ヤクルト・ロッテ合併
1. ランデル
2004/07/02(金) 10:37:05
2004年7月2日(金) 6時5分
1リーグ制移行に向け ヤクルト、ロッテが合併へ(スポーツニッポン)
6月29日、仙台で行われた横浜戦。マウンドに集まったヤクルトナインの後方フェンスには「ロッテ」の文字が…
ヤクルト、ロッテ両球団の合併が水面下で進んでいることが1日分かった。ロッテ・重光武雄オーナー(81)が合併の可能性を示唆したもので、両球団の動きは複数の球界関係者が確認している。この日、パ・リーグ臨時理事会で近鉄、オリックスの合併具体案が基本的に了承され、10球団による1リーグ制移行が加速する見通し。日程編成上のタイムリミットとなる9月初旬をめどに、両球団の交渉が一気に進展する可能性がある。
合併の第2波は首都圏だ。東京をフランチャイズとするヤクルトと千葉のロッテ。リーグの異なる2球団間での交渉が静かに進んでいる。
この日夜、重光オーナーは都内の自宅前で報道陣に対応。他球団から合併の申し入れがあったケースは「検討するでしょうね」と話し、さらに合併を持ち掛けられているかとの質問に「そういうことは言わない」と暗に話があることを認めた。ロッテは、近鉄とオリックスの合併後、パが5球団で存続した場合の運営をシミュレーション。その結果、40%もの大幅減収となることが判明した。このため重光昭夫オーナー代行が1リーグ制移行支持を表明している。一方、ヤクルトも観客動員の減少や年俸高騰などによる赤字経営が深刻で、多菊球団社長は「球界全体がそういう(再編の)流れになれば」と合併を視野に入れていることを示唆していた。
関係者によると、両球団による合併に向けた話し合いは、近鉄とオリックスの合併案が発表された13日以降、一気に進展を見せたという。すでにロッテ本社の幹部と、ヤクルトの球団株20%を保有するフジテレビ幹部が極秘に接触したとの情報がある。さらに新球団の本拠地についても、ヤクルトの神宮とロッテの千葉マリンをダブルフランチャイズ制とする案などが検討されている。
巨人・渡辺オーナーの盟友である日本テレビの氏家会長は6月28日、今後、合併する可能性のある球団について「そこはかとない噂は聞いている。(セ球団の)可能性もなくはない」と意味深な発言をしているが、このセ球団とはヤクルトのことを指していると受け取れる。加えて日本ハム・小嶋オーナー代行が首都圏に5球団が存在し、ファンを奪い合う格好となっている現状に疑問を投げかけたことも、ヤクルト、ロッテ合併の動きを察知してのもの、と解釈できる。いずれも10球団1リーグ制に向けたオーナー間の調整が進んでいることをうかがわせるもので、現に横浜の砂原オーナーは、他球団のオーナーと情報交換していることを認めている。
こうした中、ヤクルトがロッテとの話し合いで「東京に固執する姿勢を崩さない」との情報もある。近鉄―オリックス同様、フランチャイズ問題がネックとなる可能性はあるが、両球団は基本的には合併に前向きとみられ、球界上層部も成り行きを注視している。
◆ヤクルト 90年代に野村監督の下で4度のリーグ優勝と3度の日本一を達成。球界屈指の強豪へ成長した。だが、ヤクルト本社がデリバティブ(金融派生商品)取引に失敗し、約1000億円の巨額損失を計上した98年から球団も経費削減路線へ。高年俸選手の放出もあって観客動員は92年の247万7000人から昨年は174万1000人へ減少。年間赤字は10〜15億円といわれる。
◆ロッテ 74年を最後にリーグ優勝がなく、90年以降、Aクラスはバレンタイン監督が前回指揮を執った95年の2位だけ。その一方で4度最下位に沈んでいる。本拠地を千葉へ移転した92年には過去最高の130万5000人を動員したが、長期低迷で、その後の観客動員は伸び悩み。慢性的な経営不振で昨年は約34億円の赤字を計上している。
