さだ。
道理で世界がずっと斜めだったはずだ。

9. サイコです。 2004/03/02(火) 22:13:46
僕は我に返り、唯一残された右腕で前へ進んでみた。不思議と痛さは感じない。死とは、永い夢のようなものなのか。
あの時の片腕の男が見える。葬儀に来ているようだが、どうやらもう一人は、、見あたらない。

10. 筆頭著者 2004/03/02(火) 22:24:25
不思議と周りの人たちは僕の存在には気づかないようであった。
切断面は何故か再生されており、内臓はグチャグチャなまま腹腔内に収まっているようであった。それは僕の体から死体独自のあの吐き気をもよおす臭いが発せられなかったことから推察できた。

11. うんこ 2004/03/02(火) 22:29:52
ネットで、葬儀屋がぐちゃぐちゃの死体をきれいに整形するのを見たことがある。
葬儀屋ってのはご苦労な仕事だ。医者でもないのに死体を弄繰り回さなきゃならないとは。
当時はそう思った。

12. サイコ。 2004/03/02(火) 22:32:39
気づかれないのをいいことに、僕は自分の葬儀を後にした。右手だけとなると進むスピードも落ちるが、まあいい。ふと左腕を見ると、断面から何やら小さなプヨプヨしたものが生えてきている。引っ張ってみようかと思ったが転がってしまうのでしばらく見ていよう。

13. 筆頭著者 2004/03/02(火) 22:55:00
そのプヨプヨしたものは次第に成長し、数を増やしていった。
最初は小豆大のものが2、3個生えてきているだけであったが、みるみるうちにそれは腕の断面全体に出現し、長いものはすでに5センチほどに達していた。
僕の意思とは関係なくうごめき、まるで別の生物のようであった。

14. サイコ。 2004/03/02(火) 23:05:26
それはどんどん伸び、絡まりあい、僕と同じくらいの塊になったところで僕から離れた。死ぬと細胞分裂までできてしまうのか。と感心しているうちに、当然というか、それはもう一人の僕になった。
違うのは、五体満足ということか。

15. 筆頭著者 2004/03/02(火) 23:14:53
そいつはまるでいつも僕がやっているように他人を見下す態度で、実際見下されているのだが、僕を侮辱し出した。
「最悪の極めつけだな、この肉塊のクズが!」

16. サイコ。 2004/03/02(火) 23:31:56
そう言って僕に詰め寄ると、僕を見下ろしている僕は僕なのか?と混乱している僕を持ち上げ、バリバリと食べはじめた。僕が僕に取り込まれていく。
僕は跡形も無く僕を消化した。
いい気分だ。生前には無かった左腕も回復している。

17. 筆頭著者 2004/03/02(火) 23:52:30
そう、思い出した。あの朝、僕が隣の家の犬小屋の中で見たもの、それは僕だった。そいつに体を食いちぎられたんだ。
そこで僕はあることに気づいた。
まだ、僕が他にいる・・・・・・。

18. もうちょっとサイコ。 2004/03/03(水) 00:10:53
世の中に僕は何人いるのだろう。
そういえば小学校の時に、もう一人の自分に会うと殺されるっていう、ドッペルゲンガーの噂が出回ったっけ。その時は信じもしなかったな。
しかし今僕には現にそれと似たことが起こっている。そう思ったら僕は何だか残りの僕も取り込まなくてはならないような気がしてならなくなった。

19. 筆頭著者 2004/03/03(水) 00:30:31
恐らく、僕以外の僕もそう考えているだろう。僕が僕を追い、追われ、片方に取り込まれる。全ての僕が一体となったときどうなるかは今はわからない。しかし、睡眠欲、性欲、食欲に並ぶ何か根源的な欲求が僕の中から湧き出てくるのは事実だった。
その欲求を満たすため、僕はとりあえず、隣の家の犬小屋へ行ってみることにした。
雲が厚みを増し、昼とは思えない暗さになってきた。

20. まだまだサイコ。 2004/03/03(水) 00:44:58
犬はいなかった。あの犬がいつも昼寝をしていたあたりに争った跡が見える。どうやらあの犬も別の自分自身に取り込まれたのだろう。僕は、周りに誰もいないのを確認してから注意を払いながら犬小屋の中を覗き込んだ。

21. 筆頭著者 2004/03/03(水) 01:01:39
薄暗く、中はよく見えなかった。僕はもうちょっと顔を近づけてみた。
その瞬間・・・・・・、世界は真っ暗になった。喉の少し下で体とのつながりが途絶えるのが分かった。何かが崩れるように倒れる音が聞こえた。きっと僕の体だろう。
何者かの口の中で僕がそういうことを考えられたのは、ほんの数秒の間だけであった。

22. サイコ。ロ 2004/03/03(水) 02:13:33
そして僕は人間一人が楽に入れる大きな犬小屋から出ると、急いで葬儀へ向かった。僕と同じく片腕の無い双子の弟の死に顔は、まだ生きているようで、僕にそっくりだ。ごめんな。
生まれつき片腕が無かった僕は小さい頃から、鏡ばかり見ていた。大きな鏡は右を向いて右腕を映すことで左腕があるように感じることができた。腕が無いこと以外は同じだったけど、君が羨ましくて、君になりたかった。そんなことは無理だとわかってた。でも、どうにか同じ姿になりたいと思ったんだ。少しふざけただけのつもりだったんだよ。まさか本当にあの犬が、僕がお菓子を持たせた君の左腕に飛びかかるとは思わなかった。あの時からもう一人の僕が僕の中に現れ始めたんだ。

23. 筆頭著者 2004/03/03(水) 19:02:12
重苦しい雰囲気の中、僕はふとあることを思い出した。
葬儀に来ていないもう一人の片腕のない男は一体誰なんだろう。彼は何か重要な鍵を握っている気がしてならない。それが何なのかは分からないが、とにかく彼に会わなければ。

24. lp 2004/03/03(水) 19:31:46
しかし彼の居場所がわからない。乾いた喉に逆流した血液の味がしみる。いや血液というよりも、なぜか彼の腕の断片からしたたり落ちていたあの無色透明の液体のような気がした。

25. 頭痛くなってきた(筆・著) 2004/03/03(水) 20:16:31
そう、僕は彼を取り込んでいた。腹の中から彼の呻き声が聞こえる。今まさに消化の真っ最中といったところだ。犬小屋の中で僕は一体何人の僕以外の人間を食べたのだろう。

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