タバコで公表されているタール・ニコチン量とはロボットにタバコを吸わせてロボット内の濾紙に付着する量です。
ロボットは60秒おきに2秒間かけて35ml吸引します。
これをタバコの残量がフィルターの巻紙+3mmの長さになるまで繰り返します。
これで濾紙に付着したタール・ニコチン量を計測し、公表しているわけです。
1分間で35mlしか吸い込まない喫煙者はおりませんので、当然ニコチンタール量は実態とかけ離れています。
さて、ニコチン・タールは有害なのでタバコ屋としてはできるだけ低めに表示したい。
でもニコチンは多めに人体に吸収してもらってタバコ依存症になるようにたっぷり入れたい。
そのためにはニコチンタールが濾紙を素通りして付着しにくいようにガス状になるようにアンモニアを添加します。
アンモニアにより95%のニコチンがガス化されます。
タバコの副流煙が眼に刺激があるのはこのアンモニアのためです。
もうひとつ、60秒おきに吸い込む回数を少なくすれば良い、という考えでロボットが吸ってない間は速く燃え尽きてもらうように燃焼促進剤が入っています。
燃焼促進剤としては硝酸ナトリウムが入っているようです。これはマッチにも入っているものです。
ちなみにアンモニアは吸い込んでも有害で、当然喘息のように咳き込みます。
その対策として、喘息治療薬の成分も添加されて咳き込まないように気管支拡張して効率よくニコチンを吸収させようとしています。
タバコは何気ないようでもニコチン依存を作り出すように綿密に計算されたハイテク商品なのです。
さらにアンモニアでアルカリにしたニコチンは人体に吸収しやすいのです。
アンモニアの悪臭は特に迷惑なものですが、決してタバコ会社がアンモニア添加をやめないのはこのためです。
タバコ会社の幹部は「タバコはガキ・貧乏人・馬鹿のために売る」と公言しています。
タール・ニコチン量表示を信用する人はタバコ会社のターゲットなのです
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