1リーグ制移行に向け ヤクルト、ロッテが合併へ(スポーツニッポン)
6月29日、仙台で行われた横浜戦。マウンドに集まったヤクルトナインの後方フェンスには「ロッテ」の文字が…
ヤクルト、ロッテ両球団の合併が水面下で進んでいることが1日分かった。ロッテ・重光武雄オーナー(81)が合併の可能性を示唆したもので、両球団の動きは複数の球界関係者が確認している。この日、パ・リーグ臨時理事会で近鉄、オリックスの合併具体案が基本的に了承され、10球団による1リーグ制移行が加速する見通し。日程編成上のタイムリミットとなる9月初旬をめどに、両球団の交渉が一気に進展する可能性がある。
合併の第2波は首都圏だ。東京をフランチャイズとするヤクルトと千葉のロッテ。リーグの異なる2球団間での交渉が静かに進んでいる。
この日夜、重光オーナーは都内の自宅前で報道陣に対応。他球団から合併の申し入れがあったケースは「検討するでしょうね」と話し、さらに合併を持ち掛けられているかとの質問に「そういうことは言わない」と暗に話があることを認めた。ロッテは、近鉄とオリックスの合併後、パが5球団で存続した場合の運営をシミュレーション。その結果、40%もの大幅減収となることが判明した。このため重光昭夫オーナー代行が1リーグ制移行支持を表明している。一方、ヤクルトも観客動員の減少や年俸高騰などによる赤字経営が深刻で、多菊球団社長は「球界全体がそういう(再編の)流れになれば」と合併を視野に入れていることを示唆していた。
関係者によると、両球団による合併に向けた話し合いは、近鉄とオリックスの合併案が発表された13日以降、一気に進展を見せたという。すでにロッテ本社の幹部と、ヤクルトの球団株20%を保有するフジテレビ幹部が極秘に接触したとの情報がある。さらに新球団の本拠地についても、ヤクルトの神宮とロッテの千葉マリンをダブルフランチャイズ制とする案などが検討されている。
巨人・渡辺オーナーの盟友である日本テレビの氏家会長は6月28日、今後、合併する可能性のある球団について「そこはかとない噂は聞いている。(セ球団の)可能性もなくはない」と意味深な発言をしているが、このセ球団とはヤクルトのことを指していると受け取れる。加えて日本ハム・小嶋オーナー代行が首都圏に5球団が存在し、ファンを奪い合う格好となっている現状に疑問を投げかけたことも、ヤクルト、ロッテ合併の動きを察知してのもの、と解釈できる。いずれも10球団1リーグ制に向けたオーナー間の調整が進んでいることをうかがわせるもので、現に横浜の砂原オーナーは、他球団のオーナーと情報交換していることを認めている。
こうした中、ヤクルトがロッテとの話し合いで「東京に固執する姿勢を崩さない」との情報もある。近鉄―オリックス同様、フランチャイズ問題がネックとなる可能性はあるが、両球団は基本的には合併に前向きとみられ、球界上層部も成り行きを注視している。
◆ヤクルト 90年代に野村監督の下で4度のリーグ優勝と3度の日本一を達成。球界屈指の強豪へ成長した。だが、ヤクルト本社がデリバティブ(金融派生商品)取引に失敗し、約1000億円の巨額損失を計上した98年から球団も経費削減路線へ。高年俸選手の放出もあって観客動員は92年の247万7000人から昨年は174万1000人へ減少。年間赤字は10〜15億円といわれる。
◆ロッテ 74年を最後にリーグ優勝がなく、90年以降、Aクラスはバレンタイン監督が前回指揮を執った95年の2位だけ。その一方で4度最下位に沈んでいる。本拠地を千葉へ移転した92年には過去最高の130万5000人を動員したが、長期低迷で、その後の観客動員は伸び悩み。慢性的な経営不振で昨年は約34億円の赤字を計上している。
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